都内から演劇公演の情報です。

ひなた村劇団第40回公演「青鞜の女たち」

期 日 : 2021年4月24日(土)
      東京都町田市本町田2863
時 間 : Aキャスト13:00~ Bキャスト16:00~
料 金 : 無料(要予約)

明治44年、日本初の女性の手による女性の為の雑誌「青鞜」が発刊された。「元始女性は太陽であった」
中心となった人物が、フェミニスト、平塚雷鳥。そして、彼女の思想に賛同した、神近市子、長沼智恵子、伊藤野枝、物集和子らとともに活動を開始する。
そこに、目をつけたのが、評論家の生田長江。彼の紹介で、歌人の与謝野晶子、女優 松井須磨子、作家 田村俊子などを巻き込み、雑誌「青鞜」は華々しく創刊するが…。
明治の後半、欧米ではフェミニズムが叫ばれていた時代、日本では、女性には良妻賢母の道しかなかった。
そんな時代に彼女たちは、何を感じ、何を考え立ち上がったのか。
社会の風に逆らいながらも強く光り輝く女性たちの物語。

《ご予約方法》
コロナ感染拡大防止の為、席数を制限しております。
観覧ご希望の方は、お手数ですが次のいずれかの方法で事前予約をお願い致します。
①ひなた村劇団員・舞台出演者に直接予約
②メールで予約 info.hinatamuragekidan@gmail.com
③電話で予約 050-5896-1376
尚、コロナ感染症の状況によってはチラシ記載事項に変更がある場合がございます。
ホームページ、ツイッターなどでご確認ください。
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というわけで、智恵子も登場。『青鞜』メンバーを描く舞台等の場合、その最初期だけ関わった智恵子はあまり登場しないのですが、今回はしっかりキャストに入っています。ありがたし。

この公演、元々は昨年5月に予定されていたのですが、新型コロナのため延期となり、1年越しで実現することになりました。ただ、客席数を減らす対応をなさるそうで、先日、予約の電話を入れた際には既にキャンセル待ち、ということでした。

とりあえずこういう公演があるんだよ、という情報としてご紹介いたします。

【折々のことば・光太郎】

「展望」へ十五日まで詩稿を送る旨ハカキ速達 分教場にゆきしが配達夫既に来てしまひたり。ハカキをあづける。


昭和22年6月1日の日記より 光太郎65歳

何気に書かれていますが、「詩稿」は、自らの生涯を振り返り、戦争責任を省察した連作詩「暗愚小伝」です。