大正期には若き自らの肖像画を光太郎に依頼し、光太郎晩年には生涯最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」建立のため青森県との橋渡し役を務め、光太郎が没してからは草野心平らとともに顕彰活動の先頭に立って「連翹忌」名付け親ともなった佐藤春夫。
その春夫関連の展示等が2件、相次いで行われます。まずは完全に光太郎もからむ、和歌山。
その春夫関連の展示等が2件、相次いで行われます。まずは完全に光太郎もからむ、和歌山。
期 日 : 2026年10月7日(水)~12月10日(木)
会 場 : 新宮市立佐藤春夫記念館 和歌山県新宮市伊佐田町1-2-50
時 間 : 9:00~17:00
休 館 : 月曜、祝日の翌日
料 金 : 一般 330円 小中学生 160円(10/7~10/12は無料)
佐藤春夫記念館は10月7日(水)の午後1時よりリニューアルオープンいたします。12月10日までオープン記念特別展示として、高村光太郎画「佐藤春夫像」を新宮市初公開します。オープンから6日間を無料開放日としますのでぜひご来館ください。
貴重映像 「現代日本文学巡礼」(郡山市立こおりやま文学の森資料館所蔵)より佐藤春夫のパートを公開(12月27日(日)まで)
東京大学准教授・河野龍也先生の協力を得て、新しい研究成果も交えた詳細な解説パネルを新設(常設)
同館は文京区関口にあった春夫の邸宅を故郷・新宮市の熊野速玉大社に移築、平成元年(1989年)11月に記念館としてオープンしました。その後、老朽化や寄贈品の収蔵庫も手狭になっていたということで、ゆかりの伊佐田町地区へ移転ということになり、令和6年(2024)から休館中でしたが、このほどリニューアルオープンだそうです。延べ床面積は約300平方メートルと大きくなり、使える部材を活用するなど従来の外観や内観をできるだけ維持して移転だとのこと。
共同通信さん配信記事。
和歌山県新宮市出身の作家佐藤春夫(1892~1964年)の愛用品などを展示する市立佐藤春夫記念館が老朽化のため移転リニューアルオープンするのに先立ち17日、市は報道陣向けの内覧会を開いた。10月7日に開館する。
記念館は佐藤が住んでいた東京都文京区の邸宅を新宮市の熊野速玉大社境内に移築し、1989年にオープン。老朽化が進み寄贈品の収蔵庫も手狭になっていたため、市は佐藤の小説「わんぱく時代」の舞台となった市内の地区への移転を決め、2024年から工事を進めていた。
明治天皇 昭憲皇太后 八田知紀 福田行誠 井上文雄 佐々木弘綱 与謝野尚絅
天田愚庵 大和田健樹 小出粲 高崎正風 海上胤平 黒田清綱 大口鯛二 阪正臣
山県有朋 森鷗外 福本日南 落合直文 正岡子規 佐佐木信綱 与謝野鉄幹 金子薫園
尾上柴舟 伊藤左千夫 長塚節 島木赤彦 中村憲吉 古泉千樫 斎藤茂吉 釈迢空
与謝野晶子 石川啄木 北原白秋 若山牧水 窪田空穂 岡麓 木下利玄 新井洸 川田順
土岐善麿 前田夕暮 太田水穂 石榑千亦 相馬御風 尾山篤二郎 松村英一 半田良平
土屋文明 吉植庄亮 久保猪之吉 服部躬治 蕨真 石原純 結城哀草果 土田耕平
依田秋圃 橋田東声 岡橙里 田波御白 九條武子 大塚楠緒子 三ヶ島葭子 平野万里
茅野蕭々 茅野雅子 若山喜志子 今井邦子 花田比露思 岡本大無 藤澤古実 高田浪吉
竹尾忠吉 上松寿樹 橋本特寿 逗子八郎 村野次郎 河野慎吾 臼井大翼 岡野直七郎
齋藤瀏 小泉苳三 前川佐美雄 明石海人 齋藤史 五島美代子 中原綾子 穂積忠
木俣修 香取秀真 平福百穂 高村光太郎 小杉放庵 中川一政 石井柏亭 菊池幽芳
谷崎潤一郎 会津八一 新村出 湯川秀樹 高田保馬 下村海南 吉井勇
確認できている限り、戦後初めて刊行された光太郎作品の載ったアンソロジーです。詩ではなく短歌のそれで、光太郎短歌は明治39年(1906)、欧米留学のため横浜港を出港したアセニアン号の船上で詠んだ「海にして……」が収録されています。
貴重映像 「現代日本文学巡礼」(郡山市立こおりやま文学の森資料館所蔵)より佐藤春夫のパートを公開(12月27日(日)まで)
東京大学准教授・河野龍也先生の協力を得て、新しい研究成果も交えた詳細な解説パネルを新設(常設)
同館は文京区関口にあった春夫の邸宅を故郷・新宮市の熊野速玉大社に移築、平成元年(1989年)11月に記念館としてオープンしました。その後、老朽化や寄贈品の収蔵庫も手狭になっていたということで、ゆかりの伊佐田町地区へ移転ということになり、令和6年(2024)から休館中でしたが、このほどリニューアルオープンだそうです。延べ床面積は約300平方メートルと大きくなり、使える部材を活用するなど従来の外観や内観をできるだけ維持して移転だとのこと。
共同通信さん配信記事。
和歌山県新宮市出身の作家佐藤春夫(1892~1964年)の愛用品などを展示する市立佐藤春夫記念館が老朽化のため移転リニューアルオープンするのに先立ち17日、市は報道陣向けの内覧会を開いた。10月7日に開館する。記念館は佐藤が住んでいた東京都文京区の邸宅を新宮市の熊野速玉大社境内に移築し、1989年にオープン。老朽化が進み寄贈品の収蔵庫も手狭になっていたため、市は佐藤の小説「わんぱく時代」の舞台となった市内の地区への移転を決め、2024年から工事を進めていた。
楠本秀一館長(77)は「門弟3千人とも言われ、多彩な才能を発揮した佐藤春夫の足跡をぜひ見てほしい」と話した。
光太郎油彩画「佐藤春夫像」(大正3年=1914)は、和歌山県立近代美術館さんに寄託されていて、同館でことあるごとに展示して下さっていましたが、他の1万点を超える遺品などとともに、新宮市へ寄贈されました。有名な芥川賞受賞を懇願する太宰治からの書簡なども含まれています。上記案内文にある「新しい研究成果も交えた詳細な解説パネルを新設」は、そのあたりを受けてのことと思われます。
もう1件、神奈川県から。こちらの方が先に始まります。
2026年10月11日(日) 佐藤春夫展記念講演会「夢の魔術師―佐藤春夫を読む愉たのしさ」
2026年10月31日(土) 佐藤春夫展記念講演会「佐藤春夫と太宰治」
2026年11月21日(土) 佐藤春夫展記念対談「春夫、熊野そして『大逆事件』」
「主な出品物」に光太郎の名は無く、よくあるPDFの出品目録等も公式サイトに出ていませんで、どの程度光太郎に関わるか不明ですが、解説パネルの片隅にでも光太郎の名が記されていて欲しいものです(笑)。
招待状を頂いてしまいましたし、閲覧室での調べものもありますので、適当な時に行ってこようと思っております。
新宮と併せ、皆様もぜひどうぞ。光太郎油彩画「佐藤春夫像」(大正3年=1914)は、和歌山県立近代美術館さんに寄託されていて、同館でことあるごとに展示して下さっていましたが、他の1万点を超える遺品などとともに、新宮市へ寄贈されました。有名な芥川賞受賞を懇願する太宰治からの書簡なども含まれています。上記案内文にある「新しい研究成果も交えた詳細な解説パネルを新設」は、そのあたりを受けてのことと思われます。

期 日 : 2026年10月3日(土)~11月29日(日)
会 場 : 神奈川近代文学館 横浜市中区山手町110
時 間 : 9:30~17:00
休 館 : 月曜日(祝日は開館)
料 金 : 一般800円(600円)、65歳以上・20歳未満及び学生400円(300円)
高校生100円(100円)、中学生以下は無料 ( )内は20名以上の団体料金
高校生100円(100円)、中学生以下は無料 ( )内は20名以上の団体料金
明治から昭和にかけて、詩歌・小説・随筆など多岐にわたる分野で活躍した文豪・佐藤春夫(1892~1964)。〈門弟三千人〉といわれるほど多くの知友や弟子を持ち、日本の近代文学に与えた影響はきわめて大きなものでした。
24歳のとき、神奈川県都筑郡中里村(現・横浜市青葉区)に暮らし、その体験をもとに書き上げた小説「田園の憂鬱」で作家としての地位を確立します。また、いわゆる「小田原事件」を背景に生まれた「秋刀魚(さんま)の歌」が日本近代詩を代表する抒情詩として知られるなど、神奈川ともゆかりの深い文学者です。
本展では反骨精神に富んだ春夫の文業を辿るとともに、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治ら、多くの作家からの書簡を紹介、人々の心をとらえた〈人間・佐藤春夫〉の実像に迫ります。
《会期中、「文豪ストレイドッグス」との記念コラボを実施します》
関連行事2026年10月11日(日) 佐藤春夫展記念講演会「夢の魔術師―佐藤春夫を読む愉たのしさ」
講師=河野龍也(東京大学准教授、佐藤春夫展編集委員)
ゲスト=東哲一郎(歌手、「秋刀魚の会」メンバー)
ゲスト=東哲一郎(歌手、「秋刀魚の会」メンバー)
2026年10月31日(土) 佐藤春夫展記念講演会「佐藤春夫と太宰治」
講師=安藤宏(東京大学名誉教授)
2026年11月21日(土) 佐藤春夫展記念対談「春夫、熊野そして『大逆事件』」
講師=辻原登(作家)、辻󠄀本雄一(新宮市立佐藤春夫記念館前館長)
「主な出品物」に光太郎の名は無く、よくあるPDFの出品目録等も公式サイトに出ていませんで、どの程度光太郎に関わるか不明ですが、解説パネルの片隅にでも光太郎の名が記されていて欲しいものです(笑)。
招待状を頂いてしまいましたし、閲覧室での調べものもありますので、適当な時に行ってこようと思っております。
【高村光太郎書誌】
詩華集 70 『現代名歌選』養徳叢書(11)
昭和20年(1945)12月20日 養徳社 吉井勇編
収録作家明治天皇 昭憲皇太后 八田知紀 福田行誠 井上文雄 佐々木弘綱 与謝野尚絅
天田愚庵 大和田健樹 小出粲 高崎正風 海上胤平 黒田清綱 大口鯛二 阪正臣
山県有朋 森鷗外 福本日南 落合直文 正岡子規 佐佐木信綱 与謝野鉄幹 金子薫園
尾上柴舟 伊藤左千夫 長塚節 島木赤彦 中村憲吉 古泉千樫 斎藤茂吉 釈迢空
与謝野晶子 石川啄木 北原白秋 若山牧水 窪田空穂 岡麓 木下利玄 新井洸 川田順
土岐善麿 前田夕暮 太田水穂 石榑千亦 相馬御風 尾山篤二郎 松村英一 半田良平
土屋文明 吉植庄亮 久保猪之吉 服部躬治 蕨真 石原純 結城哀草果 土田耕平
依田秋圃 橋田東声 岡橙里 田波御白 九條武子 大塚楠緒子 三ヶ島葭子 平野万里
茅野蕭々 茅野雅子 若山喜志子 今井邦子 花田比露思 岡本大無 藤澤古実 高田浪吉
竹尾忠吉 上松寿樹 橋本特寿 逗子八郎 村野次郎 河野慎吾 臼井大翼 岡野直七郎
齋藤瀏 小泉苳三 前川佐美雄 明石海人 齋藤史 五島美代子 中原綾子 穂積忠
木俣修 香取秀真 平福百穂 高村光太郎 小杉放庵 中川一政 石井柏亭 菊池幽芳
谷崎潤一郎 会津八一 新村出 湯川秀樹 高田保馬 下村海南 吉井勇
確認できている限り、戦後初めて刊行された光太郎作品の載ったアンソロジーです。詩ではなく短歌のそれで、光太郎短歌は明治39年(1906)、欧米留学のため横浜港を出港したアセニアン号の船上で詠んだ「海にして……」が収録されています。






