智恵子さん、岩手は気に入りましたか、好きですか?~高村光太郎の山小屋暮らし7年~
彫刻家で詩人の高村光太郎はなぜ岩手の山小屋で7年も独居自炊の生活を送ったのか。美の巨人が貫いた亡き妻・智恵子への愛、岩手の人と自然に対する強い思いに迫る。
保坂悦子(花巻市在住・バー経営)
中村好文(建築家)
光太郎が戦後の7年間を過ごした花巻郊外旧太田村の山小屋(高村山荘)、隣接する高村光太郎記念館さんなどでロケが行われています。
そういうわけで光太郎の山小屋、さらに建築ということになると、山小屋に移る直前の1ヵ月ほどを過ごし、その後も街に出て来た時は定宿としていた花巻病院長・佐藤隆房邸の離れも取り上げられるそうです。
また、保坂悦子さんという方、おそらく『花巻まち散歩マガジン Machicoco(マチココ)』さんの連載「光太郎レシピ」に関わられているのでしょう。山小屋での光太郎の「食」的な内容も盛り込まれているようです。
さらに、光太郎もたびたび宿泊した大沢温泉さん。
追記 下記カット、大沢温泉さんではなく、志戸平温泉さんでした。
おそらく後半は、智恵子にスポット。
智恵子の故郷・福島二本松でのロケも敢行されました。
二本松霞ヶ城。
智恵子記念館さん。
隣接する戸田屋商店さん。
岩手の皆さん、ぜひご覧下さい。
しかし、岩手のみでの放映というのも勿体ない気がします。めんこいテレビさんはフジテレビさん系列のようで、地上波で、とはいいませんが、BSフジさんあたりででも全国放映していただきたいものです。
【折々のことば・光太郎】
詩は小生にとつて生活行動と芸術衝動との安全弁の役をしてゐます。しかしこれではなぜ詩を書くかといふ問の答にはなりませんね。