まず都内から演奏会情報です。
朝岡真木子歌曲コンサート 第7回
期 日 : 2024年3月20日(水・祝)
会 場 :
東京都中央区銀座4-7-5時 間 : 14:00開演(13:30開場)
料 金 : 一般 4,500円 学生券2,000円(全席自由)
曲 目
「さくらの はなびら」 詩:まど・みちお
「風のこころ」 詩:大竹典子
「影」「夢のわかれ」 詩:西岡光秋
「冬が来た」 詩:高村光太郎
「雪 詩」 詩:野原ゆき
「わらううた」 詩:渡部千津子
組曲「万葉の愛」 万葉集より
組曲「きらめきの中へ」 詩:星乃ミミナ
ソプラノとバリトンのための「薔薇の園」 詩:岡崎カズヱ
他
「影」「夢のわかれ」 詩:西岡光秋
「冬が来た」 詩:高村光太郎
「雪 詩」 詩:野原ゆき
「わらううた」 詩:渡部千津子
組曲「万葉の愛」 万葉集より
組曲「きらめきの中へ」 詩:星乃ミミナ
ソプラノとバリトンのための「薔薇の園」 詩:岡崎カズヱ
他
出 演
木内弘子(ソプラノ) 黒川京子(ソプラノ) 竹下裕来(ソプラノ)
前澤悦子(ソプラノ) 清水邦子(メゾ・ソプラノ) 川出康平(テノール)
馬場眞二(バリトン) 朝岡真木子(作曲・ピアノ)
光太郎詩をテキストに「組曲 智惠子抄」を作曲なさった作曲家・朝岡真木子氏の作品集が演奏されるコンサートです。ピアノは朝岡氏ご自身。昨年の第6回もお邪魔しました。
今回は、昨秋開催された「福成紀美子ソプラノリサイタル~作曲家 朝岡真木子とともに~」で初演された「冬が来た」がプログラムに入っています。歌唱はバリトンの馬場眞二氏だそうです。
もう1件。こちらはサブタイトルに光太郎詩「あどけない話」由来の「ほんとうの空」の語を冠してくださっています。以前にも書きましたが、東日本大震災後、「ほんとうの空」の語が使われるようになりました。
ただ、苦言を呈させていただければ、毎年そうなのでもうしょうがないのかも知れませんが、出演団体は事前に公表されるものの、演奏曲目が公表されません。それを出すとまずいということもないと思いますし、「あの曲が演奏されるなら聴きに行こう」と考える向きもいらっしゃらないとは限りません。ぜひこの点、改善していただきたいところなのですが……。
ちなみに出演団体といえば、今年は智恵子の母校・福島高等女学校の後身である県立橘高校さんが出演なさいます。かつてこの大会や全日本合唱コンクール等でご常連でしたが、最近あまり聞かないな、と思っていたのですが。
それぞれぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
今日は大晦日でございますが此辺は旧暦の為め村の人も見えず、ひどく静かで、ただ雪が霏々と降つて居ります。小屋の周囲は三尺近くつもり、殆ど交通杜絶で郵便も自然遅れます。
終戦直後の山村ではまだ旧暦でいろいろやっていたようですね。もっとも、現代でも年中行事等は旧暦で、というケースはまだ多いかも知れません。
今回は、昨秋開催された「福成紀美子ソプラノリサイタル~作曲家 朝岡真木子とともに~」で初演された「冬が来た」がプログラムに入っています。歌唱はバリトンの馬場眞二氏だそうです。
もう1件。こちらはサブタイトルに光太郎詩「あどけない話」由来の「ほんとうの空」の語を冠してくださっています。以前にも書きましたが、東日本大震災後、「ほんとうの空」の語が使われるようになりました。
期 日 : 2024年3月21日(木)~3月24日(日)
3月21日(木) 中学校部門
3月22日(金) 高等学校部門
3月22日(金) 高等学校部門
3月23日(土) 小学生・ジュニア部門、一般部門
3月24日(日) 各部門金賞受賞団体による本選、表彰式
会 場 :
時 間 : 各日、開場9:30 開演10:00
料 金 : 各部門予選 前売り 2,000円 当日 2,500円
本選 前売り 2,500円 当日 3,000円
4日間通し券 前売りのみ 8,000円
(福島市音楽堂) 福島県福島市入江町1-1時 間 : 各日、開場9:30 開演10:00
料 金 : 各部門予選 前売り 2,000円 当日 2,500円
本選 前売り 2,500円 当日 3,000円
4日間通し券 前売りのみ 8,000円
声楽アンサンブルコンテスト全国大会は、音楽を創りあげるもっとも基礎となる要素「アンサンブル」 に焦点をあてた、2名から16名までの少人数編成の合唱グループによるコンテストです。
全国の合唱レベルの向上を図るとともに、歌うことの楽しさを福島から全国に発信することを目的として、2008年(平成20年)から開催、今大会で第17回目を迎えました。
本大会の特色として、伴奏楽器及び伴奏の形態が自由で多様な合唱音楽を追求、部門、年代を越えて演奏し合います。また、海外の合唱グループも公募し、音楽を通じて交流を図ります。
ちなみに出演団体といえば、今年は智恵子の母校・福島高等女学校の後身である県立橘高校さんが出演なさいます。かつてこの大会や全日本合唱コンクール等でご常連でしたが、最近あまり聞かないな、と思っていたのですが。
それぞれぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
今日は大晦日でございますが此辺は旧暦の為め村の人も見えず、ひどく静かで、ただ雪が霏々と降つて居ります。小屋の周囲は三尺近くつもり、殆ど交通杜絶で郵便も自然遅れます。
昭和21年(1946)12月31日 三輪吉次郎宛書簡より 光太郎64歳
終戦直後の山村ではまだ旧暦でいろいろやっていたようですね。もっとも、現代でも年中行事等は旧暦で、というケースはまだ多いかも知れません。