テレビ番組の再放送情報です。
まず「日曜美術館」本編45分の後におまけで放映される15分の「アートシーン」。全国の展覧会情報を紹介するコーナーです。信州安曇野の碌山美術館さんで開催中の特別企画展「」が取り上げられます。本放送は10月4日(日)でした。
「ニューヨークの藤田嗣治」〜1月11日 軽井沢安東美術館▼「高村光太郎・智恵子展」〜11月23日 碌山美術館▼「川端龍子プラスワン 川内理香子 LOVE,Wild Grape,Tiger,heart」〜11月8日 大田区立龍子記念館▼「梅野隆 美との対話」〜11月23日 東御市梅野記念絵画館・ふれあい館▼「松本陽子 宵の明星を見た日」〜11月1日 いわき市美術館
15分の番組中の2分ほどでした。メインが軽井沢安東美術館さんの「ニューヨークの藤田嗣治」展。それから東御市の梅野記念絵画館さんでの「梅野隆 美との対話」も紹介されるとあって、視聴する前は信州で一気にロケをやったのかなと思っておりましたが、碌山美術館さんの部分はロケではなく同館から提供されたであろう髙村達氏撮影の画像などを使っての紹介でした。
本放送が10月7日(水)でした。すると、その日のうちにX(旧ツイッター)に「不意に歴史探偵で出てくる高村光太郎」とか「高村光太郎、何やってんねんwww #歴史探偵」といった投稿。翌朝それに気づいて録画してあったものを見てみたところ、確かに光太郎に言及されていました。
番組全体が「暗殺事件と日本人」ということで、主に幕末から昭和戦前にかけての暗殺事件を追うものでしたが、時に暗殺実行者が世間でヒーロー扱いされたこともあったという文脈の中で……
伊勢神宮に対する不敬行為があったという理由で、当時の文部大臣・森有礼を暗殺した西野文太郎がらみ。
明治22年(1889)の事件後、谷中にあった西野の墓を詣でるとくじ運がよくなるという都市伝説が広まったそうです。
すると、谷中に住んでいた幼い光太郎もその恩恵を受けた(笑)という流れ。
昭和20年(1945)の1月に出た雑誌『美術』第2巻第1号に載った談話筆記「回想録」(今泉篤男筆録)にそのくだりがあります。
子供の時、私は籤を引くと必ず当るのでよく雇はれたものだ。当るのには訳があつて私は谷中の墓地は隅々まで精通してゐたから、文部大臣の森有礼を暗殺した西野文太郎の墓石を砕いてその一片(ひとかけ)を懐にして行くのである。私には確信があつて、此を持つてゆけば当ると信じて行けば必ず当るのである。よく無尽講の籤引に頼まれて行つて三四度当てた。父と時々往来してゐた牙彫の旭玉山さんのところの無尽講にも、誰かに頼まれて行つて当てたことを覚えてゐる。
「無尽講」というのは昔の庶民の知恵で、メンバーがあらかじめ積み立てをし、ある程度たまったところでとか、定期的にとかでくじ引きを行って、当たった者がそれを使えるというシステムで、頼母子講とも云います。そのくじ引き役を幼い光太郎がよく頼まれて実際に連戦連勝だったと、まぁかなり盛ってるのではないかと思われますが(笑)。あるいは「エスパーか?」と突っ込みたくなります(笑)。
その際の必勝アイテムが西野の墓石の破片だったとのことですが、「回想録」当該箇所をよく読むと「西野文太郎の墓石を砕いてその一片(ひとかけ)を懐にして行く」とあるので、そのたびごとに墓石を砕いて行ったようです。何とも罰当たりな(笑)。まさに「高村光太郎、何やってんねんwww 」ですね(笑)。
こうした墓石の破片をお守り代わりにするというのは他にも例があって、両国回向院さんにある長年捕まらなかった鼠小僧次郎吉のそれはギャンブルに霊験あらたかとか、「難関にもするりと入れる」からと受験のお守りになるとか云われていました。現在では削り取る専用のお前立ちの石材が墓の前に据えられているそうです。
さて、再放送というと、もうすでに最近2回ご紹介しましたが(笑)、昨秋に初回放映があり、当方がVで出演しました「グレーテルのかまど 高村光太郎のレモンコーヒー」の再放送も10月13日(火) 01:00~01:25にあります。
それぞれ配信もありますし、ぜひご覧下さい。
まず「日曜美術館」本編45分の後におまけで放映される15分の「アートシーン」。全国の展覧会情報を紹介するコーナーです。信州安曇野の碌山美術館さんで開催中の特別企画展「」が取り上げられます。本放送は10月4日(日)でした。
[再]
NHK Eテレ 10月11日(日) 20:45~21:00「ニューヨークの藤田嗣治」〜1月11日 軽井沢安東美術館▼「高村光太郎・智恵子展」〜11月23日 碌山美術館▼「川端龍子プラスワン 川内理香子 LOVE,Wild Grape,Tiger,heart」〜11月8日 大田区立龍子記念館▼「梅野隆 美との対話」〜11月23日 東御市梅野記念絵画館・ふれあい館▼「松本陽子 宵の明星を見た日」〜11月1日 いわき市美術館
15分の番組中の2分ほどでした。メインが軽井沢安東美術館さんの「ニューヨークの藤田嗣治」展。それから東御市の梅野記念絵画館さんでの「梅野隆 美との対話」も紹介されるとあって、視聴する前は信州で一気にロケをやったのかなと思っておりましたが、碌山美術館さんの部分はロケではなく同館から提供されたであろう髙村達氏撮影の画像などを使っての紹介でした。
ちなみに碌山美術館さんの特別企画展「高村光太郎没後70年 高村智恵子生誕140年 高村光太郎・智恵子展」、10月18日(日)には学芸員・武井敏氏による関連行事としての講座があります。
もう1件。

NHK総合 10月12日(月) 23:50〜00:35
坂本龍馬・井伊直弼・大久保利通・犬養毅。共通点は“暗殺”されたこと。かつて日本に暗殺はびこる時代あり…。今回は幕末から昭和初期までの暗殺事件を徹底調査!幕末に暗殺が多発した理由は?明治時代、暗殺犯を主人公にした小説はなぜ流行したのか?五・一五事件で全国から暗殺犯の減刑を強く求める声が湧き上がったのは一体なぜ?時代が大きく変わりゆく中、日本人は暗殺事件をどのように受け止めてきたのか、その背景に迫る。
【司会】佐藤二朗 片山千恵子
【出演】多摩大学客員教授・歴史研究家 河合敦
【リポーター】秋鹿真人
【出演】多摩大学客員教授・歴史研究家 河合敦
【リポーター】秋鹿真人
番組全体が「暗殺事件と日本人」ということで、主に幕末から昭和戦前にかけての暗殺事件を追うものでしたが、時に暗殺実行者が世間でヒーロー扱いされたこともあったという文脈の中で……
伊勢神宮に対する不敬行為があったという理由で、当時の文部大臣・森有礼を暗殺した西野文太郎がらみ。
明治22年(1889)の事件後、谷中にあった西野の墓を詣でるとくじ運がよくなるという都市伝説が広まったそうです。
すると、谷中に住んでいた幼い光太郎もその恩恵を受けた(笑)という流れ。
昭和20年(1945)の1月に出た雑誌『美術』第2巻第1号に載った談話筆記「回想録」(今泉篤男筆録)にそのくだりがあります。
子供の時、私は籤を引くと必ず当るのでよく雇はれたものだ。当るのには訳があつて私は谷中の墓地は隅々まで精通してゐたから、文部大臣の森有礼を暗殺した西野文太郎の墓石を砕いてその一片(ひとかけ)を懐にして行くのである。私には確信があつて、此を持つてゆけば当ると信じて行けば必ず当るのである。よく無尽講の籤引に頼まれて行つて三四度当てた。父と時々往来してゐた牙彫の旭玉山さんのところの無尽講にも、誰かに頼まれて行つて当てたことを覚えてゐる。
「無尽講」というのは昔の庶民の知恵で、メンバーがあらかじめ積み立てをし、ある程度たまったところでとか、定期的にとかでくじ引きを行って、当たった者がそれを使えるというシステムで、頼母子講とも云います。そのくじ引き役を幼い光太郎がよく頼まれて実際に連戦連勝だったと、まぁかなり盛ってるのではないかと思われますが(笑)。あるいは「エスパーか?」と突っ込みたくなります(笑)。
その際の必勝アイテムが西野の墓石の破片だったとのことですが、「回想録」当該箇所をよく読むと「西野文太郎の墓石を砕いてその一片(ひとかけ)を懐にして行く」とあるので、そのたびごとに墓石を砕いて行ったようです。何とも罰当たりな(笑)。まさに「高村光太郎、何やってんねんwww 」ですね(笑)。
こうした墓石の破片をお守り代わりにするというのは他にも例があって、両国回向院さんにある長年捕まらなかった鼠小僧次郎吉のそれはギャンブルに霊験あらたかとか、「難関にもするりと入れる」からと受験のお守りになるとか云われていました。現在では削り取る専用のお前立ちの石材が墓の前に据えられているそうです。
さて、再放送というと、もうすでに最近2回ご紹介しましたが(笑)、昨秋に初回放映があり、当方がVで出演しました「グレーテルのかまど 高村光太郎のレモンコーヒー」の再放送も10月13日(火) 01:00~01:25にあります。

【高村光太郎書誌】
詩華集 83 『日本現代詩大系 第五巻 近代詩 二』普及版
昭和28年(1953)1月15日 河出書房 矢野峰人編
収録作家
人見東明 加藤介春 三富朽葉 前田夕咲 佐藤楚白 今井白楊 齋藤青羽 永井荷風
森川葵村 高村光太郎 上田敏 佐藤清 茅野蕭々 平野万里 長田秀雄 栗山茂
佐々木好母 千葉莫哀 長島豊太郎 出野青煙 竹友藻風 日夏耿之介 柳沢健 熊田精華
北村初雄 菊池香一郎 富田砕花 生田春月 矢野峰人 石川道雄 平井功 齋藤潔
向井夷希微
光太郎詩は詩集『道程』しゅうろくの全篇、その後の作の「無為の白日」「海はまろく」「雨にうたるるカテドラル」「クリスマスの夜」「落葉を浴びて立つ」「清廉」「夜の二人」「あどけない話」「山麓の二人」「レモン哀歌」と、かなりの数が収録されています。
収録作家
人見東明 加藤介春 三富朽葉 前田夕咲 佐藤楚白 今井白楊 齋藤青羽 永井荷風
森川葵村 高村光太郎 上田敏 佐藤清 茅野蕭々 平野万里 長田秀雄 栗山茂
佐々木好母 千葉莫哀 長島豊太郎 出野青煙 竹友藻風 日夏耿之介 柳沢健 熊田精華
北村初雄 菊池香一郎 富田砕花 生田春月 矢野峰人 石川道雄 平井功 齋藤潔
向井夷希微
光太郎詩は詩集『道程』しゅうろくの全篇、その後の作の「無為の白日」「海はまろく」「雨にうたるるカテドラル」「クリスマスの夜」「落葉を浴びて立つ」「清廉」「夜の二人」「あどけない話」「山麓の二人」「レモン哀歌」と、かなりの数が収録されています。








































































































は同番組の斬新さ、面白さが評価され、伊丹十三賞を受賞した。























































































































































































































































































































































