年に一度の研究発表会です。といっても、堅苦しいものでは全くありません。少人数で和気あいあいと、アットホームにやっています。

第67回高村光太郎研究会

期 日 : 2024年11月23日(土・祝)
会 場 : 文京シビックセンター 東京都文京区春日1-16-21
時 間 : 14:00~17:00
料 金 : 500円

発 表 : 「智恵子と光太郎の人間学――美の求道者の生涯に思う――」 熊谷健一氏
      「智恵子について、今思うこと」 大島裕子氏

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昨年の様子はこちら

今年は智恵子の故郷・福島二本松で活動されている「智恵子のまち夢くらぶ~高村智恵子顕彰会~」さんの熊谷健一代表、智恵子に関するご著書等おありの大島裕子氏のご発表。智恵子に少しウェイトが傾くかな、という感じです。

案内文書には「懇親会を取りやめます」とありますが、有志で勝手に行います(笑)。

会に入会なさらずとも、聴講のみ可。聴いてみて、これなら活動に加われそうだという方は入会なさって下さい。決して怪しい団体ではありません(笑)。ホワイト案件です――とか書くと却って疑われますね(笑)。

【折々のことば・光太郎】

山ではまつたく今新緑の美しさ無類です、その上ツツジも満開、スミレ、イカリ草など色とりどりの花が地上に満ちて実に豪華な装ひです、 四十雀、うぐひす、クロツブミ、山鳩の声にめざめ、蛙の声にねむります。


昭和25年(1950)5月9日 椛沢ふみ子宛書簡より 光太郎68歳

5月、岩手の山あいでも好季節を迎えました。これがもう少し暑くなると光太郎はほとんど活動停止になってしまうのですが(笑)。