智恵子の故郷・福島県二本松市と、智恵子が高等女学校での青春期を過ごした福島市からの情報等、これまたかなり長くなりますがお付き合い下さい(笑)。

まずはFCT福島中央テレビさんのローカルニュース。

安達太良山そっくり!? 1日2000個売れる人気の揚げまんじゅうにチュウモク

 磐梯山に、安達太良山と福島には全国にも知られた山が多くあります。一方で、その山にちなんだグルメやお菓子も多くあるんです。その一品にチュウモク!
 猪苗代湖の北にそびえる磐梯山に…。標高1700メートルの安達太良山。そして、吾妻小富士の山肌に現れる「雪の形」がうさぎに見えると、親しまれている吾妻山など。県内には全国的に知られた、いわゆる「名峰」が多く存在します。毎年、山開きの季節になると、登山客でにぎわいを見せますが、きょうは登山だけではない「名峰」の楽しみ方にチュウモクします。
 それが…グルメです! 例えば、猪苗代町などでは磐梯山をモチーフにした「カレー」が観光施設や道の駅で販売されています。さらに、吾妻山の名所、一切経山の「魔女の瞳」をモチーフにした…。ラーメンと、実は県内には山にちなんだおいしいものが、各地で販売されているんです。
 そのおいしいものはここ、二本松市にも。
■店主「いらっしゃいませ~」
■安部記者「こんにちは~」
■店主「こちら、安達太良山の形をした揚げまんじゅうです」
 二本松市の名峰と言えば、そう、安達太良山です。紅葉シーズンなど、多くの人に愛される山です。
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 その安達太良山の形をモチーフにして作ったのが、この「揚げまんじゅう」です。※1個120円(税込) 商品名「元祖あだたらの山の揚げまんじゅう」
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 どこを似せたのかというと、この部分!山頂にちょこんと岩石が盛り上がっているこの形です。なんとなく似ていますよね!
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 この形は専用の機械で作り上げているそうで、お店のオリジナル!
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 24年前に売り出したところ、そのおいしさが口コミで広がり、店の看板商品となりました! 1日2000個売れる時もあるそうで、県外のファンも多いんだとか。午前中には売り切れてしまうそうです。
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 気になるその味は…

■安部記者「揚げまんじゅうということで、生地はカリッとしていますね。中には、さっぱりとした甘さのこし餡が入っていて、何個でも食べたくなる味です。」
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 何でも、まんじゅうは一晩寝かせてから揚げるそうで、それが、おいしさの秘密です。
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 作っているのは佐々木さんご夫妻です。
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■花月堂花屋 佐々木朋子さん「県外から来たり、まとめ買いで100個とか50個とか買っていきます」「智恵子抄にちなんで、安達太良山っていうのを」「頭に浮かんで、山の形にしたっていうことです。」
■花月堂花屋 佐々木忠嘉さん「体が続く限りは(揚げまんじゅう作りを)やっていきたいと思う」
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 この「元祖あだたらの山の揚げまんじゅう」は冷やしてもおいしいということです。買い求める場合は午前中に来店するのがおすすめです。
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24年前からあるとのことですが、存じませんでした。花月堂花屋さん、慶応3年(1867)創業の老舗だそうですが、土湯温泉方面へ続く道の途中、市の中心部からは少し離れた場所で、お店自体存じませんでした。来月早々に二本松に参りますので、寄ってみます。

同じくグルメ系も関わる情報で、地方紙『福島民友』さん。

二本松の名所や祭り巡ろう ドライブスタンプラリー、19日スタート

 二本松市内の秋~初冬の祭りや名所を巡る「にほんまつドライブスタンプラリー」が19日スタートする。お薦めスポット20カ所を設定、スタンプ数に応じて抽選で岳温泉宿泊券(2万5千円分)やイチゴ狩りペアチケットなどをプレゼントする。12月13日まで。
 観光まちづくり団体にほんまつDMOが春に続いて実施する。菊人形のほか、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、とうぎたの赤ソバ、提灯(ちょうちん)祭り、針道のあばれ山車、小浜の紋付き祭りなど「祭り三昧の旅を楽しみながらスタンプを集め、二本松の魅力を体験してほしい」と話している。
 スマートフォンの位置情報を使ってスタンプを集める仕組みで、QRコードを読み込めばすぐ参加できる。問い合わせはにほんまつDMO(電話0243・24・7702)へ。
 スポットは次の通り。
 【二本松地域】にほんまつ城報館、エビスサーキット&東北サファリパーク、二本松神社(提灯祭012り)、安達ケ原ふるさと村(曼珠沙華まつり)、JAこらんしょ市二本松店、あだたら高原リゾート、岳温泉神社、鏡ケ池公園
 【安達地域】東北の赤そば畑、道の駅安達・和紙伝承館、智恵子の生家
 【東和地域】隠津島神社(木幡の幡祭り)、ウッディハウスとうわ、ふくしま農家の夢ワイン、古峯神社
 【岩代地域】杉沢の大杉、初森天狗塚公園、岩代図書館、名目津温泉、道の駅さくらの郷

毎年恒例のイベントです。スマホのアプリを使って、各スポットに行けばスタンプがもらえる仕組み。その後、廻った数に応じて豪華賞品の当たる抽選に参加できる仕組みです。
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旧安達町の智恵子生家がスポットに入っています。のちほど詳細は改めてご紹介しますが、来月早々にこれも毎年恒例の「高村智恵子レモン祭」および「高村智恵子生誕140年記念特別企画展 智恵子の芸術」が開催されますので、併せて足をお運び下さい。

また、今年の抽選で当たる景品のうち、スタンプ5つで応募できるD賞のそれには、安達太良山中腹にお店を構えるチーズケーキ工房&カフェ風花さんが今年2月に新発売なさった「ほんとの空サイダー」が含まれています。詳細はこちら。
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ちなみにチーズケーキ工房&カフェ風花さん、福島市の福島県観光物産館さんでは「“ほんとの空”色の缶に、山や森をイメージしたクッキーを詰め」た「あだたらを旅するクッキー缶」を50缶限定、1,680円で出品中です。
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続いて女優の一色采子さんが名誉館長を務められている大山忠作美術館さん情報。故・大山画伯は一色さんの父君です。地方紙『福島民報』さんから。

思い出の風景、人物並ぶ 大山忠作美術館常設展が開幕 二本松

 二本松市大山忠作美術館の常設展「描きたい、あの人、あの風景、」は16日、市内本町の同美術館で開幕した。故大山忠作さんが描きたかった人物や古里の風景に焦点を当てた計37点を展示している。2027(令和9)年3月14日まで。
 人物画「女と山羊」「K君像」、創作50年目を迎える「智恵子に扮[ふん]する有馬稲子像」をはじめ、代表的な画題の鯉[こい]を描いた「紅楓游鯉[こうふうゆうり]」や「双鯉[そうり]」を展示している。貴重なスケッチブックや画帖[がじょう]も公開している。
 開館時間は午前9時30分から午後5時まで。観覧料は一般410円、高校生以下210円。月曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは同美術館 電話0243(24)1217へ。
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展示詳細情報。

常設展33期「描きたい、あの人、あの風景、」

期 日 : 2026年9月16日(水)~2027年3月14日(日)
会 場 : 二本松市大山忠作美術館 福島県二本松市油井字漆原町36
時 間 : 9:30~17:00
休 館 : 月曜日(祝日の場合は翌日) 12月29日(火)~1月3日(日)
料 金 : 一般 410円(310円) 高校生以下 210円(150円) (  )内団体料金

当館収蔵品の中でひときわ存在感を放つ作品のひとつ《智恵子に扮する有馬稲子像》。1976年(昭和51)、新橋演舞場で上演された、有馬稲子主演の「智恵子抄」に取材した作品です。本作は、同年第8回日展に出品され、1978年(昭和53)に二本松歴史資料館の開館によせて、二本松市へ寄贈されました。その後、2009年(平成21)、大山忠作美術館の開館に伴い、当館へ収蔵されています。

《智恵子に扮する有馬稲子像》が描かれてから今年で50年。現在も故郷二本松で愛される作品です。本展では《智恵子に扮する有馬稲子像》が描かれて50年を記念し、収蔵作品から大山が描きたかった人物や、故郷の風景等を主題とした作品を中心に巡ります。

「いつも自然体でいること。そして描きたいものを描く。描きたいように描く。題材にはこだわらない。そのときのわたしの心の赴くままに描いてきた」と語る大山。その作品は、おおらかで誠実、時に大胆な構図と色彩構成で見るものを魅了します。
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同館所蔵品の目玉の一つであり、制作から50周年という《智恵子に扮する有馬稲子像》が前面に押し出されています。目玉の一つですが、常に展示されているわけではなく、以外と久し振りに出た感じです。

案内文にある通り、昭和51年(1976)に新橋演舞場で上演された、北條秀司脚本、有馬稲子さん主演の「智恵子抄」公演の際に、画伯が楽屋を訪れて描かれたものです。
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その縁で有馬さんは平成25年(2013)に同館で行われた一色さんとのトークショーにもご出演なさいました。

同じ件、市の広報誌『広報にほんまつ』の今月号にも紹介が出ています。
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まだまだ続きます。

智恵子、福島県、と来ましたので、智恵子が高等女学校での青春期を過ごした福島市からの情報。福島市写真美術館さんで開催中の、光太郎実弟にして鋳金分野の人間国宝だった髙村規令孫(従って、光雲令曾孫)の写真家たる髙村達氏の個展「ReFlowers」について、仙台に本社を置く『河北新報』さんが報じています。

花の生命 押し花で再生 高村智恵子ゆかりの写真家が展示会 福島市写真美術館

 福島市写真美術館で、写真家高村達(とおる)さん(58)=東京都=による押し花の写真展「ReFlowers(リフラワーズ)」が開かれている。高村さんは「一度役目を終えた花の生命を再生させるイメージで制作した」と話している。23日まで。
 高村さん自らが、都内のほか、今回の展示のために福島市のあづま総合運動公園などで草花を採取。バラやヤマユリなどの押し花を作ったという。写真は光を工夫して立体的に仕上げ、腐食させた鉄板を花の背景にして時の経過を表現している。
 会場には37点が並ぶ。福島県二本松市の無職渡辺康子さん(75)は「黄色いチューリップの作品は鮮やかかつ繊細で、すてきだった」と語った。
 高村さんは彫刻家高村光雲のひ孫で、二本松市出身の洋画家高村智恵子は大叔母に当たる。日本大芸術学部を卒業後、1993年にフリー写真家として独立。光雲や智恵子らの作品の保存にも携わってきた。
 入場無料。午前9時~午後4時半。20日には高村さんによるギャラリートークもある(申し込みが必要)。「写真の日」記念写真展も同時開催中。連絡先は市写真美術館024(563)4990。
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現在の髙村家では、こだわって「髙」の字を使われているのですが、新聞だと用字の規定で通常の「高」にせざるを得ないのかも知れません。ただ、それはそれとして「大叔母」は誤りですので指摘しておきます。正しくは「大伯母」です。「伯父・伯母」は両親の兄姉、「叔父・叔母」は同じく弟妹。その使い分けをご存じない向きがもはや多数派なのかな、という気がしますが、それにしても歴史ある『河北』さんにしてもそうかと、残念です。

閑話休題、「ReFlowers」、明後日までです。上記の他のイベントはまだ先までの開催ですし、「揚げまんじゅう」は逃げませんが(笑)、これのみ閉幕が迫っていますのでよろしくお願いいたします。

【高村光太郎書誌】

詩華集 64 『少国民詩 年刊Ⅰ』

昭和19年(1944)2月5日 帝国教育会出版部 社団法人日本少国民文化協会編
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収録作家
 北原白秋 萩原朔太郎 佐藤惣之助 巽聖歌 丸山薫 阪本越郎 八十島稔 及川甚喜
 稲葉健吉 小林純一 佐藤義美 与田準一 河井酔茗 藪田義雄 春山行夫 室生犀星
 平木二六 小野忠孝 吉田瑞穂 木村徳太郎 多胡羊歯 村野四郎 久保田宵二 白鳥省吾
 三好達治 西條八十 尾崎喜八 長田恒雄 山本和夫 水谷まさる サトウ・ハチロー
 永瀬清子 武田幸一 荒居稔 近藤東 都築益世 百田宗治 高村光太郎


光太郎詩は「特別攻撃隊の方々に」。ここで言う「特別攻撃隊」はいわゆる体当たり戦法の「特攻隊」ではなく(まだそれは始まっていません)、昭和16年(1941)の真珠湾攻撃の際に特殊潜航艇・甲標的で出撃し、1人を除いて9人が戦死した岩佐直治中佐以下の「九軍神」についてです。

光太郎、もう少し後になると体当たり攻撃の神風特別攻撃隊等に関する詩も書くようになります。