まず、智恵子の故郷・福島県二本松市から学校給食の話題。
3月4日(火)の給食が「油井小の「ほんとの空給食」」だったそうでした。おそらく、ですが二本松市内旧安達町区域の給食のメニューが同一で、時折、各学校さんからメニューの考案なりリクエストなりが上がってきて、そのうちの一つが「ほんとの空給食」なのだと思われます。以前にも油井小学校さん、同じく旧安達町の川崎小学校さんによる「ほんとの空給食」をご紹介しました。

「サラダでげんき」は、角野栄子さんのご執筆。病気のお母さんに元気を出してもらおうと、主人公の「りっちゃん」が動物たちの力を借りてサラダを作る、というお話だそうです。
犬猫雀はともかく、シロクマやアフリカ象(笑)。夢のあるお話ですね。
ちなみに油井小学校さんのこの日の給食時、「お昼の放送ではいつものように、給食委員会が献立の紹介をして、放送委員会が楽しいクイズを出して終わりました。が、その後6年生が電波ジャック。「1年生から5年生のみなさん、6年生を送る会ありがとう。とっても楽しかった。5年生の鼓笛もすばらしかった。」と6年生を送る会への感謝と、新鼓笛隊へエールを送ってくれました。先生には断っていなかったそうですが、言わずにはいられない「思い」があったようでした。心を動かされた6年生の、心温まる放送に、全校生がほっこりしました。」だそうで。不覚にもうるっと来てしまいました(笑)。
続いて、光太郎第二の故郷、岩手花巻から。
毎月ご紹介していますが、(愛称・賢治と光太郎の郷)さんのテナント「」さんで、毎月15日に限定販売されている豪華弁当・。メニュー考案にあたられているやつかの森LLCさんから今月分の画像をいただきました。

今月分は「鮭の塩焼き」、「豚肉の味噌焼き」、「いかと大根の煮物」、「ほうれん草のおひたし」、「塩麹入り卵焼き」、「炒飯」、「黒千石ご飯」、「紫芋の甘煮」、「みかん」、「漬物」。彩り的にも素晴らしいと思いました。
やつかの森さん、花巻市東和地区の「ワンデイシェフの大食堂」さんでは、月に一度「こうたろうカフェ」として出店なさっています。厳冬期にはお休みされていますが、今月から復活。次回が3月25日(火)だそうで、メニューは「鶏むねのロースト~なぞソース~」、「たまご巾着」、「バッケ味噌のピザ」「イカ風味大根」、「春わかめの三色和え」、「お新香」、「きざみのせご飯」、「生麩のすまし汁」、「干柿のミルフィーユ」、「コーヒー」。「なぞソース」って何だ? ですが(笑)。
「バッケ」はふきのとう。ピザに使うか? という感じですが、意外と合うかもしれません。干柿を使ったミルフィーユというのも面白そうですね。
「ほんとの空給食」、「光太郎ランチ」、「こうたろうカフェ」、それぞれ末永く続いてほしいものです。
【折々のことば・光太郎】
小包二個到着、季節のさきがけ筍をいただき、又毛皮も拝受しました。筍は早速調理しましたが此辺にない孟宗竹なので珍らしく美味にいただきました。
花巻郊外旧太田村の山小屋、全国の支援者が土地のものを送ってくれるので、変化に富んだ食卓でした。野末は静岡浜松在住でした。