演劇の公演情報です。新型コロナによる緊急事態宣言もとりあえず解除され、少しずつこうしたものも復活しつつあるようです。
「売り言葉」、平成14年(2002)、野田秀樹氏の脚本、主役・大竹しのぶさんで初演されました。登場人物は智恵子のみの一人芝居です。翌年に新潮社さんから出版された野田氏の脚本集『二十一世紀最初の戯曲集』に収められた後、プロアマ問わず全国で取り上げられています。昨年は確認できている限り6件の公演がありましたし、今年に入っても、コロナ禍がひどくなる前に、2件の公演がありました。
コロナ禍といえば、今回の公演、だいぶ感染予防等には注意を払って行われるようです。
まあ、暫くの間は、この手の公演などはこんな感じなのだろうと思います。それでも上演されるだけまだいいかな、と感じます。
少し前、渡辺えりさんと電話でお話する機会があったのですが、3月くらいから演劇公演等は軒並み自粛、特に若い役者さんたちには死活問題だそうで……。
ちなみに当方も講師を依頼されていた市民講座等、上半期はすべて中止or延期となり、まぁ、死活問題とまでは行きませんが、結構困りました。その分、秋口にはかなり依頼が入っています。ただ、それも第二波、第三波によって無くなるかもしれず、何とも言えません。
早く旧に復して欲しいものですが、まだまだ予断を許さない状況が続きそうですね……。
【折々のことば・光太郎】
どんな時にも光を見失はず いたづらに人生に対して駄々をこねず 勇猛に前進する気魄を言葉の節奏に感じました。
期 日 : 2020年6月27日(土)・28日(日)
会 場 : パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』
東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル
東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル
時 間 : 27(土)15時/19時 28(日)13時/17時 上演時間90分(休憩込)
料 金 : 3,700円(ワンドリンク付)
高村光太郎の妻 『智恵子抄』の智恵子 そんなあたしは こう生きた……
作:野田秀樹 出演・演出:角田佳代
高村光太郎の妻 『智恵子抄』の智恵子 そんなあたしは こう生きた……
作:野田秀樹 出演・演出:角田佳代
「売り言葉」、平成14年(2002)、野田秀樹氏の脚本、主役・大竹しのぶさんで初演されました。登場人物は智恵子のみの一人芝居です。翌年に新潮社さんから出版された野田氏の脚本集『二十一世紀最初の戯曲集』に収められた後、プロアマ問わず全国で取り上げられています。昨年は確認できている限り6件の公演がありましたし、今年に入っても、コロナ禍がひどくなる前に、2件の公演がありました。
コロナ禍といえば、今回の公演、だいぶ感染予防等には注意を払って行われるようです。
まあ、暫くの間は、この手の公演などはこんな感じなのだろうと思います。それでも上演されるだけまだいいかな、と感じます。
少し前、渡辺えりさんと電話でお話する機会があったのですが、3月くらいから演劇公演等は軒並み自粛、特に若い役者さんたちには死活問題だそうで……。
ちなみに当方も講師を依頼されていた市民講座等、上半期はすべて中止or延期となり、まぁ、死活問題とまでは行きませんが、結構困りました。その分、秋口にはかなり依頼が入っています。ただ、それも第二波、第三波によって無くなるかもしれず、何とも言えません。
早く旧に復して欲しいものですが、まだまだ予断を許さない状況が続きそうですね……。
【折々のことば・光太郎】
どんな時にも光を見失はず いたづらに人生に対して駄々をこねず 勇猛に前進する気魄を言葉の節奏に感じました。
散文「詩集“陽とともに”を読む」より 昭和15年(1940) 光太郎58歳
『陽とともに』は、ともに北海道出身の詩人・枯木虎夫と山内栄二の共著詩集です。
「どんな時にも光を見失はず いたづらに人生に対して駄々をこねず 勇猛に前進する気魄」。コロナ禍の今こそ、こうした精神が必要なのかもしれませんね。
「どんな時にも光を見失はず いたづらに人生に対して駄々をこねず 勇猛に前進する気魄」。コロナ禍の今こそ、こうした精神が必要なのかもしれませんね。