今日の記事、ブログカテゴリーを「スポーツ/レジャー」に設定しました。「レジャー」というには少し抵抗がありますが……。いわゆる「掃苔(そうたい)」、最近は「墓マイラー」という語が浸透しつつあります。
期 日 : 2025年3月22日(土)
会 場 : 谷中霊園 東京都台東区谷中7丁目
染井霊園 東京都豊島区駒込5丁目(慈眼寺を含む)
雑司ヶ谷霊園 東京都豊島区南池袋4丁目
青山霊園 東京都港区南青山2丁目
染井霊園 東京都豊島区駒込5丁目(慈眼寺を含む)
雑司ヶ谷霊園 東京都豊島区南池袋4丁目
青山霊園 東京都港区南青山2丁目
時 間 : 9:00~18:00
料 金 : 大人(中学生以上)18,800円 小人(小学生以上)18,300円
※未就学児はお受けできません
・偉人の存在が身近になる…「名前だけ知っている」という偉人が、実際にお墓に手を合わせて墓前で生涯に想いを馳せると、本当にその人に会ったような感覚に。とても感動的な体験です。
・確実にお墓にたどり着ける…広大な墓地では一人の墓を探すだけで2時間かかることもザラ。最短ルートで巡礼。
・バスならではの機動力…都心の移動は小回りのきくバスが便利。貸切バスなので待ち時間もなし。車内ではここでしか聴けない楽しい墓巡礼トークもあり。
歴史上の偉人に時空を超えて感謝の言葉を直接伝えられる、それが墓巡礼の魅力です。穏やかな春の気候のなか、都内有数の4つの霊園 で近代日本を形成した偉人の墓所を訪ねてみませんか。
来たる3月22日(土)春のお彼岸に、歴史ある都心の霊園(雑司ヶ谷、谷中、染井、青山)に眠る偉人を、貸切りバスで巡礼する旅を初めて近畿日本ツーリストさんと企画しました。いつもは世界墓マイラー同盟の主催でひとつの霊園を巡っていますが、今回はバスの機動力を生かして、4つの霊園で近代史に名を残した偉人のお墓を訪れ、墓前で故人の生涯や功績、人物の魅力について熱く語ります。
近ツリさんが入ってのバスツアーということですし、その道のプロの方がガイドして下さるということで、個人で廻られるよりはるかに楽ですね。
ご興味おありの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
案内人のご紹介 カジポン・マルコ・残月 墓マイラー歴38年
文芸とは全く無縁な日々を送っていたが、青春時代の様々な苦悩がきっかけで絵画、クラシック、文学に没頭。ベートーヴェンやゴッホという偉人たちと“酒が飲みたい!”という熱い思いが頂点に達した時から、貯金を全て墓巡礼に注ぎ込み、あちらとこちらの世界を右往左往している。
現在は墓マイラーとして世界墓マイラー同盟を立ち上げ、同志たちと日本・世界の墓を巡り、テレビ出演や本の出版も手掛けている。
座右の銘:「人は国や文化が違っても、相違点より共通点の方が“はるかに”多い」
来たる3月22日(土)春のお彼岸に、歴史ある都心の霊園(雑司ヶ谷、谷中、染井、青山)に眠る偉人を、貸切りバスで巡礼する旅を初めて近畿日本ツーリストさんと企画しました。いつもは世界墓マイラー同盟の主催でひとつの霊園を巡っていますが、今回はバスの機動力を生かして、4つの霊園で近代史に名を残した偉人のお墓を訪れ、墓前で故人の生涯や功績、人物の魅力について熱く語ります。
巡礼予定は以下の通りです。
〔谷中霊園〕 徳川慶喜 渋沢栄一 横山大観 長谷川一夫 森繁久弥など
〔染井霊園〕 高村光太郎 岡倉天心 二葉亭四迷 実相寺昭雄
芥川龍之介(慈眼寺) 谷崎潤一郎(慈眼寺)など
〔雑司ヶ谷霊園〕 夏目漱石 小泉八雲 中浜ジョン万次郎 永井荷風 竹久夢二など〔青山霊園〕 大久保利通 志賀直哉 北里柴三郎 歴代市川團十郎 ハチ公など
当日は9時に谷中霊園集合、18時ごろに東京駅解散です(昼食付き)。現地の解説は無線イヤホンで行うため声がよく聞こえます。気になる旅行代金ですが、昨今の物価・人件費高騰を受け、バスのチャーター費、昼食代、人数分の無料イヤホン、駐車場代、添乗員費用などを含め、お一人様あたり「18,800円」になります。
普段の墓マイラー同盟イベントは2千円で行っているので高く見えますが、これはけっしてボッタクリではなく、バスの運転手さん不足もあってどうしてもこの値段になってしまうとのことです。最少催行人数が25名で、これより少ないと企画は流れるという価格です。私自身、この値段設定で何人集まるのか不安がありますが、とにもかくにもまずは募集してみなければ何も始まりません。募集期間は1月10日(金)12:00 ~ 2月21日(金)12:00になります。
時空を超えて偉人本人と出会うような胸熱のお墓参り、その素晴らしさを伝えるべく当日は全力で解説します!バスの中でも墓マイラートーク全開で、国内外のいろんな墓参エピソードを紹介します。ご興味のある方、一緒に巡礼しませんか。
染井霊園さんで光太郎の名を真っ先に上げて下さいました。ありがたし。
正確には光太郎のみの墓ではなく、髙村家としての累代の墓。光太郎の母・わか(通称・とよ)が大正14年(1925)に大腸カタルで亡くなったのを機に浅草の寺院から移されました。幕末に亡くなった光太郎の曽祖父母に始まり、光太郎祖父母、光太郎の父・光雲と母・わか、独身のまま歿した光太郎のきょうだい、光太郎智恵子夫妻、そして長男光太郎に代わって髙村家を継いだ豊周(三男)の家系へと続き、平成26年(2014)に逝去された規氏までが眠っています。
染井霊園さんで光太郎の名を真っ先に上げて下さいました。ありがたし。
正確には光太郎のみの墓ではなく、髙村家としての累代の墓。光太郎の母・わか(通称・とよ)が大正14年(1925)に大腸カタルで亡くなったのを機に浅草の寺院から移されました。幕末に亡くなった光太郎の曽祖父母に始まり、光太郎祖父母、光太郎の父・光雲と母・わか、独身のまま歿した光太郎のきょうだい、光太郎智恵子夫妻、そして長男光太郎に代わって髙村家を継いだ豊周(三男)の家系へと続き、平成26年(2014)に逝去された規氏までが眠っています。
近ツリさんが入ってのバスツアーということですし、その道のプロの方がガイドして下さるということで、個人で廻られるよりはるかに楽ですね。
ご興味おありの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
茴香の種子、その他豆類の種子忝くいただきました、今年は急にあたたかくなつたので少々まごついて居りますがこれらの種子を育てるのがたのしみです。
「茴香」は「ういきょう」、ハーブですね。
福田ハレはホームスパン作家。及川全三の弟子にあたり、光太郎一張羅の猟人服は、福田が織った生地を使って作られています。智恵子遺品の、イギリスの染織工芸家エセル・メレ作のホームスパン毛布に関し、貴重な回想も残しています。
昭和27年(1952)4月10日 福田ハレ子宛書簡より 光太郎70歳
「茴香」は「ういきょう」、ハーブですね。
福田ハレはホームスパン作家。及川全三の弟子にあたり、光太郎一張羅の猟人服は、福田が織った生地を使って作られています。智恵子遺品の、イギリスの染織工芸家エセル・メレ作のホームスパン毛布に関し、貴重な回想も残しています。