次の火曜日あたりにご紹介しようかと思っていたテレビ放映情報ですが、その頃は花巻レポートを書いているはずですので、少し早めに。
歴史に名を残す人物の誕生の地や活躍の舞台、終の棲家などを訪ねます。今も残る建物や風景から彼らの人生が浮かび上がってきます。
ナレーション 日本テレビアナウンサー辻岡義堂
全6回(毎週水曜夜)中の3回目となります。
大正元年(1912)夏、光太郎が写生旅行に来ていた千葉銚子・犬吠埼に、智恵子が追いかけてきて、愛を確かめ合うこととなった件が紹介されます。
7月7日(水)放映の第2回は、フランス・パリ。明治41年(1908)から翌年にかけて滞在した光太郎が、芸術上の開眼を果たした、という内容でした。
まずはサント・シャペル教会。
セーヌ川からのエッフェル塔遠景。
光太郎が敬愛したロダン作「考える人」。
サンミッシェルの噴水。
フランスの偉人たちを祀る霊廟、パンテオン。
サント・シャペル教会やサンミッシェルの噴水、パンテオンは、帰国後の明治45年(1912)に発行された雑誌『旅行』に寄せた「曽遊紀念帖」という文章に、光太郎の旅レポとして、写真入りで紹介されています。
ラストは凱旋門の遠景。
犬吠篇も楽しみです。
もう1件。
本人登場…アノ<有名女優>が20代で<巨匠彫刻家>のモデル!?衝撃鑑定額■特別企画<今田&福澤のお宝探し旅>…超絶値お宝が続出■超貴重<宇宙秘宝>に驚き値
系列の地上波テレビ東京さんで、4月20日(火)に放映された回です。
「巨匠彫刻家」は、光雲の孫弟子にして、JR東北本線二本松駅前の智恵子像「ほんとの空」、同じく安達駅前の「今ここから」の作者、故・橋本堅太郎氏。
番組では、氏の紹介の部分、非常に見応えがありました。
で、鑑定依頼品。
というわけで、高畑さんご本人もご出演。
モデルを務められた際の思い出等が語られました。
ネタバレですみませんが、鑑定金額は……。
鑑定士の日大芸術学部・大熊敏之氏も大絶賛の逸品でした。
その他のコーナー、北海道似鳥美術館さんの紹介の中で、光雲の木彫もちらっと取り上げられます。
それぞれ、視聴可能な方、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
ひる過学校の子供三人郵便物届けにくる。何かやると子供等の間によからぬ事起りさうに見える。
「学校」は、蟄居生活を送っていた花巻郊外旧太田村の山小屋近くにあった、太田小学校山口分教場(のち、山口小学校に昇格)。郵便はその分教場までしか届けてもらえず、光太郎が自分で取りに行ったり(同時に差し出し分を預かってもらいました)、教師や児童が届けてくれたりしていました。
中には、光太郎がお駄賃にと、雑誌や食べ物をくれるので、それを目当てに、という子供もいたようで、光太郎、そういう気配を感じ取ったようです。
心に刻む風景 高村光太郎・智恵子③ 千葉県犬吠埼…運命の再会 いやなんです あなたのいってしまふのが よその男のこころのままになるなんて
地上波日本テレビ 2021年7月14日(水) 21:54〜22:00歴史に名を残す人物の誕生の地や活躍の舞台、終の棲家などを訪ねます。今も残る建物や風景から彼らの人生が浮かび上がってきます。
#3 舞台(犬吠埼)
写生旅行のために光太郎は犬吠埼を訪れていた。
この時、光太郎にとって智恵子は気になる存在であったが
智恵子には縁談が。
しかし、智恵子は光太郎の元にやってくる。
全6回(毎週水曜夜)中の3回目となります。
大正元年(1912)夏、光太郎が写生旅行に来ていた千葉銚子・犬吠埼に、智恵子が追いかけてきて、愛を確かめ合うこととなった件が紹介されます。
7月7日(水)放映の第2回は、フランス・パリ。明治41年(1908)から翌年にかけて滞在した光太郎が、芸術上の開眼を果たした、という内容でした。
まずはサント・シャペル教会。
セーヌ川からのエッフェル塔遠景。
光太郎が敬愛したロダン作「考える人」。
サンミッシェルの噴水。
フランスの偉人たちを祀る霊廟、パンテオン。
サント・シャペル教会やサンミッシェルの噴水、パンテオンは、帰国後の明治45年(1912)に発行された雑誌『旅行』に寄せた「曽遊紀念帖」という文章に、光太郎の旅レポとして、写真入りで紹介されています。
ラストは凱旋門の遠景。
犬吠篇も楽しみです。
もう1件。
開運!なんでも鑑定団【アノ有名女優が巨匠の彫刻に!?&お宝探し旅で超絶値】
BSテレ東 2021年7月15日(木) 19:49〜20:49本人登場…アノ<有名女優>が20代で<巨匠彫刻家>のモデル!?衝撃鑑定額■特別企画<今田&福澤のお宝探し旅>…超絶値お宝が続出■超貴重<宇宙秘宝>に驚き値
知人から「会社を畳むのでもらってほしい」と頼まれた木彫りの裸婦像。あまりの美しさにひと目で気に入り、タダでもらうのも心苦しく100万円で購入した。実は、ある有名女優が若手時代にモデルを務めた作品だというのだが、似ているような似てないような…。スタジオにはまさかの女優本人登場でお宝とご対面。鑑定結果に一同驚愕!
出演者
【MC】今田耕司、福澤朗
【ゲスト】加藤綾菜
【アシスタント】片渕茜(テレビ東京アナウンサー)
【出張鑑定】今田&福澤の北海道小樽・お宝見つけ隊!
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
系列の地上波テレビ東京さんで、4月20日(火)に放映された回です。
「巨匠彫刻家」は、光雲の孫弟子にして、JR東北本線二本松駅前の智恵子像「ほんとの空」、同じく安達駅前の「今ここから」の作者、故・橋本堅太郎氏。
番組では、氏の紹介の部分、非常に見応えがありました。
で、鑑定依頼品。
というわけで、高畑さんご本人もご出演。
モデルを務められた際の思い出等が語られました。
ネタバレですみませんが、鑑定金額は……。
鑑定士の日大芸術学部・大熊敏之氏も大絶賛の逸品でした。
その他のコーナー、北海道似鳥美術館さんの紹介の中で、光雲の木彫もちらっと取り上げられます。
それぞれ、視聴可能な方、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
ひる過学校の子供三人郵便物届けにくる。何かやると子供等の間によからぬ事起りさうに見える。
昭和23年(1948)4月17日の日記より 光太郎66歳
「学校」は、蟄居生活を送っていた花巻郊外旧太田村の山小屋近くにあった、太田小学校山口分教場(のち、山口小学校に昇格)。郵便はその分教場までしか届けてもらえず、光太郎が自分で取りに行ったり(同時に差し出し分を預かってもらいました)、教師や児童が届けてくれたりしていました。
中には、光太郎がお駄賃にと、雑誌や食べ物をくれるので、それを目当てに、という子供もいたようで、光太郎、そういう気配を感じ取ったようです。