まずは光太郎第二の故郷・岩手花巻から。
移住者交流会・花巻めぐりバスツアー 花巻エリア編
10時00分 まなび学園出発
15時00分 アンケート記入・解散
対 象 : 花巻市へ移住希望の方 花巻市外からの移住者(時期は問いません)
高村光太郎記念館、花巻図書館、花巻市文化会館
〆 切 : 6月5日(水)
なるほどね、という感じですね。高村光太郎記念館さんも廻って下さるということで、ありがたいところです。
他の自治体等のこの手の事業の関係者さん、ご参考までに。
もう1件、福岡から市民講座の情報です。
遊友塾 日本の文学作品を読む 第3回
講 師 : 船津正明先生(元九州大学非常勤講師)
「道程」に関しては、令和2年(2020)に開催された同じ遊友塾さんの講座でも扱われていました。
こちらも主体は自治体さんのようです。そうでないとなかなか「無料」というわけにはいかないでしょう。
当方もあちこちで市民講座講師を務めさせて頂いておりますが、やはり自治体さん等が主体で「無料」の際にはそこそこ集まるものの、民間の運営で「有料」となると人集めに苦労する場合があるようです。
過日ご紹介した6月9日(日)にやはり花巻で行われる「五感で楽しむ光太郎ライフ」、「有料」の、しかも1,000円(ほぼ昼食代ですが)ということで、どうなのかなと思っていたのですが、定員を上回る103名もの申込があったと言うことで、胸をなで下ろしております。
閑話休題、上記2件、ご興味おありの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
今日は青年達が集つて小屋のまはりにヤトヂを造つてくれました。此の風除けが出来ると城砦のやうになり、まつたく冬らしくなります。其後雨がふつて雪は消えました。
宮崎稔宛書簡より 光太郎65歳
「ヤトヂ」は「家閉じ」なのでしょう。茅(かや)の束で家屋の周りを囲み、雪よけとするものです。この年は11月12日に初雪、さっそく3㌢ほど積もったそうです。