2月も今日で終わり、明日から3月です。そして近づく3・11……。というわけで、あちこちで関連イベントや出版物の刊行などがいろいろと企画されているようです。昨日ご紹介した銀座永井画廊さんの「高村智恵子紙絵展」もそうした一環です。
さて、地上波NHK総合で、月~金の午前8時15分から9時54分まで放映されている「あさイチ」。その中に9時台放送のレギュラーコーナーとして「ピカピカ☆日本」というコーナーがあります。
公式サイトより。
「地方を見回せば、そこかしこにキラリと光るピカピカのアイデアがあり、そこにはピカピカの笑顔があります。全国各地の元気な場所から日替わり生中継、「行ってみたい」「買ってみたい」情報満載でお届けします。」
やはり3・11が近づいてきたということで、来週は「バスで!列車で!アッキーがゆく“復興の地”」と題して被災地の宮城から福島、茨城がレポートされます。昨年も同様の企画で北海道から宮城までが扱われていたそうですが、その時は気づきませんでした。
公式サイトより。
「東日本大震災以降、たびたび被災地を訪問してきたアッキーこと篠山輝信さんの出会い旅。1年前は北海道根室市から宮城県石巻市までを、バスや列車を乗り継いで訪ね歩きました。今回は、その石巻市からスタートし、海沿いに宮城県から福島県へ。原発事故による帰還困難区域を前に、内陸部を経て再び沿岸へ。最後は茨城県へと至ります。」

放送予定は以下の通りです。
3/3(月) 石巻市 → 3/4(火) 名取市 → 3/5(水) 相馬市・南相馬市・浪江町 → 3/6 (木)福島市・二本松市
このブログで何度もご紹介してきました光太郎・智恵子ゆかりの地を廻ります。光太郎・智恵子に直接言及されるかどうか不明ですが(おそらくその可能性は低いと思いますが)、被災地の「今」を知っていただき、さらに3年目を迎える3・11に思いをはせるためにも、ご覧下さい。
【今日は何の日・光太郎 補遺】 2月28日
昭和28年(1953)の今日、東京中山文化研究所の婦人文化講座で「炉辺雑感」と題して講演を行いました。
この講演の筆録は「美と真実の生活」という題名で、この年6月発行の雑誌『婦人公論』に掲載され、『高村光太郎全集』第10巻に収録されました。ところが数年前、同じ月に発行された雑誌『女性教養』に載った「炉辺雑感」を読んだところ、「美と真実の生活」は「炉辺雑感」を7割ほどの分量にカットしたものだと判明しました。しかもカットされた部分にかなり重要な示唆があります。
アンカット版は昨年4月に高村光太郎研究会から発行された『高村光太郎研究(34)』中の、当方編集「光太郎遺珠⑧」に全文掲載いたしました。




同時に、その狂躁に巻き込まれ、後には発起人にも名を連ね、数々のエピソードを残しています。





































裸婦像」(通称「乙女の像」)除幕式に際し、関係者に配布されたものです。直径は約12㌢。おそらく当時のものと思われるケースも付いています。






























クロ写真でたどる「昭和初期の赤城山を見る」が赤城公園ビジターセンター(前橋市富士見町)で開かれている。赤城山にゆかりが深く、日本スキー界の草分けとして知られた猪谷六合雄(いがやくにお)の孫が保管していた写真で、まとまった形で公開するのは初めて。
花巻の高村記念会で増刷された『高村光太郎山居七年』という書籍があります。編集は佐藤隆房。題名の通り、昭和20年(1945)から同27年(1952)にいたる、光太郎の花巻生活を、当時を知る人々の証言などによって記録したものです。









