1月25日(日)、原宿キャットストリートのMIL galleryさんでの写真展「UNBOUND#2」拝観後、新橋に向かいました。次なる目的地はパナソニック汐留美術館さん。こちらで1月15日(木)に開幕した企画展「美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像」の拝観です。
同じ敷地内には旧新橋停車場駅舎。古建築好きにはたまりません。
隣接するパナソニック東京汐留ビルさんの4階がパナソニック汐留美術館さんです。
今回、光太郎に直接関わる展示はほとんどありませんが、関わりの深かった人物が多く取り上げられているため参上しました。はじめは、お世話になっている宮沢和樹氏(宮沢賢治実弟・清六の令孫)のご講演が関連行事に組まれている2月14日(土)に伺うつもりでいましたが、そちらの予約があっという間に埋まり、だったらとっとと観に行こうと思った次第です。
周辺人物系は、まず白樺派。光太郎も写った大正8年(1919)、雑誌『白樺』10周年記念の会が催された芝公園三縁亭での写真が出ていました。
下記は手持ちの資料から採ったものですが、これのおおむねキャビネサイズのもの。神奈川近代文学館さんへの寄託品だそうで、おそらく当時のもので、写っている誰かか縁の深い人物の旧蔵と思われます。
前列は左から柳宗悦、木村荘八、武者小路実篤、清宮彬、犬養健。後列も同じく左から尾崎喜八、佐竹弘行、八幡関太郎、新城和一、椿貞雄、バーナード・リーチ、小泉鉄、近藤経一、木下利玄、岸田劉生、志賀直哉、長与義郎、そして光太郎。
ここに写っている人々――リーチや岸田、柳などの作品も出ていていい感じでした。
それから宮沢賢治。花巻宮沢賢治記念館さんや、和樹氏の林風舎さんの所蔵品がかなり借り受けられており、多くは複製でしたが、十分に賢治のエッセンスを感じることができました。
来月、花巻で和樹氏らとのトークショーに出演するので、少しでも賢治精神に触れておこうというのが今回の主目的でした。
これらとは別に、福島出身で現代の賢治著書に装画をした吉井忠によるスケッチ「花巻豊里(沢?)町 宮沢政次郎氏(賢治父)宅」も興味深く拝見。昭和18年(1943)のもので、2年後にはここに光太郎が疎開することになるわけで。
他に山本鼎、立原道造、竹久夢二らに関する展示もなかなかに充実していました。
帰りがけ、ミュージアムショップで図録(2,200円)を購入。掲載論考等、これから精読させていただきます。
会期は3月22日(日)まで。ぜひ足をお運び下さい。
同じ敷地内には旧新橋停車場駅舎。古建築好きにはたまりません。
隣接するパナソニック東京汐留ビルさんの4階がパナソニック汐留美術館さんです。
今回、光太郎に直接関わる展示はほとんどありませんが、関わりの深かった人物が多く取り上げられているため参上しました。はじめは、お世話になっている宮沢和樹氏(宮沢賢治実弟・清六の令孫)のご講演が関連行事に組まれている2月14日(土)に伺うつもりでいましたが、そちらの予約があっという間に埋まり、だったらとっとと観に行こうと思った次第です。
周辺人物系は、まず白樺派。光太郎も写った大正8年(1919)、雑誌『白樺』10周年記念の会が催された芝公園三縁亭での写真が出ていました。
下記は手持ちの資料から採ったものですが、これのおおむねキャビネサイズのもの。神奈川近代文学館さんへの寄託品だそうで、おそらく当時のもので、写っている誰かか縁の深い人物の旧蔵と思われます。
前列は左から柳宗悦、木村荘八、武者小路実篤、清宮彬、犬養健。後列も同じく左から尾崎喜八、佐竹弘行、八幡関太郎、新城和一、椿貞雄、バーナード・リーチ、小泉鉄、近藤経一、木下利玄、岸田劉生、志賀直哉、長与義郎、そして光太郎。
ここに写っている人々――リーチや岸田、柳などの作品も出ていていい感じでした。
それから宮沢賢治。花巻宮沢賢治記念館さんや、和樹氏の林風舎さんの所蔵品がかなり借り受けられており、多くは複製でしたが、十分に賢治のエッセンスを感じることができました。
来月、花巻で和樹氏らとのトークショーに出演するので、少しでも賢治精神に触れておこうというのが今回の主目的でした。
これらとは別に、福島出身で現代の賢治著書に装画をした吉井忠によるスケッチ「花巻豊里(沢?)町 宮沢政次郎氏(賢治父)宅」も興味深く拝見。昭和18年(1943)のもので、2年後にはここに光太郎が疎開することになるわけで。
他に山本鼎、立原道造、竹久夢二らに関する展示もなかなかに充実していました。
帰りがけ、ミュージアムショップで図録(2,200円)を購入。掲載論考等、これから精読させていただきます。
会期は3月22日(日)まで。ぜひ足をお運び下さい。
【高村光太郎書誌】
本人著作(全体)27 『をぢさんの詩』三版
昭和19年(1944)10月20日 太陽出版社 高村光太郎著
目次 序 さくら 軍艦旗 こどもの報告 カタバミの実 約束 路ばた 迎火 少年に与ふ
少女に 少女立像 五月のうた 少女の思へる 少女よ こころに美をもつ 変貌する女性
新しき日に 逞しき一念 手紙に添へて 与謝野夫人晶子先生を弔ふ 山道のをばさん
女性はみんな母である わが大空 新穀感謝のうた 歩くうた 鬱勃たる健康
私は青年が好きだ 神の如く行へ みなもとに帰るもの 純潔のうた 四月の馬場
新緑の頃 みかきにしん 漁村曙 仕事場にて 神これを欲したまふ さかんなるかな造船
供木のことば 無口な船長 春駒 氷上戯技 大きな嚔 晴天に酔ふ 初夏言志
先生山を見る 偶成二首 蝉を彫る 提督戦死
初版は前年11月に出、この版で版元が武蔵書房から太陽出版社に代わりました。その経緯は不明です。紙型は同一ですが、造本がハードカバーからペーパーバックに変わっています。
初版は前年11月に出、この版で版元が武蔵書房から太陽出版社に代わりました。その経緯は不明です。紙型は同一ですが、造本がハードカバーからペーパーバックに変わっています。












