群馬県から企画展情報です。
第127回企画展「愛の手紙-友人・師弟篇-」
期 日 : 2025年10月25日(土)~2026年1月18日(日)
会 場 : 群馬県立土屋文明記念文学館 群馬県高崎市保渡田町2000
時 間 : 9:30~17:00
休 館 : 火曜日 10月28日(群馬県民の日)は開館(10月29日(水)休館)
料 金 : 一般500(400)円、大高生250(200)円 ( )内は20名以上の団体割引料金
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
10月28日(火・群馬県民の日)は無料
10月28日(火・群馬県民の日)は無料
手紙は、もともと公表を前提としておらず、特定の個人に宛てて書かれたものです。そのため、文学者の素顔や本音に接することができる資料といえます。本展では、日本近代文学館所蔵の資料を中心に、近代文学者の書簡をエピソードとともに紹介します。
夏目漱石や川端康成ら文学者たちが友人や師弟に贈った言葉に触れることで、彼らの人柄や生活、作品背景等を感じてください。また、こおりやま文学の森資料館所蔵の、久米正雄が撮影した芥川龍之介の動画を常時放映します。こちらもぜひご覧ください。
出展作家
二葉亭四迷 夏目漱石 高浜虚子 与謝野晶子 斎藤茂吉 高村光太郎
柳原白蓮 谷崎潤一郎 萩原朔太郎 大手拓次 菊地寛 芥川龍之介
横光利一 川端康成 三好達治 土屋文明
関連行事
各文豪の直筆文字の美しさ(美しくない文豪もいるかも知れませんが(笑))も味わっていただきたいと思い「書作品」カテゴリに入れました。やはり活字で見るのと直筆の文字で見るのとでは大違いでしょう。漱石に関しては愛用の万年筆が出ますし、また、芥川の書簡は河童のイラスト入りだったりします。
芥川と言えば、「こおりやま文学の森資料館所蔵の、久米正雄が撮影した芥川龍之介の動画を常時放映」とのこと。少し前にニュースになりましたね。
『福島民友』さん記事。
追記 残念ながら記事にある動画は上映されていませんでした。
出典作家には光太郎の名も。おそらく同館所蔵のものでしょうが、同館では群馬出身で同館初代館長だった伊藤信吉宛の書簡など、結構な量の光太郎書簡を所蔵なさっています。出品目録がネット上に出ていないので詳細は不明ですが。
お隣栃木県の栃木市立文学館さんでは、「『歴程』と逸見猶吉、岡安恒武」が開催中でして、自宅兼事務所のある千葉からは同じ方角ですので、併せて行ってみようと思っております。
皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
私は博覧会の頃仕事してゐる日本の芸術家達を見てゐた事があります。折々、客が彼等を急がせて本当に出来切らないものを持つてゆかうとして、其の代価の金を出しては仕事してゐる者を誘惑するのです。けれども彼等は断りました。金は失つても、彼等が見て、出来きらないものを自分の手から離す事は許しませんでした。此が本当の芸術的精神です。
二葉亭四迷 夏目漱石 高浜虚子 与謝野晶子 斎藤茂吉 高村光太郎
柳原白蓮 谷崎潤一郎 萩原朔太郎 大手拓次 菊地寛 芥川龍之介
横光利一 川端康成 三好達治 土屋文明
関連行事
記念講演会 「文豪たちの友情往来:手紙で辿る心の絆」
11月1日(土) 14:00~15:30 講師:石井千湖 氏(書評家・ライター)
【先着】 150名(4名様まで申込可) 要事前申込・要企画展観覧券
近代文学者の友情や交流をテーマにお話しいただきます。
ワークショップ
Ⅰ「文学館でタイムカプセル」 11月23日(日・祝) 14:00~15:00
【先着】 30名(4名様まで申込可) 要事前申込・無料
※小学2年生以下は要保護者同伴
ふみの日に合わせて、手紙の書き方を学び、3年後の自分や大切な人宛てに
手紙を書くイベントです。
手紙を書くイベントです。
書いていただいたお手紙は当館で大切に保管し、3年後に投函させていただきます。
講師:当館職員
Ⅱ「草木染和紙でオリジナルカードをつくろう」
12月7日(日) ①13:00~14:30 ②15:00~16:00
【抽選】 各回15名(4名様まで申込可) 要事前申込・要企画展観覧券
※申込締切11月25日(火)必着 ※小学2年生以下は要保護者同伴
草木染の和紙に模様をつけて、オリジナルカードを作ります。
講師:山崎梢 氏(草木屋 草木染伝習所)
Ⅲ「高校生によるお茶席教室」 1月12日(月・祝) 14:00~15:30
【抽選】 20名(4名様まで申込可)要事前申込・無料
※申込締切12月25日(木)必着 ※小学2年生以下は要保護者同伴
高校生と一緒に、参加者ご自身がお茶を点てる体験型イベントです。
協力:群馬県立渋川女子高等学校茶道部
各文豪の直筆文字の美しさ(美しくない文豪もいるかも知れませんが(笑))も味わっていただきたいと思い「書作品」カテゴリに入れました。やはり活字で見るのと直筆の文字で見るのとでは大違いでしょう。漱石に関しては愛用の万年筆が出ますし、また、芥川の書簡は河童のイラスト入りだったりします。
芥川と言えば、「こおりやま文学の森資料館所蔵の、久米正雄が撮影した芥川龍之介の動画を常時放映」とのこと。少し前にニュースになりましたね。
『福島民友』さん記事。
文豪の交流、貴重な映像 久米正雄撮影フィルム修復完了、郡山市活用検討へ
福島県郡山市と横浜市立大が2020年から進めてきた、同市ゆかりの作家久米正雄撮影の映像フィルムの修復作業が完了した。映像には「蒲団」などの作品で知られる作家田山花袋ら当時の文豪たちの様子が映っており、専門家は「大正期の作家らのプライベート空間を写した貴重な映像」としている。
修復したのは久米が大正末期~昭和初期に撮影し、「こおりやま文学の森資料館」に所蔵していたフィルム12本で、うち8本で映像が確認された。
中でも1924年4月に多摩川周辺で撮影されたフィルムには、初めて映像が確認された田山や、宇野浩二、里見弴(とん)、岡本一平(岡本太郎の父)ら10人以上の作家が和やかに交流する様子が映されている。また、詳細は不明だが芥川龍之介と菊池寛が座敷で過ごす映像も記録されていた。
11日、郡山市役所で成果報告会が行われ、市の担当者や専門家らがフィルムの概要を説明した。横浜市立大の庄司達也教授は「写真では確認できていた作家たちが映像として姿を現した。われわれが知らなかった文壇のつながりが分かる」と映像の意義を語った。
小沢純慶応志木高教諭は「びっくりするぐらい、いろいろな派閥の作家らが仲良く談笑している」と指摘。日大経済学部の山岸郁子教授も「文学史からだけでは読み取ることのできない作家たちの私的な空間、『作家らしさ』を映像に残そうという久米の態度がうかがえる」と述べた。
市は映像の公開や活用法について検討する方針。
出典作家には光太郎の名も。おそらく同館所蔵のものでしょうが、同館では群馬出身で同館初代館長だった伊藤信吉宛の書簡など、結構な量の光太郎書簡を所蔵なさっています。出品目録がネット上に出ていないので詳細は不明ですが。
お隣栃木県の栃木市立文学館さんでは、「『歴程』と逸見猶吉、岡安恒武」が開催中でして、自宅兼事務所のある千葉からは同じ方角ですので、併せて行ってみようと思っております。
皆様もぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
私は博覧会の頃仕事してゐる日本の芸術家達を見てゐた事があります。折々、客が彼等を急がせて本当に出来切らないものを持つてゆかうとして、其の代価の金を出しては仕事してゐる者を誘惑するのです。けれども彼等は断りました。金は失つても、彼等が見て、出来きらないものを自分の手から離す事は許しませんでした。此が本当の芸術的精神です。
光太郎訳 ロダン「ロダンの言葉 フレデリク ロートン筆録」より
大正5年(1916)頃訳 光太郎34歳頃
昔の日本人にはこういう美徳が美徳ともいえないほど当たり前だったわけで……。
昔の日本人にはこういう美徳が美徳ともいえないほど当たり前だったわけで……。


