004「水タバコ」という嗜好品があるそうです。紙巻きタバコは数十年愛用していますが、寡聞にして詳しいことは存じませんでした。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、「中東で発展した喫煙具の一種」「シーシャ、水煙管(すいえんかん)、水ギセル(みずギセル)や水パイプ(みずパイプ)とも呼ばれ」るそうで、「欧米諸国でのブームを受けて日本でも水タバコが新たに注目を集めつつある」「2018年時点で、東京都内には200を超える水たばこ専門店がある」だそうです。

仕組みとしては、「火皿で燃えたタバコの煙を水にくぐらせ、濾過された煙を喫煙する。煙が水を通ることで冷やされ、やわらかい味わいになる」とのこと。物理や化学はお手上げの身としては、「煙が水を通る」というのがまずもって理解出来ませんが、「大型のものには吸い口が2本から4本とりつけられたものがあり、一包みのタバコを何人かで吸う。集まって車座になり、パイプをゆっくりと味わいながら喫茶や雑談をする生活様式に合わせられた喫煙具である」。また、「香りには果物からスパイス、花、コーヒー、ガムなど多くの種類がある。タバコ葉を原料としないノンニコチンフレーバーも登場した」。

そのあたりの説明を読んで、「ん? もしかしてあれがそれか?」と脳内で回路が繋がりました。ルーブル美術館蔵のウジェーヌ・ドラクロワ作「アルジェの女たち」(1834)。
006
調べたらビンゴでした。アルジェリアは中東ではありませんが、そちらの方にも伝わっていたようです。別にドラクロワは好きでもないものの、なぜかこの絵は記憶にインプットされていました。

さて、先述の通り、この「水タバコ」、日本でも「水タバコを提供する場所(主に個人経営によるカフェバーなど)が首都圏や近畿圏では増えた」とのことで、京都の専門店の仕掛け。

【5-6月限定シーシャミックスメニューのお知らせ】

いつもご愛顧いただきありがとうございます。shisha cafe SUIREN KYOTOです。

【2026年6月末迄予定】
お待たせいたしました!期間中はスタッフより限定シーシャミックス3種(各¥3,200/シェア:¥4,700)をお届けします! ★別途+¥300にて一部ダークリーフ追加も可能です。

1.植物図鑑 by トキ
有川浩さんにも同じ名前の恋愛小説がありますね。すべての植物にも名前はあるとはいいますが、なんの植物のフレーバーが入っているか、是非探ってみてください。

2.レモン哀歌 不条理のそよ風  by 次郎
高村光太郎さんの妻、智恵子さんを詠ったレモン哀歌にちなみました。明るいようでどこか虚無的。
初夏のレモンに、優しく微笑む不条理をのせて。激しく抵抗するのではなく静かに受け入れるような余韻。哀しくも軽やかな一息をお楽しみください。

3.灰燼の王国 by りゅうき
スタッフりゅうき限定です。ダブルアップルの濃厚さとアイスのドライ、この2つが皆さんの喉を焼きに行きます。★ダークリーフ指定なので、上記価格+¥300〜です。

どうぞよろしくお願いします。

※詳細は、InstagramDM・X/旧TwitterDM、または営業時間内お電話にて承ります。お取り置きも可能です。
★お席の状況によりシーシャ提供後2時間制とさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
★お越しの際は、事前に来店時間・人数・フレーバーの指定(あれば)をご連絡いただけますと、スムーズにご案内できます。
並びにご不明点等ございました際も、お気軽にお尋ねください。
008
shisha cafe SUIREN KYOTO(水たばこカフェ水蓮)さん、住所は京都市中京区大黒町42-1。京都市街中心部ですので「河原町三条」と言った方がわかりやすいかと思われます。金曜定休だそうです。
009
光太郎詩、特に「智恵子抄」系は、さまざまな美術、文学、音楽、舞台芸術、映像作品などの二次創作以外にも、そこからインスパイアされたシャレオツな紅茶カクテルソフトドリンク和菓子、それから飲食系でなくフレグランスなど、いろいろな商品等の元ネタとなっていますが、こういうのもありか、という感じでした。

ご興味おありの方、ぜひどうぞ。

【高村光太郎書誌】

選集等(単独) 9 『高村光太郎選集 Ⅵ 随想 下』

昭和27年(1952)9月15日 中央公論社 高村光太郎著
6
6函 6扉 6奥付
目次
 1
  年越し 雪解けず 開墾 早春の山の花 季節のきびしさ 七月一日 ある夫人への返事
  夏の食事 みちのく便り 山の雪 山の人々 山の春
 2
  三陸廻り 雲と波 珈琲店より 出さずにしまつた手紙の一束 伊太利亜遍歴
 3
  与謝野先生を憶ふ 死んだ荻原守衛君 バアナアド・リイチのこと ヴアレリイに就て
  楽聖をおもふ 彫刻家ガツトソン・ボーグラム氏 宮澤賢治 八木重吉について
  逸見猶吉の死 尾形亀之助を思ふ
 4
  美の中心 天平彫刻の技法について カリカチュア 工房より 芸術を見る眼
  純一な芸術が欲しい 「夜明け前」雑感 琅玕洞より 一彫刻家の要求
  日本語の新しい美を 美の立場から 裸体画について 仏画賛 本面について
  上野の現代洋画彫刻 美術館の事その他
 5
  某月某日 七月の言葉 童謡・民謡・小唄 冬二題 触目いろいろ 間違のこと
  春さきの好物 雷ぎらひ しやつくり病 三十年来の常用卓 ほくろ 悠久山の一本欅
  蟻と遊ぶ 九十九里浜の初夏 智恵子の切抜絵
 月報 リーチと高村さん 今泉篤男 高村光太郎小品展より

全6巻で刊行の『高村光太郎選集』第6回配本で、これで完結です。第5巻の「随想 上」同様、評論とエッセイとが入り交じっています(どちらともつかないものもあるのですが)。編年体ではなく、おおむね内容による分類。第5巻には含まれなかった戦後の作品が入り、しかし明治期のものも収められています。