テレビ放映情報を2件。
まずは新作です。
再放送 12月21日(木) 15:35~15:45 12月23日(土) 7:00~7:10
まずは新作です。
にほんごであそぼ「健康」
地上波NHK Eテレ 2023年12月18日(月) 08:35〜08:45再放送 12月21日(木) 15:35~15:45 12月23日(土) 7:00~7:10
2023年度の『にほんごであそぼ』は、毎回ひとつの『ことば』をテーマに掲げ、「なるほど、そういう意味だったのか、そういう歴史や背景があったのか」という新たな発見や学びをお届けします。新たに、世界の偉人の言葉をダンスしながら伝えたり、齋藤孝が名文を広めるべく学校を行脚し、こどもたちと触れ合うコーナーを新設。
従来の古典芸能や歌のコーナーもパワーアップ。こどもから大人まで楽しめるエンターテインメント豊かな番組になります。日本を越え世界を駆け巡る『にほんご』・過去と未来をタイムトリップする『にほんご』。その魅力に包まれた『ことば』の宇宙を旅しましょう。
書道で学ぶにほんご・ぐうたらちんたら/健康、朗読(津田健次郎)/「レモン哀歌」高村光太郎、偉人とダンス/健康について書かれた本を読むときは、注意深く読みなさい。もしそこに「書き間違い」があったなら、あなたは死ぬかもしれないのである。(マーク・トウェイン)、こどもスタジオ/風邪は万病のもと、歌舞伎/人情噺文七元結 番外編、うた「ピクニック にほんごであそぼメドレー」
【出演】南野巴那,津田健次郎,中村勘九郎,土橋慶一,青柳美扇,世田一恵,中村彩玖,川原瑛都,川田秋妃
これまでも繰り返し光太郎詩を取り上げてきて下さった「にほんごであそぼ」。現在の新作の放映は週1なのですね。
来週の新作放映がテーマが「健康」だそうで、その中で智恵子の臨終を謳った「レモン哀歌」(昭和14年=1939)。俳優の津田健次郎さんの朗読が放映されます。
津田さん、9月放送の回では「あなたはだんだんきれいになる」(昭和2年=1927)の朗読をなさいました。
以前はそういうことがなかったのですが、今回の「レモン哀歌」放映に関しては、NHKさんから「詩句の漢字の読み方等確認をしてくれ」的な依頼がありまして、ご協力させていただきました。それが8月。収録が8月8日(火)だったそうで、4ヶ月以上経ってのオンエアなのかと意外でした。
ちなみに来春には「道程」も取り上げて下さる予定だそうです。それも現在流布している9行の詩集『道程』(大正3年=1914 10月)収録型ではなく、雑誌『美の廃墟』に発表(同年3月)された初出の102行バージョン。さすがに長いので抜粋のようですが。
もう1件、こちらは再放送です。
福島と島根で起こった二つの殺人事件。事件の真相に光彦が迫る! ルポライターの浅見光彦(中村俊介)と幼なじみの野沢光子(紫吹淳)は、事件の解決のため、高村光太郎の妻・智恵子が生まれた福島県岳温泉に向かう。光子とお見合いをした劇団作家・宮田治夫(冨家規政)の死の謎は?宮田が戯曲「首の女」に託したメッセージとは?浅見光彦が事件の真相にせまる!!
それぞれぜひ御覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
友人のたよりが来ると駒込に居るやうな錯覚をおこします。事実は今太陽が照りながら細かい雪が横ざまに降つてゐるといふ北国特有の天候の中にゐます。
この月17日から花巻郊外旧太田村の山小屋(高村山荘)での生活を始めました。11月にはもう降雪。最晩年の光太郎に親炙され、当会顧問であらせられた故・北川太一先生曰く「生涯で最も鮮烈な冬が来る」。
書道で学ぶにほんご・ぐうたらちんたら/健康、朗読(津田健次郎)/「レモン哀歌」高村光太郎、偉人とダンス/健康について書かれた本を読むときは、注意深く読みなさい。もしそこに「書き間違い」があったなら、あなたは死ぬかもしれないのである。(マーク・トウェイン)、こどもスタジオ/風邪は万病のもと、歌舞伎/人情噺文七元結 番外編、うた「ピクニック にほんごであそぼメドレー」
【出演】南野巴那,津田健次郎,中村勘九郎,土橋慶一,青柳美扇,世田一恵,中村彩玖,川原瑛都,川田秋妃
これまでも繰り返し光太郎詩を取り上げてきて下さった「にほんごであそぼ」。現在の新作の放映は週1なのですね。
来週の新作放映がテーマが「健康」だそうで、その中で智恵子の臨終を謳った「レモン哀歌」(昭和14年=1939)。俳優の津田健次郎さんの朗読が放映されます。
津田さん、9月放送の回では「あなたはだんだんきれいになる」(昭和2年=1927)の朗読をなさいました。
以前はそういうことがなかったのですが、今回の「レモン哀歌」放映に関しては、NHKさんから「詩句の漢字の読み方等確認をしてくれ」的な依頼がありまして、ご協力させていただきました。それが8月。収録が8月8日(火)だったそうで、4ヶ月以上経ってのオンエアなのかと意外でした。
ちなみに来春には「道程」も取り上げて下さる予定だそうです。それも現在流布している9行の詩集『道程』(大正3年=1914 10月)収録型ではなく、雑誌『美の廃墟』に発表(同年3月)された初出の102行バージョン。さすがに長いので抜粋のようですが。
もう1件、こちらは再放送です。
BSフジサスペンス劇場 浅見光彦シリーズ22首の女殺人事件
BSフジ 2023年12月15日(金) 12:00〜14:00福島と島根で起こった二つの殺人事件。事件の真相に光彦が迫る! ルポライターの浅見光彦(中村俊介)と幼なじみの野沢光子(紫吹淳)は、事件の解決のため、高村光太郎の妻・智恵子が生まれた福島県岳温泉に向かう。光子とお見合いをした劇団作家・宮田治夫(冨家規政)の死の謎は?宮田が戯曲「首の女」に託したメッセージとは?浅見光彦が事件の真相にせまる!!
<出演者>
中村俊介 紫吹淳 姿晴香 菅原大吉 冨家規政 中谷彰宏 伊藤洋三郎 新藤栄作
榎木孝明 野際陽子 ほか
推理作家の故・内田康夫氏が昭和61年(1986)に発表された「「首の女(ひと)」殺人事件」を原作に、ほぼ忠実に映像化した2時間ドラマです。初回放映は平成18年(2006)、二本松の智恵子生家、花巻の旧高村記念館等でのロケが敢行されました。その後、繰り返し再放送が為されています。それぞれぜひ御覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
友人のたよりが来ると駒込に居るやうな錯覚をおこします。事実は今太陽が照りながら細かい雪が横ざまに降つてゐるといふ北国特有の天候の中にゐます。
昭和20年(1945)11月28日 西山勇太郎宛書簡より 光太郎63歳
この月17日から花巻郊外旧太田村の山小屋(高村山荘)での生活を始めました。11月にはもう降雪。最晩年の光太郎に親炙され、当会顧問であらせられた故・北川太一先生曰く「生涯で最も鮮烈な冬が来る」。