まだまだ情報収集力が足りないようで、事前に気づきませんでした。昨日開幕の展覧会です。
期 日 : 2025年11月1日(土)~2026年2月15日(日)
会 場 : 国立国際美術館 大阪市北区中之島4-2-55
時 間 : 10:00 ~17:00 金曜は20:00まで
休 館 : 月曜日(ただし11月3日、11月24日、1月12日は開館)
11月4日、11月25日、1月13日、年末年始(12月28日~1月5日)
11月4日、11月25日、1月13日、年末年始(12月28日~1月5日)
料 金 : 一般 1,500円(1,300円) 大学生 900円(800円)
()内20名以上の団体料金および夜間割引料金(対象時間:金曜の17:00~20:00)
()内20名以上の団体料金および夜間割引料金(対象時間:金曜の17:00~20:00)
美術家・田部光子(1933-2024)は1961年に記した短い文章において「大衆のエネルギーを受け止められるだけのプラカードを作」り、その「たった一枚のプラカードの誕生によって」社会を変える可能性を語っています。過酷な現実や社会に対する抵抗の意思や行為、そのなかに田部が見出した希望は、同年発表された作品《プラカード》に結実しました。 「プラカードの為に」と題されたこの文章は、作品が生まれるまでの思考の過程を語ったものであると同時に、社会の動きを意識し活動するひとりの美術家の宣言としても読むことができます。「たった一枚のプラカード」とは、行き場のない声をすくいあげ、解放の出発点となるような、生きた表現の象徴でもあるのです。
田部の言葉と作品を出発点とする本展覧会は、それぞれの生活に根ざしながら生きることと尊厳について考察してきた、田部を含む7名の作品で構成します。各作家は、これまで社会に覆い隠されてきた経験や心情に目を凝らし、あるいは自ら実践することで、既存の制度や構造に問いを投げかけます。彼女・彼らの作品を通じて、私たちを取り巻く社会や歴史を見つめ直し、抵抗の方法を探りながら、表現することの意味に立ち返ります。
出品予定作家
田部光子、牛島智子、志賀理江子、金川晋吾、谷澤紗和子、飯山由貴、笹岡由梨子
関連イベント
出展作家のお一人、谷澤紗和子氏は、令和4年(2022)に上野の森美術館さんで開催された若手現代アーティストの登竜門的な「VOCA展」において、智恵子紙絵オマージュの「はいけい ちえこ さま」で佳作を受賞され、以後、そのシリーズをさまざまなところで発表なさったりしています。
谷澤紗和子個展「お喋りの効能」。
今回は、「はいけいちえこさま」シリーズの全点が展示とのこと。さらに新作《目の前に開ける明るい新しい道》では、智恵子、18世紀イギリスのメアリー・ディレイニー、中国の切り絵作家・庫淑蘭(クー・シューラン)、アプリケ作家・宮脇綾子という4名の女性作家との対話を試みたそうです。
他の出展作家の方々も、それぞれにひとくせもふたくせも、といった展示のようです。
会期が意外と長いので、あちこち飛び回らねばならない怒濤の時期が終わったあたりで拝見に伺おうかと考えております。皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
君達に先だつ大家達を心を傾けて愛されよ。
大正6年(1917)にロダンが歿し、翌年、フランスで刊行された雑誌に載った「LES ARTS FRANÇAIS」ロダン追悼号に載ったものが原典です。
田部光子、牛島智子、志賀理江子、金川晋吾、谷澤紗和子、飯山由貴、笹岡由梨子
関連イベント
2025年11月22日(土)
谷澤紗和子とsuper-KIKIのステンシルワークショップ「ことばを身にまとう」
谷澤紗和子とsuper-KIKIのステンシルワークショップ「ことばを身にまとう」
2025年12月6日(土) キュレーター・トーク
2025年12月21日(日) 対談 志賀理江子×斉藤綾子
2026年2月15日(日) 鼎談 飯山由貴×FUNI×宮崎理
出展作家のお一人、谷澤紗和子氏は、令和4年(2022)に上野の森美術館さんで開催された若手現代アーティストの登竜門的な「VOCA展」において、智恵子紙絵オマージュの「はいけい ちえこ さま」で佳作を受賞され、以後、そのシリーズをさまざまなところで発表なさったりしています。
今回は、「はいけいちえこさま」シリーズの全点が展示とのこと。さらに新作《目の前に開ける明るい新しい道》では、智恵子、18世紀イギリスのメアリー・ディレイニー、中国の切り絵作家・庫淑蘭(クー・シューラン)、アプリケ作家・宮脇綾子という4名の女性作家との対話を試みたそうです。
他の出展作家の方々も、それぞれにひとくせもふたくせも、といった展示のようです。
会期が意外と長いので、あちこち飛び回らねばならない怒濤の時期が終わったあたりで拝見に伺おうかと考えております。皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
君達に先だつ大家達を心を傾けて愛されよ。
光太郎訳 ロダン「若き芸術家達に(遺稿)」より
大正9年(1920)頃訳 光太郎38歳頃
大正6年(1917)にロダンが歿し、翌年、フランスで刊行された雑誌に載った「LES ARTS FRANÇAIS」ロダン追悼号に載ったものが原典です。

