埼玉から公演情報です。

木村俊介Concert『鵲(かささぎ)の橋の上で』Vol.2〜日本と韓国の文学作品をモチーフに〜

期 日 : 2024年9月8日(日)
会 場 : 柏屋楽器フォーラム ホール 埼玉県さいたま市浦和区岸町7丁目1-9
時 間 : 開場 17:30 / 開演 18:00
料 金 : 【完全予約制】全席自由 5,500円 100名様限定

 豊かな表現力と卓抜なテクニックでオンリーワンの活動を展開するpakusuna氏。その氏との定例公演を日韓で重ねることで、コラボレーションの可能性をより深く追求したく、このプロジェクトを始めました。
 第2弾となる今回は、長年の念願叶って、特別ゲストに俳優の壤晴彦氏を迎えます。師と仰ぐ大先輩に真っ向勝負で挑みます。
 音楽界、演劇界の異才、鬼才が全身全霊でぶつかり合い、響き合う時、そこにどんな情景が広がるのか。美しいまでの切なさ、哀しいほどの愛おしさ。
 会場に足をはこんだ皆様だけが体感できる、心震える瞬間を、是非ご堪能ください。

出 演
 〈笛・三味線・打楽器〉木村俊介  〈伽耶琴(カヤグム)〉パク スナ  〈語り〉壤晴彦

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フライヤーに細かなプログラムの記載がありませんが、語りとしてご出演の壤晴彦氏が「智恵子抄」と他一篇を朗読なさるそうです。当然、ア・カペラではなく木村氏とパク氏の音楽とのコラボでしょう。

壤氏、かなり以前から「智恵子抄」朗読に取り組まれています。このブログでも平成24年(2012)リリースの朗読CDをご紹介しました。
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久しぶりに聴いてみましたが、やはりいい感じです。

ご興味おありの方、ぜひどうぞ。

【折々のことば・光太郎】

今朝は早速一三五番クワルテツトをきく事が出来て感謝しました。おかげで山にゐていい音楽がきけ、長い間の音楽飢餓から脱する事ができます。


昭和24年(1949)4月15日 宮沢清六宛書簡より 光太郎67歳

蟄居生活を送っていた花巻郊外旧太田村の山小屋にも村人達が電線を引いてやり、さらに賢治実弟の清六を通してラジオを購入しました。

一三五番クワルテツト」はおそらくベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 作品135」でしょう。