愛知県から演奏会情報です。
藤木大地(カウンターテナー)&佐藤卓史(ピアノ)リサイタル 白鳥の歌/智恵子抄
期 日 : 2024年7月6日(土)
会 場 : 宗次ホール 愛知県名古屋市中区栄4丁目5番14号
時 間 : 14:00~
料 金 : 指定席:4,500円(税込)
※学生、ハーフ60(後半のみ鑑賞の当日券):2,700円
愛する人の不在をテーマにした『白鳥の歌』と、愛する妻との出会いと別れを綴った『智恵子抄』。「あどけない話」は今回が世界初演です。藤木大地さんの唯一無二の歌声と、美しいディクションをご堪能ください!
出 演 : 藤木大地(カウンターテナー) 佐藤卓史(ピアノ)
曲 目 :
シューベルト:最晩年の歌曲集「白鳥の歌」とピアノ・ソナタから
『愛の使い』 Liebesbotschaft D957-1(詩:レルシュタープ)
『兵士の予感』 Kriegers Ahnung D957-2(詩:レルシュタープ)
『セレナーデ』 Ständchen D957-4(詩:レルシュタープ)
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D958~第3楽章 [ピアノソロ]
『漁師の娘』 Das Fischermädchen D957-10(詩:ハイネ)
『海辺にて』 Am Meer D957-12(詩:ハイネ)
『ドッペルゲンガー』 Der Doppelgänger D957-13(詩:ハイネ)
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960~第2楽章 [ピアノソロ]
『鳩の便り』 Die Taubenpost D965A(詩:ザイドル)
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中田喜直:鳩笛の唄(詩:清水みのる)
石渡日出夫:汚れっちまった悲しみに(詩:中原中也)
橋本國彦:お六娘(詩:林柳波)
橋本國彦:三枚繪 [ピアノソロ]
1.雨の道
2.踊子の稽古帰り
3.夜曲
佐藤卓史:あどけない話(詩:高村光太郎『智恵子抄』より)[世界初演]
加藤昌則:レモン哀歌(詩:高村光太郎『智恵子抄』より)
カウンターテナーの藤木大地氏。昨年あたりから加藤昌則氏作曲の「レモン哀歌」をレパートリーの一つになさっていて、今回を含めあちこちの演奏会で披露なさっています。
こちらで確認できてご紹介したのは以下の通り。
藤木大地&みなとみらいクインテット マチネ(昼公演)/藤木大地&みなとみらいクインテット 「藤木大地&みなとみらいクインテット」ネットワーク・プロジェクト
合唱コンクール課題曲コンサート2023~藤木大地を迎えて~
Hakuju Hall 20周年記念 カウンターテナーの饗宴/藤木大地カウンターテナー・リサイタル
りゅーとぴあ室内楽シリーズNo.49 藤木大地&みなとみらいクインテット/ムジークフェストなら 藤木大地&みなとみらいクインテット
実は今年5月にも「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 藤木大地(カウンターテナー)+みなとみらいクインテットによる歌の豊穣〈ORIGINES(オリジン)―すべてはここからはじまった〉」というコンサートがあり、そちらでも加藤氏の「レモン哀歌」が入っていたのですが、こちらは当方が見落としていました。すみません。他にも見落としがあったかも知れません。
そして今回はピアノ演奏を担当される佐藤卓史氏の作曲になる「あどけない話」もプログラムに入っています。初演だそうで。また一つ新たな光太郎がらみの作品が誕生したかと喜ばしく存じます。
いずれ加藤氏の「レモン哀歌」ともども、藤木氏がCDをリリースされて収録され、さらに新曲も……などと勝手な希望を述べておきます(笑)。
さて、ぜひ足をお運び下さい。
【折々のことば・光太郎】
分教場にラジオが備へられる事になりました。
花巻郊外旧太田村、光太郎の山小屋にはまだ電線気が通じて居らず、当然、ラジオも聴けませんでしたし、灯りはランプでした。見かねた村人達が翌年、電線の延引工事をしてやりました。山小屋から1㌔㍍ほどの分教場にはさすがに電線が来ていたようですが、ラジオが入ったのがようやくこの頃。隔世の感がありますね。
ちなみに山小屋周辺、携帯の電波は未だに圏外だったりします(笑)。
カウンターテナーの藤木大地氏。昨年あたりから加藤昌則氏作曲の「レモン哀歌」をレパートリーの一つになさっていて、今回を含めあちこちの演奏会で披露なさっています。
こちらで確認できてご紹介したのは以下の通り。
藤木大地&みなとみらいクインテット マチネ(昼公演)/藤木大地&みなとみらいクインテット 「藤木大地&みなとみらいクインテット」ネットワーク・プロジェクト
合唱コンクール課題曲コンサート2023~藤木大地を迎えて~
Hakuju Hall 20周年記念 カウンターテナーの饗宴/藤木大地カウンターテナー・リサイタル
りゅーとぴあ室内楽シリーズNo.49 藤木大地&みなとみらいクインテット/ムジークフェストなら 藤木大地&みなとみらいクインテット
実は今年5月にも「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 藤木大地(カウンターテナー)+みなとみらいクインテットによる歌の豊穣〈ORIGINES(オリジン)―すべてはここからはじまった〉」というコンサートがあり、そちらでも加藤氏の「レモン哀歌」が入っていたのですが、こちらは当方が見落としていました。すみません。他にも見落としがあったかも知れません。
そして今回はピアノ演奏を担当される佐藤卓史氏の作曲になる「あどけない話」もプログラムに入っています。初演だそうで。また一つ新たな光太郎がらみの作品が誕生したかと喜ばしく存じます。
いずれ加藤氏の「レモン哀歌」ともども、藤木氏がCDをリリースされて収録され、さらに新曲も……などと勝手な希望を述べておきます(笑)。
さて、ぜひ足をお運び下さい。
【折々のことば・光太郎】
分教場にラジオが備へられる事になりました。
昭和23年(1948)1月25日 椛沢ふみ子宛書簡より 光太郎66歳
花巻郊外旧太田村、光太郎の山小屋にはまだ電線気が通じて居らず、当然、ラジオも聴けませんでしたし、灯りはランプでした。見かねた村人達が翌年、電線の延引工事をしてやりました。山小屋から1㌔㍍ほどの分教場にはさすがに電線が来ていたようですが、ラジオが入ったのがようやくこの頃。隔世の感がありますね。
ちなみに山小屋周辺、携帯の電波は未だに圏外だったりします(笑)。