平成14年(2002)、野田秀樹氏の脚本、大竹しのぶさん出演で初めて上演された、智恵子が主人公の一人芝居「売り言葉」。翌年に新潮社さんから出版された野田さんの脚本集『二十一世紀最初の戯曲集』に収められ、多くの公演で取り上げられています。
なぜか今年は全国各地でこの「売り言葉」が取り上げられました。
evkk(エレベーター企画)『売り言葉』。
サキクサ創刊号公演・大塚由祈子ひとり芝居『売り言葉』。
thee第13回公演『売り言葉』。
で、今度は岡山県での上演です。
会 場 : 城下公会堂 岡山県岡山市北区天神町10−16 城下ビル 1F
時 間 : 12/13・14 19:00~ 12/15 18:00~
料 金 : 【前売り】 学生1000円 / 一般1300円 【当日】 学生1200円 / 一般1500円
出 演 : 櫻井杏子、久永柚月、松尾千晶
――そんなにも あなたはレモンを待つてゐた
芸術家・高村光太郎が妻・智恵子への純愛を綴った詩集「智恵子抄」。
美と情熱あふれる言葉で描かれた「あなた」の姿であらねばと智恵子は生涯もがき続けた。
3人の女子大学生が野田秀樹の描く“女の狂気”に挑む。


「売り言葉」は基本的に一人芝居なのですが、キャストが3人となっています。お三方で分業的にやるのか(野田氏の脚本では智恵子以外に光太郎、女中が割り振られており、しかし大竹しのぶさんがお一人で演じ分けられました)、三日間の公演なので一日お一人ずつのご出演なのか、何ともよくわかりません。
最初にご紹介した、今年各地で行われた他の公演でも、本来一人芝居であるのを二人芝居にするなどの演出が為されていました。
「売り言葉」、光太郎智恵子を題材としたものの中では、光太郎ディスり度が最も高い内容となっており、しかし単なる哀れな被害者・智恵子という描き方でもなく、非常に考えさせられる芝居です。
ご都合の付く方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
詩は毎日の生活の中にきらきら光つて、あらゆる壮大な理念を内に包みながら、一見つまらぬ片言隻語にその万感を託す。
なぜか今年は全国各地でこの「売り言葉」が取り上げられました。
evkk(エレベーター企画)『売り言葉』。
サキクサ創刊号公演・大塚由祈子ひとり芝居『売り言葉』。
thee第13回公演『売り言葉』。
で、今度は岡山県での上演です。
売り言葉
期 日 : 2019年12月13日(金)~15日(日)会 場 : 城下公会堂 岡山県岡山市北区天神町10−16 城下ビル 1F
時 間 : 12/13・14 19:00~ 12/15 18:00~
料 金 : 【前売り】 学生1000円 / 一般1300円 【当日】 学生1200円 / 一般1500円
出 演 : 櫻井杏子、久永柚月、松尾千晶
――そんなにも あなたはレモンを待つてゐた
芸術家・高村光太郎が妻・智恵子への純愛を綴った詩集「智恵子抄」。
美と情熱あふれる言葉で描かれた「あなた」の姿であらねばと智恵子は生涯もがき続けた。
3人の女子大学生が野田秀樹の描く“女の狂気”に挑む。


「売り言葉」は基本的に一人芝居なのですが、キャストが3人となっています。お三方で分業的にやるのか(野田氏の脚本では智恵子以外に光太郎、女中が割り振られており、しかし大竹しのぶさんがお一人で演じ分けられました)、三日間の公演なので一日お一人ずつのご出演なのか、何ともよくわかりません。
最初にご紹介した、今年各地で行われた他の公演でも、本来一人芝居であるのを二人芝居にするなどの演出が為されていました。
「売り言葉」、光太郎智恵子を題材としたものの中では、光太郎ディスり度が最も高い内容となっており、しかし単なる哀れな被害者・智恵子という描き方でもなく、非常に考えさせられる芝居です。
ご都合の付く方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
詩は毎日の生活の中にきらきら光つて、あらゆる壮大な理念を内に包みながら、一見つまらぬ片言隻語にその万感を託す。