昨日に続き、香川県から演奏会情報です。 
期  日 : 2016/06/12 (日)
時  間 : 13:30 開場 14:00 開演
会  場 : 
サクラートたどつ(多度津町民会館) 香川県仲多度郡多度津町大通り4-26
料  金 :  【前売】一般 1,000円 小・中・高校生 500円
                   【当日】一般 1,300円 小・中・高校生 800円 
問い合わせ : サクラートたどつ 0877-33-3330
曲  目 :
 オペラ「カルメン」より ハバネラ~恋は野の鳥 ビゼー
 オペラ「ドン・バスクァーレ」 あの騎士の眼差しは ドニゼッティ
 歌曲集「智恵子抄」より 別宮貞雄

グループ礫(れき)は、創立44年になる香川県中讃の声楽家の団体です。
毎年定期演奏会だけでなく、童謡唱歌講座や日本歌曲公開講座等も開催し、声楽曲の魅力を伝えようと取り組んでいます。
今回は6月のジューンブライドにちなんで、愛や結婚をテーマにした曲をお届けします。

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というわけで、独唱歌曲のコンサートです。別宮貞001雄氏作曲の「智恵子抄」が演奏されます。

この歌曲集は、昭和58年(1983)初演。「人に」、「深夜の雪」、「僕等」、「晩餐」、「あどけない話」、「人生遠視」、「千鳥と遊ぶ智恵子」、「山麓の二人」、「レモン哀歌」の全9曲です。今回の演奏会では「より」となっています。このうちの何曲が演奏されるかは不明です。


音楽之友社さんから楽譜が刊行されていましたが、絶版になっているようです。
 
CDが、カメラータトウキョウさんからリリースされていて、こちらはまだ新盤で手に入ります。演奏は永田峰雄(テノール)、アントニー・シピリ(ピアノ)。平成14年(2002)の録音です。

お近くの方、ぜひどうぞ。008

【折々の歌と句・光太郎】

とげとげのこごしきかどをまろめよと友も師もいふ駱駝さへいふ
制作時期不詳

「こごし」は古語で「凝り固まっている、険しい」の意。

「高村の言いたいことはよく分かる。もっともだ。しかし、ここは一つ、大人になってだな……」「そうとも、もっと如才なく立ち回ることも覚えないと、やっていけないぞ」というような声が背後に聞こえてきそうです。

そこに「駱駝」がからむのは、連作詩「猛獣篇」とのつながりでしょうか。