昨日に引き続き、花巻ネタで。
地方紙『岩手日日』さんの記事から。
同館ブログによれば、「道の駅の開業に合わせて、私達も何かお土産になるものを、と昨年から考え、ついに実現したキャンディです。中身の味は勿論、デザインなど細かいところまで検討しました。あまりにも検討しすぎて、納品がギリギリでした。」だそうで。
来月には同館で開催される市民講座の講師を仰せつかっておりますので、買い込んで来たいと存じます。今月オープンした「道の駅はなまき西南」も訪れたいところですし。
皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
結局文部省あたりであらうが、それは局であらうと課であらうと構はないが、美術はもとより文芸にしても、一般国民生活の上の美に関する條件だとか、古社寺保存の類、名所旧跡も入るし、また芸術家の生活に就ても、それら一切を管轄するところがあつてほしい。
地方紙『岩手日日』さんの記事から。
「智恵子のレモンキャンディ」発売 花巻・高村記念館【岩手】
花巻市太田の高村光太郎記念館で、同館オリジナル商品「智恵子のレモンキャンディ」の販売が始まった。道の駅はなまき西南開業に合わせて開発され、同館、同駅で取り扱い中。光太郎詩・レモン哀歌にちなんだネーミングやパッケージデザインが楽しく、観光客らの人気を集めている。
同駅は、詩人で彫刻家の高村光太郎(1883~1956年)が花巻居住の拠点とした山小屋から、さほど遠くない立地。駅内には地元ゆかりの偉人について伝える情報発信コーナーがあり、同館や花巻高村光太郎記念会では、PRのためグッズ開発にも力を注ぐ。今春から取り組む光太郎詩「非常の時」関連手作りマスクは、多くの観光客が手にするほど人気という。
パッケージにはレモン哀歌にちなんだ「トパアズ色の香気が立つ」の一文が添えられ、光太郎と妻・智恵子のエピソードを想起させる挿絵が目を引く。酸味は控えめで、子供にも優しい味わいに仕上がっているのも特徴的だ。
パッケージ裏面では同館や高村山荘について紹介しており、駅利用者が、花巻と光太郎について知るきっかけづくりにもなりそう。開発に携わった同館スタッフの井形幸江さんは「駅の開業に合わせ、オリジナルで手頃、お土産になる物をみんなで考え合った。味やデザインなど細かいところまでこだわった商品なので、キャンディを通じて光太郎や記念館にも関心を持ってもらえたら」と願う。
85グラム、約30粒入り。税込み350円。問い合わせは同館=0198(28)3012=まで。
同館ブログによれば、「道の駅の開業に合わせて、私達も何かお土産になるものを、と昨年から考え、ついに実現したキャンディです。中身の味は勿論、デザインなど細かいところまで検討しました。あまりにも検討しすぎて、納品がギリギリでした。」だそうで。
来月には同館で開催される市民講座の講師を仰せつかっておりますので、買い込んで来たいと存じます。今月オープンした「道の駅はなまき西南」も訪れたいところですし。
皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
結局文部省あたりであらうが、それは局であらうと課であらうと構はないが、美術はもとより文芸にしても、一般国民生活の上の美に関する條件だとか、古社寺保存の類、名所旧跡も入るし、また芸術家の生活に就ても、それら一切を管轄するところがあつてほしい。
散文「文部省へ 美の問題の統一」より 昭和16年(1941) 光太郎59歳
この後の部分では「現状のやうでは問題によつて色色なところへ持つて行かねばならないし、面倒で連絡もとれてゐない。一切のさういふものを、大きくても小さくても係りの者があつて、そこで凡そ美に関する問題を職掌してくれるところが分れば、僕ら国民は大変楽だと思ふ。」と続きます。
横の連携がない、いわゆる「縦割り行政」に対する批判と提言です。80年前もそうだったのですね。
横の連携がない、いわゆる「縦割り行政」に対する批判と提言です。80年前もそうだったのですね。