新刊です。
森茉莉の編集者への贅沢貧乏な手紙
大庭みな子の娘の療養先からの手紙
向田邦子のカンヅメになったホテルからの手紙
向田邦子の小料理店開店の手紙
太宰治の芥川賞を懇願する手紙
武者小路実篤の志賀直哉への友情の手紙
志賀直哉の新人作家へのアドバイスの手紙
北原白秋の船の上から息子への手紙
中島敦の熱帯の島から息子への手紙
織田作之助の恋についての手紙
ビアトリクス・ポターの友人の子への手紙
高村光太郎の夢の手紙
太宰治の花の手紙
太宰治の雨の手紙
小泉セツの夫の小泉八雲への手紙
若山牧水の恋人を海へ誘う手紙
島崎藤村の夏の夜の手紙
種田山頭火の俳句の入った年賀状
三島由紀夫のドナルド・キーンへの日本語の手紙
岡本かの子の息子への返事の手紙
武者小路実篤の志賀直哉への友情の手紙2
坂口安吾ののちの恋人への手紙
中原中也の親友への返事の手紙
芥川龍之介の手紙のその後の手紙
手紙の全文・出典・選者による一言コメント
文豪から学ぶ! 手紙のテクニック
あてはめればすぐに使える! 季節の書き出し(季節の花と鳥編)
あてはめればすぐに使える! 季節の書き出し(食べものと行事編)
最近ちょっとしたブームのペン字なぞり書き用のテキスト的な書籍です。本文が17ポイントくらいで薄く印刷されていて、それを好きなペンでなぞって書くという形です。すべてが文豪の手紙からの一節、というところがミソですね。
前半の志賀直哉までは1通につき見開き2ページ、光太郎を含む後半の北原白秋からは同じく1ページずつ割り振られています。
「高村光太郎の夢の手紙」は、大正2年(1913)の1月28日に、結婚前の智恵子へ宛てて書かれた手紙でした。智恵子は日本女子大学校の後輩・旗野スミの新潟にあった家に逗留していました。光太郎の書簡としてはそれなりに有名なもので、あちこちで引用されています。最近では昨年、Gakkenさんから刊行された『マンガで読む 偉人たちの恋文物語 日本編』。全文はこちら。本書巻末にも掲載されています。
そういう意味では取り立てて新しいものではありませんが、他の文豪たちの手紙を興味深く読みました。こういう機会でもないと他の文豪たちのそれはあまり読むこともありませんので。「いかにもこの人らしい」と思わせられるものもあれば、逆に「この人でもこんなことを書くんだ」と意外だったり、「そう来たか」というものもあったり。
ぜひお買い求め下さい。
一対一で行われた「対談」は、昭和33年(1958)に刊行された『高村光太郎全集』第11巻に10篇が収録されましたが、その後見つかった3篇を収めてあります。
それから3人以上での「座談」は『高村光太郎全集』で割愛されており(大人の事情がいろいろあったようで)、この時点で初めて一冊にまとめられました。
発行日 : 2026年5月20日
著者等 : 天野慶
版 元 : 幻冬舎
定 価 : 1,800円+税
著名な文豪たちがあふれる思いを託した手紙の数々を、その時代背景や解説とともになぞり書きで楽しむ一冊。芥川龍之介、宮沢賢治、向田邦子……33名が綴った珠玉の手紙を収録。“想い”が宿った一文を、なぞり書きで味わう!
選・著 天野慶
歌人。短歌を中心に百人一首や絵本など「ことば」の魅力を伝える活動をしている。『見て楽しむことば図鑑』(みっけ/共著)『百人一首スタートブック』(以上、幻冬舎)、『10代からのいいね! 万葉集』(誠文堂新光社)など著書多数。短歌作品に〈パピルスに初めて書かれた恋文と変わらぬ思いを受信しました〉などがある。
イラスト ネクタイ
イラストレーター。北海道在住。見た人の心がふわっと楽しくなるような、物語のあるイラストを描く。紙もの雑貨の製作や販売も行っている。
目次
はじめに
この本の使い方
著名な文豪たちがあふれる思いを託した手紙の数々を、その時代背景や解説とともになぞり書きで楽しむ一冊。芥川龍之介、宮沢賢治、向田邦子……33名が綴った珠玉の手紙を収録。“想い”が宿った一文を、なぞり書きで味わう!
選・著 天野慶
歌人。短歌を中心に百人一首や絵本など「ことば」の魅力を伝える活動をしている。『見て楽しむことば図鑑』(みっけ/共著)『百人一首スタートブック』(以上、幻冬舎)、『10代からのいいね! 万葉集』(誠文堂新光社)など著書多数。短歌作品に〈パピルスに初めて書かれた恋文と変わらぬ思いを受信しました〉などがある。
イラスト ネクタイ
イラストレーター。北海道在住。見た人の心がふわっと楽しくなるような、物語のあるイラストを描く。紙もの雑貨の製作や販売も行っている。
目次

はじめに
この本の使い方
芥川龍之介の恋文
芥川龍之介の友人へのお見舞いの手紙
芥川龍之介の恋文・続
太宰治の友人への結婚祝いの手紙
太宰治の友人への結婚祝いの手紙・続
中原中也の旅先からの手紙
宮沢賢治の親友への近況報告の手紙
梶井基次郎の療養先からの山の手紙
梶井基次郎の猫の楽しみ方の手紙
夏目漱石の弟子へのお礼の手紙
夏目漱石の芥川と久米正雄を励ます手紙
小林多喜二の恋文
森鷗外の戦地から家族への手紙
岡倉天心の愛猫への手紙
サン=テグジュペリのフライト先からの手紙
寺田寅彦のベルリンからの手紙
横光利一のホームシックな手紙
寺山修司の入院先から恩師への手紙
堀達雄の入院先からフィアンセへの手紙
立原道造の藍ばんだ夕ぐれの手紙
大庭みな子の娘の療養先からの手紙

向田邦子のカンヅメになったホテルからの手紙
向田邦子の小料理店開店の手紙
太宰治の芥川賞を懇願する手紙
武者小路実篤の志賀直哉への友情の手紙
志賀直哉の新人作家へのアドバイスの手紙
北原白秋の船の上から息子への手紙
中島敦の熱帯の島から息子への手紙
織田作之助の恋についての手紙
ビアトリクス・ポターの友人の子への手紙
高村光太郎の夢の手紙
太宰治の花の手紙
太宰治の雨の手紙
小泉セツの夫の小泉八雲への手紙
若山牧水の恋人を海へ誘う手紙
島崎藤村の夏の夜の手紙
種田山頭火の俳句の入った年賀状
三島由紀夫のドナルド・キーンへの日本語の手紙
岡本かの子の息子への返事の手紙
武者小路実篤の志賀直哉への友情の手紙2
坂口安吾ののちの恋人への手紙
中原中也の親友への返事の手紙
芥川龍之介の手紙のその後の手紙
手紙の全文・出典・選者による一言コメント
文豪から学ぶ! 手紙のテクニック
あてはめればすぐに使える! 季節の書き出し(季節の花と鳥編)
あてはめればすぐに使える! 季節の書き出し(食べものと行事編)
最近ちょっとしたブームのペン字なぞり書き用のテキスト的な書籍です。本文が17ポイントくらいで薄く印刷されていて、それを好きなペンでなぞって書くという形です。すべてが文豪の手紙からの一節、というところがミソですね。
前半の志賀直哉までは1通につき見開き2ページ、光太郎を含む後半の北原白秋からは同じく1ページずつ割り振られています。
「高村光太郎の夢の手紙」は、大正2年(1913)の1月28日に、結婚前の智恵子へ宛てて書かれた手紙でした。智恵子は日本女子大学校の後輩・旗野スミの新潟にあった家に逗留していました。光太郎の書簡としてはそれなりに有名なもので、あちこちで引用されています。最近では昨年、Gakkenさんから刊行された『マンガで読む 偉人たちの恋文物語 日本編』。全文はこちら。本書巻末にも掲載されています。
そういう意味では取り立てて新しいものではありませんが、他の文豪たちの手紙を興味深く読みました。こういう機会でもないと他の文豪たちのそれはあまり読むこともありませんので。「いかにもこの人らしい」と思わせられるものもあれば、逆に「この人でもこんなことを書くんだ」と意外だったり、「そう来たか」というものもあったり。
ぜひお買い求め下さい。
【高村光太郎書誌】
選集等(単独) 27 『高村光太郎資料 第三集』全集補遺Ⅱ
清談を聴く(対談者 伊東圭一郎) 自然と芸術(対談者 神崎清)
新しき岩手の創造(対談者 国分謙吉)
座談
詩と文学(出席者 昇曙夢 川路柳虹 宇野浩二 泉与史朗)
芸術と生活を語る(出席者 豊島与志雄 岸田国士)
奉祝展洋画と彫刻(出席者 児島喜久雄 木下杢太郎)
大東亜文化建設の課題(出席者 下村海南 笠間杲雄 岸本誠二郎)
美と生活(出席者 菊池一雄 草野心平 佐藤春夫 谷口吉郎)
詩の生命(出席者 三好達治 草野心平)
簡素生活と健康(出席者 川島四郎 竹内てるよ)
南沢座談抄(出席者 羽仁もと子 羽仁吉一)
湖畔の彫像(出席者 佐藤春夫 辰野隆 豊島与志雄 武者小路実篤)
敗けた国の文化(出席者 バーナード・リーチ 浜田庄司 柳宗悦 石川欣一)
現代詩について(出席者 金子光晴 三好豊一郎 伊藤信吉)
自然の中の芸術(出席者 佐藤春夫 田村剛 谷口吉郎 安倍能成)
後記
一対一で行われた「対談」は、昭和33年(1958)に刊行された『高村光太郎全集』第11巻に10篇が収録されましたが、その後見つかった3篇を収めてあります。
それから3人以上での「座談」は『高村光太郎全集』で割愛されており(大人の事情がいろいろあったようで)、この時点で初めて一冊にまとめられました。



