智恵子の故郷、福島二本松から市民講座の情報です

智恵子講座2020

期 日 : 2020年11月3日(火・祝) 11月15日(日) 11月23日(月・祝) 12月20日(日)
会 場 : 福島県男女共生センター 福島県二本松市郭内一丁目196-1
時 間 : 11/3のみ14:00~ 他は10:00~
料 金 : 通しで4,000円 各回1,000円
主 催 : 智恵子のまち夢くらぶ
申 込 : 熊谷 090-7075-6743



テーマ 「高村光太郎の人生と芸術」
彫刻家であり詩人で智恵子の夫の高村光太郎。十和田湖畔の裸像や詩集「智恵子抄」「道程」は余りにも有名。智恵子と共に美と愛を貫いたその人生と芸術に迫ります。 参加者に「智恵子抄」をプレゼント。

講師
11/3   西浦基  (高村光太郎研究会)
11/15 小山弘明 (高村光太郎連翹忌運営委員会代表)
11/23 熊谷健一 (智恵子のまち夢くらぶ代表)
12/20 澤正宏  (福島大学名誉教授) 
004
というわけで、当方も講師に名を連ねさせていただいております。当方はパワーポイントのスライドショーを使い、光太郎の生涯を総合的、俯瞰的に紹介する予定です。

コロナ禍でいろいろ中止になるイベントが多い中、貴重な機会です。1回のみの参加も可。ぜひどうぞ。


【折々のことば・光太郎】

教わつてできたものではなく、こつちが圧倒される、賢治の詩を本当に読める人は偉いものだ

講演筆録「岩手は日本の背骨 後編 ノロイが堅実」より
昭和24年(1949) 光太郎67歳

9月28日の地方紙『花巻新報』第115号に掲載された文章から。9月21日、賢治祭に因んで花巻文化劇場で開催された講演の筆録です。2回に分けての掲載で、10月7日発行の第116号に掲載された後編のみ、『高村光太郎全集』第20巻に収められていますが、それに先立つ前編を数年前に発見しました。

ある種、難解なところもある宮沢賢治の詩。わかったつもりでいる人が多いけれど、上っ面だけの理解にとどまっているのではないか、という箴言ですね。