信州安曇野から三陸女川への4泊5日の出張を終えて帰宅したところ、花巻高村光太郎記念館さんから宅配便が届いておりました。
同館にて刊行の展示品図録的な書籍『光太郎 Kotaro Takamura 1883-1956』。

縦横25㌢の正方形という特殊な判型で、オールカラー48頁。充実した内容です。当方、一部を執筆し、「監修」ということにしていただいています。
抜粋で画像を提示します。ただ、校正途中に送られてきたPDFファイルから採りましたので、若干、完成品とは異なりますが、大筋はこの通りです。

四季折々のイメージ画像をバックにした光太郎詩。4篇、8頁。



ブロンズ彫刻、書作品、遺品などの同館展示物の画像。
展示品以外にも、光太郎芸術の紹介ということで、木彫の写真も。

さらには、光太郎、父・光雲、妻・智恵子の紹介、賢治や宮沢家との交流、花巻郊外太田村での生活、盛岡や花巻町などのゆかりの地の紹介などなど充実の内容。これで税込定価2,000円はお買い得です。
案内と、FAX注文書を載せておきます。プリントアウトしてご使用下さい。


【折々の歌と句・光太郎】
とほどほしわれ必ずのせめてもの夏山夏野ただみどり濃き
明治34年(1901) 光太郎19歳