芸術の秋、ということなのでしょう。毎年のことですが、この時期は各種イベントが目白押しです。
今月末から来月頭にかけ全国で行われる演奏会等でも、光太郎智恵子にからむものを、昨日ご紹介した2件以外に5件ばかり把握しております。
さすがに5件一気にというわけには行きませんので、分割して。
まずは兵庫県西宮市から。
今月末から来月頭にかけ全国で行われる演奏会等でも、光太郎智恵子にからむものを、昨日ご紹介した2件以外に5件ばかり把握しております。
さすがに5件一気にというわけには行きませんので、分割して。
まずは兵庫県西宮市から。
期 日 : 2024年10月24日(木)
会 場 : 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール 兵庫県西宮市高松町2-22
時 間 : 18:30~
料 金 : 全席自由 3,000円
出演・曲目(五十音順)
声楽
ピアノ
丸山耕路
昭和57年(1982)、故・別宮貞雄氏作曲の「歌曲集 智恵子抄」から「レモン哀歌」がプログラムに入っています。別宮氏の「歌曲集 智恵子抄」、息が長いというか、また最近になってけっこう取り上げられるようになった感があります。
もう1件、こちらは大阪から。
ご出演の皆さんが相愛大学さんのご関係の方々。相愛大学さんといえば今年8月に大学近くの本願寺津村別院(北御堂)さんで開催された「北御堂コンサートvol.255〜ロマンの饗宴〜」でも、同曲が演奏されました。
その際に歌われた永山玲奈さんという方、今回のフライヤーにもお名前があり、その方の歌唱なのでしょう。
それぞれ、お近くの方(遠くの方も)ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
前年の山形での開催に続き、この年は4月に盛岡の川徳画廊、5月には花巻の寿デパートで智恵子の紙絵の展覧会が開催されました。
盛岡展に関しては、黒須が勤務していた新岩手日報社の肝煎りでした。
出演・曲目(五十音順)
声楽
青木耕平 レモン哀歌 詩:高村光太郎 曲:別宮貞雄
大岡美佐 はなのいろは 歌:小野小町 曲:山田耕筰
尾崎比佐子 椰子の実 詩:島崎藤村 曲:大中寅二
木寺聖子 日本の雨の歌 歌:詠み人知らず 曲:マルクス
総毛創 秋の眸 詩:竹久夢二 曲:松下倫二
松井るみ 「3つの日本の抒情詩」より
歌:山部赤人/源当純 曲:ストラヴィンスキー
矢野文香 もう一度の春 詩:ロセッティ 曲:木下牧子
山本久代 花のゆくえ 詩:竹久夢二 曲:木下牧子
吉岡仁美 ひさかたの 歌:紀友則 曲:伊能美智子
吉永裕恵 わすれな草 詩:竹久夢二 曲:藤井清水 ピアノ
丸山耕路
昭和57年(1982)、故・別宮貞雄氏作曲の「歌曲集 智恵子抄」から「レモン哀歌」がプログラムに入っています。別宮氏の「歌曲集 智恵子抄」、息が長いというか、また最近になってけっこう取り上げられるようになった感があります。
もう1件、こちらは大阪から。
期 日 : 2024年10月27日(日)
会 場 : ATC海辺のステージ 大阪市住之江区南港北2丁目1-10
時 間 : 15:00~16:30
料 金 : 無料
蒔田尚昊氏作曲の歌曲集『智恵子抄』から「あどけない話」が取り上げられます。◆プログラム◆
【第1部】相愛大学音楽学部 コーラスグループ「Lilla」によるステージ
・アラン・メンケン/映画「リトル・マーメイド」より"アンダー・ザ・シー"
・コブクロ/この地球の続きを
・ゴダイゴ/銀河鉄道999
・ミマス/COSMOS
・夏の歌・秋の歌メドレー
「茶摘み~夏は来ぬ~我は海の子~旅愁~故郷の空~夕焼け小焼け」
・クロード=ミッシェル・シェーンベルク/ミュージカル「レ・ミゼラブル」より"民衆の歌"
ほか
【第2部】相愛大学大学院音楽研究科生、音楽専攻科生による独唱
・A.ドヴォルザーク/歌劇《ルサルカ》より"月に寄せる歌"
・蒔田尚昊/高村光太郎 詩《智恵子抄》より「あどけない話」
・小林秀雄/日記帳
・G.F.ヘンデル/《イタリア語のデュエット集》より"夜明けに微笑むあの花を"HWV 192
・W.A.モーツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ほか
ご出演の皆さんが相愛大学さんのご関係の方々。相愛大学さんといえば今年8月に大学近くの本願寺津村別院(北御堂)さんで開催された「北御堂コンサートvol.255〜ロマンの饗宴〜」でも、同曲が演奏されました。
その際に歌われた永山玲奈さんという方、今回のフライヤーにもお名前があり、その方の歌唱なのでしょう。
それぞれ、お近くの方(遠くの方も)ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
おてがみやポスターなどいただきました、智恵子の切り抜き絵につき大変皆様のお世話さまになります事恐縮至極です、智恵子もあの頃、盛岡でこれらの作品が人々の目に触れやうとは思ひもかけなかつた事でせう、不思議な因縁だと思ひます、
昭和25年(1950)1月10日 黒須忠宛書簡より 光太郎68歳
前年の山形での開催に続き、この年は4月に盛岡の川徳画廊、5月には花巻の寿デパートで智恵子の紙絵の展覧会が開催されました。
盛岡展に関しては、黒須が勤務していた新岩手日報社の肝煎りでした。