光太郎第二の故郷とも云うべき岩手花巻で光太郎顕彰にあたられているさんが「こうたろうカフェ」の名で出店されている「ワンデイシェフの大食堂」さん。「一般の主婦(男性)やOL、学生、プロなどが日替わりでシェフになって、ランチを提供するレストラン」というコンセプトのレストランです。
7月27日(木)が3回目の出店だったそうで、画像等送って下さいました。メニュー的には、かつて光太郎が実際に使った食材や作った料理などの記録から、現代風にアレンジを施してのメニューとなっています。
令和元年(2019)、福島県いわき市立草野心平記念文学館さんで開催された 「居酒屋「火の車」一日開店」の際にご一緒させていただいた、兵庫県ご在住の料理研究家・中野由貴さんが、当ブログをご覧になって足をお運びになり、フェイスブックでご紹介下さっています。インフルエンサー的な方のレポートは実に有り難いところです。
明後日、8月3日(木)にも「こうたろうカフェ」出店があるとのこと。次回メニューは「サーモンのガレットロール・ローストビーフ・トマトと卵の炒め物・里芋のクルミかけ・お新香・ご飯・おくらのスープ・ベイクドチーズケーキ・コーヒー」だそうです。
紹介すべき事項がたまっていますので、もう1件、花巻関係で。
花巻高村光太郎記念館さんで開催中のテーマ展『山のスケッチ』につき、NHKのさんローカルニュースで取り上げられました。先月の放映でしたので、「来月」というのは今月のことです。
【折々のことば・光太郎】
もう略 肉どりは出来ました故仕上げる前に一度見て下さい、今週中は午前午后宅に居ります、
岩波書店の社章として依頼を受けたメダル制作に関わります。
モチーフはミレーの「種まく人」。
以前にも書きましたが、これはボツとなりました。新たにエッチングで描かれた社章は、作者が不明です。
7月27日(木)が3回目の出店だったそうで、画像等送って下さいました。メニュー的には、かつて光太郎が実際に使った食材や作った料理などの記録から、現代風にアレンジを施してのメニューとなっています。
![025](https://livedoor.blogimg.jp/koyama287/imgs/5/f/5f4f46de.jpg)
明後日、8月3日(木)にも「こうたろうカフェ」出店があるとのこと。次回メニューは「サーモンのガレットロール・ローストビーフ・トマトと卵の炒め物・里芋のクルミかけ・お新香・ご飯・おくらのスープ・ベイクドチーズケーキ・コーヒー」だそうです。
紹介すべき事項がたまっていますので、もう1件、花巻関係で。
花巻高村光太郎記念館さんで開催中のテーマ展『山のスケッチ』につき、NHKのさんローカルニュースで取り上げられました。先月の放映でしたので、「来月」というのは今月のことです。
高村光太郎が疎開していた花巻で描いた植物などのスケッチ展
詩人で彫刻家の高村光太郎が、戦時中に疎開していた花巻市で描いた身近な植物などのスケッチの展示会が開かれています。
高村光太郎は、昭和20年、62歳の時に空襲で東京のアトリエが焼け、宮沢賢治の弟の清六を頼って花巻に疎開して7年間を過ごしました。
「山のスケッチ」と題された今回のテーマ展には、疎開中に光太郎が描いた身近な草花のスケッチなど7点が展示されています。
このうち光太郎が湯治先の西鉛温泉で描いたスケッチは山菜の「ミズ」を描いたものです。
昭和20年6月20日という日付けとともに「丈1尺5寸」などと観察した内容がつづられています。
また白い6枚の花弁が優しいタッチで描かれた「チゴユリ」というスケッチや、光太郎が過ごした花巻の山口地区のかやぶき屋根の集落を描いた作品もあります。
鹿児島県の奄美大島から観光で訪れたという男性は「光太郎さんの『道程』や『智恵子抄』の詩はよく知っていますが、スケッチは初めて見ました。小さな命を愛しながら過ごしていたのがわかりました」と話していました。
それぞれ、ぜひ足をお運び下さい。【折々のことば・光太郎】
もう略 肉どりは出来ました故仕上げる前に一度見て下さい、今週中は午前午后宅に居ります、
昭和8年6月19日 岩波茂雄宛書簡より 光太郎51歳
岩波書店の社章として依頼を受けたメダル制作に関わります。
![000](https://livedoor.blogimg.jp/koyama287/imgs/b/f/bf10103f.jpg)
以前にも書きましたが、これはボツとなりました。新たにエッチングで描かれた社章は、作者が不明です。