毎年のルーティンで、昨日の元日は九十九里浜に初日の出を拝みに行っておりました。

九十九里浜と行っても南北にやたら長く、昭和9年(1934)に智恵子が半年余り療養していた旧片貝村(現・九十九里町)はその中央あたり、ここ数年行っているのは自宅兼事務所のある香取市に隣接する旭市で、浜の北端近くです。

大晦日に見た天気予報では、日の出を観るにはあまり良い条件ではなさそうでしたし、自宅兼事務所を出た5時半頃の段階ではやはり雲が多めでした。それでも雲の切れ間から木星などが見え、一縷の望みを抱きつつ愛車を駆って浜を目指しました。

着いた時はこんな感じ。
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ここ数年で、最も条件の良くない感じでした。

ちなみに去年(左下)と一昨年(右下)は同じ場所でこんな感じでした。
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ここまでは行かなくとも、雲の隙間から少しでも陽光が差すのを期待して待ちました。これもルーティンですが、待つ間に流木を集めて焚き火。
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午前6時45分、日の出の時刻を過ぎました。
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やはりだめでした。7時過ぎまでねばりましたが、「あのあたりにお日様があるんだろう」とわかる程度。
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しっかり見えなかったのは令和2年(2020)以来でしたが、ま、こういう年もあるさと思いつつ、帰りました。

自宅兼事務所に着いて、庭から撮った画像。
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正午前、妻と二人で自宅兼事務所から徒歩15分程の諏訪神社さんへ初詣。

一帯は公園となっており、一角には大熊氏廣原型作の伊能忠敬像が鎮座ましましています。大正8年(1919)の作です。忠敬は九十九里の生まれですが、香取の商家に婿養子に入り、隠居後に実測による日本地図の製作に当たりました。地元の偉人です。
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諏訪神社さん、正面から行くと約130段の石段。しかもけっこうきつい勾配です。
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例年、初日の出の太陽にお願いしている今年一年の平穏無事、光太郎智恵子界隈の盛況をこちらでお願いして参りました。

余談ですが本殿右の椎の巨木は、平成21年(2009)にTBSさん系で放映された大沢たかおさん主演のドラマ「JIN-仁-」で、内野聖陽さん扮する坂本龍馬が腰かけた木です。物語では長崎の設定でしたが。
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今年1年、皆様方にも幸多からんことを祈念いたしております。

【高村光太郎書誌】

本人著作(全体)2 『印象主義の思想と芸術』(近代思潮叢書 第五編)

大正4年(1915)7月26日 天弦堂書房 高村光太郎著

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目次
 一 概観(印象主義の名称。アングル。ドラクロワ。クールベ。印象派画家の態度、主張。)
 二 エドワール マネ(附 モリゾ。エヷゴンザレ。カサツト。)
 三 クロード モネ(附 新印象派画家)
 四 アルフレ シスレー
 五 カミーユ ピサロ
 六 オーギユスト ルノワール
 七 エドガー ドガ(附 フオラン。ラフハエリ。ロートレク。)
 八 ポール セザンヌ(附 後期印象派)
 九 附言
 年表

光太郎初の美術評論集。書き下ろしです。昨日の『道程』同様、本来はカバー付きでしたが手持ちのものはカバー欠です。