例年ご紹介しています、光太郎最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」の立つ青森十和田湖畔でのイベントです。 

十和田湖冬物語2020 雪と光とアートの世界

期  日 : 2020年1月24日(金)~2月24日(月)
会  場 : 十和田湖畔休屋地区特設会場他
       青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486番地
時  間 : 平日:15:00~21:00  土日祝日:11:00~21:00
問合せ : 一般社団法人十和田奥入瀬観光機構 0176-75-1531

冬物語特設会場イベント
冬花火、メモリアル花火、スノーランプづくり体験、スノーバナナボート、スノーライド体験、かまくらBAR、ゆきあかり横丁、津軽三味線、乙女の像ライトアップ、かんじきフットパス、なまはげ太鼓、よさこい北里三源色、引馬乗馬体験など


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当方、平成26年(2014)と、一昨年と、2度、足を運びました。その頃は、というか、昨年まで、2月に入ってからおおむね3週間での開催でしたが、今年は今月下旬にスタート、まる1ヶ月と期間が長くなっています。人出が見込める、ということでしょうか。関係者の方々のご苦労は増すことと思われますが……。

とにかく寒いのですが、その寒さを吹き飛ばす熱気溢れるイベントが盛りだくさん。「乙女の像」のライトアップも幻想的です。

シャトルバスなど会場へのアクセスについては、十和田市役所さんのサイトに情報が載っています。

市役所さんといえば、今月号の『広報とわだ』でも、冬物語の紹介が。昨年の撮影と思われる「乙女の像」の写真も大きく載せて下さいました。ありがたし。

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ぜひ足をお運び下さい。


【折々のことば・光太郎】005

あんなに人なつこかつたこの詩人に其後会ふ機会をつくらなかつた事を残念に思つてゐます。常に遠くから親密の情は捧げてゐたくせに。晩年の彼の詩の深さにはうたれます。

散文「追憶――山村暮鳥――」より
 大正13年(1924) 光太郎42歳


山村暮鳥は光太郎より一つ年下でしたが、この年、数え41歳で早世してしまいました。「雲よ」の連作などで知られていますね。