昨日に引き続き、光太郎第二の故郷・花巻ネタで。
まずは花巻で光太郎顕彰活動に当たられているやつかの森LLCさんによる、「こうたろうカフェ」。同市郊外、旧東和町にある「ワンデイシェフの大食堂」さん。日替わりで一般の方々が調理を担当されるというレストランですが、やつかの森LLCさんが「こうたろうカフェ」として出店なさっています。
先月26日の「こうたろうカフェ」で饗されたのがこちら。
まずは花巻で光太郎顕彰活動に当たられているやつかの森LLCさんによる、「こうたろうカフェ」。同市郊外、旧東和町にある「ワンデイシェフの大食堂」さん。日替わりで一般の方々が調理を担当されるというレストランですが、やつかの森LLCさんが「こうたろうカフェ」として出店なさっています。
先月26日の「こうたろうカフェ」で饗されたのがこちら。
お品書きは「林檎の甘酒」「ほっけ味噌ご飯」「ビアソーセージのガレットロール」「白身魚の黒酢あんかけ」「ふきのとうとチーズの茶碗蒸し」「紅菜苔のおひたし」「春野菜の鶏団子スープ」「お新香」「カフェドシトロン」「ベリーベリーベリーアイス」。
光太郎日記などを元に、光太郎が実際に作った料理を現代風にアレンジしたり、光太郎が使った食材を取り入れたりして考案されています。
この充実のメニューで驚きの1,000円。固定ファンがついているようで、今回はメニュー公開前から予約で満席だったそうです。
続いて、道の駅はなまき西南(愛称・賢治と光太郎の郷)さんのテナント「ミレットキッチン花(フラワー)」さんで、毎月15日に限定販売されている豪華弁当・光太郎ランチの今月分がこちら。
やはりやつかの森LLCさん考案によるメニューが、「白六穀ごはん」「筍ごはん」「ホッケの塩焼き」「茹で豚肉の香味ダレがけ」「ほうれんそうとコーンのバター炒め」「カッコ菜の酢味噌和え」「塩麹卵焼」「漬物」「フルーツ白玉」。
これもいい感じですね。
あまり食材等には詳しくない当方、「こうたろうカフェ」の「紅菜苔」というのは存じませんでしたし、「光太郎ランチ」の「カッコ菜」というのも「?」。調べてみましたところ山菜の「野萱草(のかんぞう)」の東北方言のようでした。「野萱草(のかんぞう)」と言われても分からないのですが(笑)。
「こうたろうカフェ」「光太郎ランチ」、それぞれ末永く愛され続けてほしいものです。
【折々のことば・光太郎】
此処ではジヤガイモもやつと芽が出たところです。茄子のいつかいただいた種子が苗になりかかつてゐます。今年は去年より二割増しのつもりでやつてゐます。ゴマもまきました。紅花をまきました。食料兼染料です。 酸性土壌のため出来ないとされてゐたハウレン草がタンカルで中和したら立派に出来ました。
こんな感じで野菜類は概ね自給できていました。「タンカル」は炭酸カルシウム。かつて宮沢賢治が肥料として推奨していたものです。
光太郎日記などを元に、光太郎が実際に作った料理を現代風にアレンジしたり、光太郎が使った食材を取り入れたりして考案されています。
この充実のメニューで驚きの1,000円。固定ファンがついているようで、今回はメニュー公開前から予約で満席だったそうです。
続いて、道の駅はなまき西南(愛称・賢治と光太郎の郷)さんのテナント「ミレットキッチン花(フラワー)」さんで、毎月15日に限定販売されている豪華弁当・光太郎ランチの今月分がこちら。
やはりやつかの森LLCさん考案によるメニューが、「白六穀ごはん」「筍ごはん」「ホッケの塩焼き」「茹で豚肉の香味ダレがけ」「ほうれんそうとコーンのバター炒め」「カッコ菜の酢味噌和え」「塩麹卵焼」「漬物」「フルーツ白玉」。
これもいい感じですね。
あまり食材等には詳しくない当方、「こうたろうカフェ」の「紅菜苔」というのは存じませんでしたし、「光太郎ランチ」の「カッコ菜」というのも「?」。調べてみましたところ山菜の「野萱草(のかんぞう)」の東北方言のようでした。「野萱草(のかんぞう)」と言われても分からないのですが(笑)。
「こうたろうカフェ」「光太郎ランチ」、それぞれ末永く愛され続けてほしいものです。
【折々のことば・光太郎】
此処ではジヤガイモもやつと芽が出たところです。茄子のいつかいただいた種子が苗になりかかつてゐます。今年は去年より二割増しのつもりでやつてゐます。ゴマもまきました。紅花をまきました。食料兼染料です。 酸性土壌のため出来ないとされてゐたハウレン草がタンカルで中和したら立派に出来ました。
昭和22年(1947)6月3日 小森盛宛書簡より 光太郎65歳
こんな感じで野菜類は概ね自給できていました。「タンカル」は炭酸カルシウム。かつて宮沢賢治が肥料として推奨していたものです。