というわけで、何度かご紹介して参りました、花巻高村光太郎記念館さんにほど近い、道の駅「はなまき西南」(愛称「賢治と光太郎の郷」)が、昨日、オープンしました。2回に分けてご紹介します。

テレビ岩手さんローカルニュースから。 

岩手県花巻市 道の駅「はなまき西南」オープン

岩手県花巻市に市内4か所目となる道の駅が7日オープンし、記念のセレモニーが行われた。セレモニーでは、関係者がくす玉とテープカットで新しい道の駅のオープンを祝った。花巻市内としては18年振り、4か所目の整備となった道の駅『はなまき西南』は、延べ床面積約950平方メートルで、地元の朝採れ野菜が並ぶ産直コーナーのほか、道の駅には珍しい焼肉店がある。こちらの店は地元で30年以上営業していた人気店だが、今回の道の駅オープンに合わせて運営会社から依頼を受け、地域のためになるならと移転を決めたという。県道13号線沿いに整備された道の駅『はなまき西南』は、地域の賑わいの場としても期待されている。

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続いてIBC岩手放送さん。ちなみにキャスターは先日の「わが町バンザイ」でレポーターをルロメられた奥村奈穂美アナでした。 

県内34か所目の道の駅「道の駅はなまき西南」オープン/岩手・花巻市

岩手県内34か所目となる道の駅が花巻市に誕生し、開所式が行われました。地域の食を支える拠点として、地元住民から大きな期待が寄せられています。
花巻市轟木に新たにオープンしたのは「道の駅はなまき西南」で、7日は開所式が行われ関係者がテープカットでオープンを祝いました。道の駅はなまき西南は総事業費およそ8億4000万円で整備され、鉄骨平屋建の施設は産直コーナー、惣菜コーナー、焼肉店、休憩所の4つのコーナーに分かれています。
オープン前には200人を超える人たちが、行列を作るほどの盛況ぶり。オープンとともに地元で採れた新鮮な野菜や、果物などを買い求めていました。道の駅はなまき西南は土産品も充実していて、地域の人たちと観光客の交流の場として貢献しそうです。

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愛称が「賢治と光太郎の郷」ということですが、そのあたりに触れられて居らず、残念でした。

愛称のとおり、2人の紹介コーナーも設けられています。花巻高村光太郎記念会さんのブログサイト「森のたより」から画像を拝借。


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説明板、地元の方が書かれたものですが、原稿がこちらに廻って参りまして、憚りながら校訂、加筆させていただきました。


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グッズコーナーも。

地域活性化に大きな効果をもたらすことが期待されます。その拠点として末永く愛されてほしいものです。

明日もこの項続けます。


【折々のことば・光太郎】

自国の国民性を自覚する事は、自己の血を洗ふ事である。自国の国民性を知る事は、自己の天然を知る事である。此の意味に於てのみ、自国々民性の考察が私に強い執着を持つて来る。

翻訳「日本の国民性に就いて考ふ」前書きより
 大正4年(1915) 光太郎33歳

中国に滞在していた親友の陶芸家バーナード・リーチからの長い手紙を翻訳し、雑誌『智仁勇』に発表、その前書きの部分からの抜粋です。

幼稚なネトウヨのように、いたずらに自国の国民性の優越を誇るのではなく、自己のアイデンティティーの特性をとらえるために、自国の国民性を考えるべきとの言です。