大晦日となりました。本年もいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
思えば4月に「連翹忌運営委員会代表」という肩書を拝命、光太郎顕彰に専念することとなり、北川太一先生から名跡を引き付いた冊子「光太郎資料」を2回刊行するかたわら、各地で行われたイベント等にお邪魔いたしました。花巻、仙台、石巻、女川、二本松、川内村と、やはり東北が多かったのですが、その他群馬、長野、和歌山、福岡にも。東京や横浜は調査もあったため数えきれず……。
おそらく来年もそうなると思います。ありがたいことにすでに講師依頼なども数件舞い込んできています(日程さえ合えば何処へなりとも参上いたします)。
そうした中で、多くの方から励ましのお言葉、「光太郎資料」送付に対する過分なる御礼の御手紙等いただきました。また、各地でのイベントの御案内、新しく世に出た書籍・雑誌等の御恵贈にもあずかりました。ありがとうございます。
それ以外にも古書店の目録やら、註文した書籍などもあり、そんなこんなで、当方の自宅兼事務所には郵便物が多く届きます(郵便屋さんには『この家は一体何なんだ?』と思われているかも知れません)。最近は宅配業者さんのメール便なども多いのですが、やはり郵便が主流です。
郵便といえば切手。皆様方から届いた郵便物に貼られていた切手を切り取り、使用済み切手を収集している団体-公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)様に寄附しました。以前は個人名で送っていたのですが、今回、「高村光太郎連翹忌運営委員会」名義で送りました。すると先週、その団体から御礼状が届きましたので、ご報告いたします。
こちらでは使用済み切手を集めて換金、日本人保健医療スタッフをアジア・アフリカや東日本大震災被災地に派遣する一助としています。皆様から寄せられた郵便物に貼られていた切手が、こういうところに役立っています。
今月分の寄附団体として、JOCS様のサイトにて高村光太郎連翹忌運営委員会も名前を載せていただきました。
今後もこれは継続していこうと思っております。
今日も早速、宮城の荒井真澄様より来春行われるピアノコンサート・墨画展のご案内をいただきました。かわいらしい切手が貼ってあり、次回寄付に向けての第1号です。
ピアノコンサート・墨画展は、5月のこのブログで御紹介した「シューマンと智恵子抄」のお三方(朗読・荒井真澄さん/ピアノ・齋藤卓子さん/墨画・一関恵美さん)のユニットによるものです。また改めて御紹介します。
さて、ブログの方ですが、5月に開設以来、243日間、今日まで1日も休むことなく更新し続けました。閲覧いただきありがとうございました(やはり鉄道ネタの日は閲覧数が多いということがわかりました)。行き当たりばったりで、内容の薄い時も多いのですが、新着情報の紹介という意味ではそれなりに機能したかと思います。来年も休まず更新していきますので、よろしくお願いいたします。