智恵子の故郷・福島二本松の「ほんとの空」を旅するイベントです。

~にほんまつ東北~ほんとの空の旅 in 赤そば畑 バルーン搭乗体験

期 日 : 2025年10月12日(日)
会 場 : 下川崎東北赤そば畑 福島県二本松市下川崎字東北166-1
時 間 : 受付開始 6:30~ 搭乗 7:30~
料 金 : 中学生以上500円 小学生以下 無料

10月上旬から11月上旬に開催される「東北赤そば祭り」に合わせて、熱気球(バルーン)の体験搭乗会を開催します。赤そばの花(赤)と安達太良連峰などの大パノラマ(緑)、ほんとの空(青)による圧巻の景色をお楽しみください。

先着100名 ※当日、搭乗場所入口の受付で受付順番券を配布します。
搭乗人数 3名程度/1回  搭乗時間 約5分/1回
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本日開幕の「下川崎字東北赤そば祭り2025」の一環としての実施です。現地は智恵子生家/智恵子記念館さんから直線距離で5キロ弱といったところ。バルーンが高く舞い上がれば、生家/記念館も見えるのではないでしょうか。もちろん光太郎詩「樹下の二人」に謳われた安達太良山や阿武隈川はばっちりだと思われます。在りし日の智恵子を搭乗させてあげたかったところですね。

赤そばは、「高嶺ルビー」のブランド名で、信州伊那地方のものが有名ですが、二本松の東北(とうぎた)集落では、令和2(2020)年度から福島県地域創生総合支援事業を活用し、遊休農地に赤そば栽培事業を開始したそうです。伊那の赤そばはヒマラヤ原産ですが、こちらも同じ品種なのでしょうか? 寡聞にして存じません。

それにしても、料金500円というのは何とも良心的ですね。搭乗時間3分とはいえ、です。

ご興味おありの方、ぜひどうぞ。

【折々のことば・光太郎】

他の人々にとつては森や地面に過ぎないものが、偉大な風景画家には広大無辺なものの顔としてあらはれるのです。


光太郎訳 ロダン「ロダンの言葉 ポール グゼル筆録」より
大正5年(1916)頃訳 光太郎34歳頃

この際、ロダンが例として挙げていたのがコローやミレー。

智恵子にとっても二本松の風物は、他の人々とは違った広大無辺なものっだったのでしょう。もっとも、東京でうまくいかない時に心を癒してくれる故郷の眺め、という意味合いが付随していましたが。