演劇の公演情報です。 

二兎社公演43 私たちは何も知らない

期日・会場

 
埼玉公演 2019年11月24日(日) 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 


 東京池袋公演 2019年11月29日(金)~12月22日(日) 東京芸術劇場

 
東京亀戸公演 2019年12月28日(土) 亀戸文化センター


 兵庫公演 2020年1月4日(土) 兵庫県立芸術文化センター


 長野公演 2020年1月8日(水) まつもと市民芸術館


 三重公演 2020年1月10日(金) 三重県総合文化センター


 愛知豊橋公演 2020年1月13日(月・祝) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT


 滋賀公演 2020年1月18日(土) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール


 愛知名古屋公演 2020年2月1日(土) ウインクあいち


 石川公演 2020年2月8日(土)・9日(日) 能登演劇堂

 『ザ・空気』( 2017 )『ザ・空気 ver.2』( 2018 ) と、観客が「今、日本で起きていること」をリアルに体感する話題作を立て続けに発表してきた永井愛が、一転、明治〜大正期に発行された雑誌『青鞜』の編集部を舞台にした青春群像劇を書き下ろします。

 
 平塚らいてうを中心とする「新しい女たち」の手で編集・執筆され、女性の覚醒を目指した『青鞜』は、創刊当初は世の中から歓迎され、らいてうは「スター」のような存在となる。しかし、彼女たちが家父長制的な家制度に反抗し、男性と対等の権利を主張するようになると、逆風やバッシングが激しくなっていく。やがて編集部内部でも様々な軋轢が起こり―


作・演出   永井愛
出 演   朝倉あき(平塚らいてう) 藤野涼子(伊藤野枝) 大西礼芳(岩野清)
      夏子(尾竹紅吉) 富山えり子(保持研) 須藤蓮(奥村博)
      枝元萌(山田わか)  


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智恵子がその創刊号の表紙絵を描いた『青鞜』をめぐるドラマですね。残念ながら智恵子の名はキャストに入っていませんが、智恵子と交流のあった平塚らいてう尾竹紅吉、その他青鞜社の面々が登場します。

各地で上演されますので、お近くの公演にぜひどうぞ。



【折々のことば・光太郎】

彼は多くの人の期待と予望とを背負ひながら死んでしまつた。神秘の扉はしまつてしまつた。彼にかはる者は無い。無いとなると世界中に無い。実に言ひやうもなく惜しい。

散文「岸田兄の死を悼む」より 昭和5年(1930) 光太郎48歳

「岸田兄」は岸田劉生。光太郎が最も高く評価した画家の一人です。