都内から演劇系の公演情報です。
昨日ご紹介した「ろうどくdeおもてなし 七夕公演~会えば何かがはじまる~【夜公演】」とハシゴでお邪魔しようかと考えております。皆様もぜひどうぞ。
ちなみに当方、今日明日と盛岡、花巻に行って参ります。
【折々のことば・光太郎】
厭でも応でも自身の全身を以て無心で事に当つてゆくのは本当の事と思ひます。
山本の父・瑞雲は光太郎の父・光雲の高弟の一人。稚彦自身ものちに彫刻家となりました。この時期は志願兵として目黒の陸軍輜重第一大隊に所属。そこで光太郎は、軍隊生活のつらさを励ます意図で上記の文言を書き送ったと思われます。
三枝ゆきの・末永全 二人芝居 『カラノアトリエ』『トパアズ』
期 日 : 2023年7月7日(金)~7月9日(日)
会 場 : Book Trade Cafe どうひん 東京都中野区丸山2-20-4
時 間 : 7月7日(金) 19:30 8日(土)14:00/19:00 9日(日)14:00/18:00
料 金 : 前売り2500円/当日2700円
『トパアズ』
「チイ」さん役の三枝ゆきのさんという方、役作りのためでしょう、智恵子の故郷・福島二本松を旅されていたレポートがSNS上にいろいろあがっていました。やはりその人物の息吹の感じられる場所に足を運び、インスピレーションを受けるというのは大事なことだと思われます。〈あらすじ〉
『カラノアトリエ』
アトリエには作家志望の男がひとり 理想の少女に「君が知りたい」と問い掛ける
少女は答える「わからない」「だって、貴方が書いてくれないから」
アトリエにまだ産声は響かない ノートは未だに白いまま煙草の煙で薄汚れて行く
音と詩的独白で紡ぐ物語
『トパアズ』
夫婦がいる およそ、大正十年頃のようだ 絵に作家業にと精を出す夫コウ それを支える妻チイ
美しい暮らし 父の死 実家の困窮 チイはしばらく絵を描く道具には触れていない
次第に言葉を失い 本棚の本を開いては読み 読んではセリフを繰り返す
智恵子抄を下敷きにした、高村光太郎・智恵子の〈魂の交歓〉の物語。
「空には意志がありまして?」
昨日ご紹介した「ろうどくdeおもてなし 七夕公演~会えば何かがはじまる~【夜公演】」とハシゴでお邪魔しようかと考えております。皆様もぜひどうぞ。
ちなみに当方、今日明日と盛岡、花巻に行って参ります。
【折々のことば・光太郎】
厭でも応でも自身の全身を以て無心で事に当つてゆくのは本当の事と思ひます。
昭和元年(1926)12月30日 山本稚彦宛書簡より 光太郎44歳
山本の父・瑞雲は光太郎の父・光雲の高弟の一人。稚彦自身ものちに彫刻家となりました。この時期は志願兵として目黒の陸軍輜重第一大隊に所属。そこで光太郎は、軍隊生活のつらさを励ます意図で上記の文言を書き送ったと思われます。