テレビ放映情報です。

開運!なんでも鑑定団【ロダンの弟子<壮絶女性彫刻家>作に超ド級値!】

地上波テレビ東京 2024年12月3日(火) 20:54〜21:54

■東郷青児ら<超有名画家>作&プロレス史に残る<伝説!猪木秘宝>に驚き値■江戸時代…<花鳥画>大作■金色に輝く…壮絶<ロダンの弟子>女性彫刻家作に超ド級鑑定額

出演者

【MC】今田耕司、福澤朗、菅井友香   【ゲスト】大家志津香
【出張鑑定】出張鑑定 IN 愛媛県西予市  【出張リポーター】石田靖
【出張アシスタント】吉川七瀬      【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな

光太郎が終生敬愛したロダンの弟子にして、愛人でもあったカミーユ・クローデルの代表作の一つ「ワルツ」が出品されます。
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ブロンズの場合、同一の型から複数の作品が制作出来ますが、その型が正当なものか、誰がいつどんな経緯で鋳造したかなどで、大きく評価が異なります。今回のものは番組サブタイトルに「超ド級鑑定額」とあり、どういったものか、非常に気になりますね。

この番組、鑑定結果の発表の前、出品物にまつわる作者や背景等を紹介するVがなかなか凝った作りで、それだけでも見る価値があると思います。

もう1件。

又吉・せきしろのなにもしない散歩 #140

BSよしもと 2024年12月4日(水) 19:00~19:30 再放送 12月6日(金) 16:00~16:30

ピースの又吉直樹と作家のせきしろの二人が、五七五の定型にとらわれず自由な表現をする【自由律俳句】を生み出していく。 東北各地を歩きながら様々な人やモノと出会う中で、二人のここでしか見られない独特のかけ合いや、新たな俳句を生み出す姿は必見です。

今回は福島県川内村をブラリ旅。果たしてどんな自由律俳句が生まれるのか!? かわうち草野心平記念館、秋風舎 ほか。

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この番組、30分の枠内でおおむね2~3ヶ所紹介されるのですが、今回は福島県川内村の天山文庫、同じ敷地内のかわうち草野心平記念館(阿武隈民芸館)さん、それから古民家カフェ秋風舎さんを廻ります。

天山文庫はモリアオガエルが縁で、当会の祖・草野心平を名誉村民にしてくださった同村における心平の別荘です。光太郎実弟の髙村豊周も建設委員に名を連ね、村の皆さんが一木一草を持ちより、昭和41年(1966)に竣工しました。

その手前にあるかわうち草野心平記念館(阿武隈民芸館)さん。心平に関する展示が充実し、光太郎に関しても随所で触れられています。心平が経営していたバー「学校」が再現されたりもしています。

そして天山文庫の管理人を務められていた志賀風夏さんが開かれた古民家カフェ秋風舎。こちらでも心平の息吹に接することが出来ます。

志賀さん、昨日の『朝日新聞』さんで大きく取り上げられました。東日本大震災後に始まり、その後に発生した災害を含め、全国の「被災地」で暮らす人々にスポットを当てる「てんでんこ」という連載です。
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先週は川内村特集で、11月26日(火)には心平を祀る天山祭り実行委員長の井出茂氏も。
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ところで同番組、訪れるのは東北限定でして、今年2月の第99回で、花巻の光太郎が戦後7年間を過ごした山小屋(高村山荘)、隣接する高村光太郎記念館さん、先月の第137回は智恵子の故郷・福島二本松の観世寺さんと智恵子生家/智恵子記念館さんでのロケでした。

二本松でのお二人の吟の一部。022

又吉さん。
 自力ではなく風に流されていく蜻蛉(とんぼ)
 鬼婆の話を聞く残暑
 不安も混乱も紙絵の川に流す
 和紙に福島の風を込める
 手漉きの和紙のごとく繊細に触れる


せきしろさん。021

 鬼婆も過ごしただろう穏やかな午後
 鬼婆カレーを食べる晩夏
 儚さが充満している額たち
 本当の空を見上げてみる
 レモンの色を探している自分がいる


次回は心平がらみの句を期待しています。

同一映像の使い回しと思われますが、もう1件。

プレイバック日本歌手協会歌謡祭

BSテレ東 2024年12月6日(金) 17:56〜19:00

「日本歌手協会歌謡祭」名曲&懐かしの名場面を一挙放送!

「二人の星をさがそうよ」田辺靖雄     「ウェディング・ドレス」九重佑三子
「ごめんねチコちゃん」三田明       「智恵子抄」二代目コロムビアローズ
「東京の灯よいつまでも」新川二朗     「桑港のチャイナ街」渡辺はま子
「長崎の鐘」藤山一郎           「別れのブルース」淡谷のり子
「イヨマンテの夜」伊藤久男        「温泉芸者」五月みどり
「お座敷小唄」松平直樹          「浮世街道」畠山みどり
「幸せなら手をたたこう」ボニージャックス 「ラ・ノビア」ペギー葉山
「恋をするなら」橋幸夫          「愛と死をみつめて」青山和子

<司会>合田道人

それぞれぜひご覧下さい。

【折々のことば・光太郎】

今後大いに書くつもりでゐます、行けるところまで行きたい、出来る限り踏み込みたいと考へてゐます、


昭和25年(1950)8月3日 伊藤信吉宛書簡より 光太郎68歳

光太郎、老いてなお盛んですね。