『福島民報』さんの記事で、智恵子の故郷、福島二本松からの情報です。

周遊観光タクシーが20日から半額 来年2月末まで 福島県二本松市

 夏の観光シーズンに合わせ、福島県二本松市内の名所を巡る「にほんまつ周遊観光タクシー」が20日から通常の半額で利用できる。二本松地区ハイヤータクシー経営者協議会の企画で来年2月末まで。
 JR二本松駅と岳温泉発着で市内を巡る15コースを想定している。4人乗りの小型の場合、二本松駅発着で霞ケ城公園、智恵子の生家、市内各蔵元を巡る「ほろ酔いコース」は、通常1万円が5000円に、岳温泉発二本松駅着で東北サファリパーク、霞ケ城公園、安達ケ原などを巡るルートは通常1万2000円が6000円になる。
 問い合わせ、予約はタクシーを運行する昭和タクシーか、丸やタクシーへ。

二本松市さんのサイトに、パンフレットが出ています。
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昨年も同様のキャンペーンを打っていましたが、好評につき、今年も実施、というところでしょうか。現地では、路線バスも無くはないのですが、やはり玄関横付けで廻れるタクシーの方が楽でしょう。

公共交通機関を利用してあちら方面に行かれる際には、ぜひご利用下さい。

【折々のことば・光太郎】

ひる前藤島宇内氏の「谷間より」といふ題簽を二枚書き封書にする。


昭和23年(1948)6月8日の日記より 光太郎66歳

藤島宇内は、当会の祖・草野心平の『歴程』に拠った詩人です。『歴程』同人の中では、戦後、いち早く光太郎が蟄居生活を送っていた花巻郊外旧太田村の山小屋を訪れています。

その後も、昭和27年(1952)になって、光太郎最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」制作の際には、青森県とのパイプ役の一人となり、さらに光太郎上京後には、中野のアトリエに足繁く通い、身の回りの世話等をしてくれました。
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