光太郎智恵子ゆかりのお店ということで、当会主催の連翹忌の集いで使わせていただいている日比谷松本楼さん。今年が創立120周年だそうです。
以前に紹介したつもりでいたのですが、忘れていた件がありました。
以前に紹介したつもりでいたのですが、忘れていた件がありました。
日比谷松本楼120周年記念特別プラン
期 間 : 令和5年4月1日から令和6年3月31日
会 場 : 日比谷松本楼本店2F/3F 個室・宴会場
料 金 : おひとりさま ¥12,000(4名様より)
お祝いのお席・同窓会・同期会・OB会・ご卒業記念・社内懇親会などさまざまなお楽しみのお席に、今年で120周年を迎える松本楼のあゆみをお料理でご堪能いただける特別なプランをご用意いたしました。
MENU
ジャルダン・ドゥ・レギューム 季節野菜の菜園風 5代目シェフ六川スタイル
八丈島うみかぜ椎茸のポタージュカプチーノ仕立て
松本楼初代出身地より
信州サーモンの温かいキッシュ 東京ビーフの生ハムとセップ茸のコンフィ
信州サーモンの温かいキッシュ 東京ビーフの生ハムとセップ茸のコンフィ
夏目漱石 小説「野分」の牛フィレ肉のステーキ 松本楼伝統のデミグラスソースとともに
〆のハイカラ カレーライス または ハヤシライス
詩集「智恵子抄」より 光太郎と智恵子のアイスクリームサンデー
⻑崎県そのぎ茶のパン・まつもとロール
珈琲
※ 食材の仕入れ状況などによりメニューの内容が変更になる場合があります。
ついでにと云うと何ですが、テレビ放映情報も。
東京・千代田区「日比谷公園」は、今年で120周年。園内にはレトロな建物たちが感動的な美しさを今に伝えている。音楽の聖地「野音」も今年で100年、そんなレトロの美こそ「100年浪漫」。
系列の地上波テレビ東京さん系で、6月3日(土)に放映された回です。
日比谷公園さん自体も120周年だそうで、園内のさまざまな施設等が紹介されました。その中で、松本楼さんも。
当時の東京市のコンセプトが、「三つの洋」を取り入れることだったそうで……一つ目は、西洋の花卉。同園、現在も色とりどりのお花でいっぱいですね。
二つ目で、野音や日比谷公会堂などによる、洋楽の普及。
そして三つ目が……
そこで、松本楼さん。
日露戦争後の日比谷焼き討ち事件などがありましたので、現在の建物は昭和48年(1973)竣工の3代目だそうです。勝手にもう少し新しいと思い込んでいましたが、実はもうちょうど50周年なのですね。意外でした。
そして……
「来た来たぁ、光太郎、出るかぁ」と思ったのですが……
残念、漱石にしてやられました(笑)。
松本楼さんとしても、コスパを考えれば氷菓よりフィレステーキを推してほしいでしょうし(笑)。このステーキも上記「120周年記念特別プラン」に入っていますね。
さて、番組をご覧の上、「120周年記念特別プラン」、ぜひ足をお運び下さい。
【折々のことば・光太郎】
ロダンの彫刻もお返却しようと思ひながら一日一日と見てゐるのでのびて、此も大変長くなりました。近くお返しいたします。
「ロダンの彫刻」は、明治44年(1911)、ロダンから白樺同人一同に贈られた三点のうちのどれか、または全部と思われます。またはその後、武者小路実篤や安達峰一郎(外交官)らがロダン作品を入手しており、そのあたりかもしれません。
同人中の誰よりもロダンを敬愛していた光太郎ですので、なかなか手放せなかったようです。さすがに借りパクはしなかったようですが(笑)。
この葉書も当方手元にあります。
★ 特典 ★
1: 乾杯用スパークリングワイン付
2: フリードリンク(2時間)追加おひとりさま ¥3,000
3: お祝いのホールケーキを特別価格でご提供
4: 松本楼のレトルト食品を特別価格でご提供
5: 花束・卓上装花をフローリストよりご提案いたします。(別途料金)
新潮文庫版『智恵子抄』所収の詩「涙」(大正元年=1912)に登場する「氷菓」=アイスクリームサンデーをメニューに入れていただきました。ありがたし。ご利用案内
料金にはお料理・乾杯酒・お部屋代・サービス料・消費税が含まれています。
ご利用時間は2時間を基本として、延⻑は30分ごとにおひとりさま ¥1,500のご負担となります。
お電話でのお問い合わせ
tel 03-3503-1453(日比谷松本楼本店 宴会営業部)
受付時間 10:00~20:00
ついでにと云うと何ですが、テレビ放映情報も。
新美の巨人たち レトロ建築in日比谷公園×杏子(バービーボーイズ)
BSテレ東 2023年6月17日(土) 23:30~00:00東京・千代田区「日比谷公園」は、今年で120周年。園内にはレトロな建物たちが感動的な美しさを今に伝えている。音楽の聖地「野音」も今年で100年、そんなレトロの美こそ「100年浪漫」。
日本初の近代西洋風公園には、各時代の建造物(「市政会館・日比谷公会堂」「日比谷松本楼」「日比谷図書文化館」「日比谷公園大音楽堂」など)が建ち並んでいます。威厳に満ちた「時計塔」、「日本のカーネギーホール」と呼ばれた音楽の殿堂…さらに「野音」のたくましき存在感。そんな「100年浪漫」の美の世界へ。
出演者 アートトラベラー:杏子(バービーボーイズ) ナレーション:渡辺いっけい
音楽 【オープニング&エンディングテーマ】 作曲・編曲 亀田誠治
オープニング曲「カミーユ」 エンディング曲「雨のカフェテラス」
系列の地上波テレビ東京さん系で、6月3日(土)に放映された回です。
日比谷公園さん自体も120周年だそうで、園内のさまざまな施設等が紹介されました。その中で、松本楼さんも。
当時の東京市のコンセプトが、「三つの洋」を取り入れることだったそうで……
二つ目で、野音や日比谷公会堂などによる、洋楽の普及。
そして三つ目が……
そこで、松本楼さん。
日露戦争後の日比谷焼き討ち事件などがありましたので、現在の建物は昭和48年(1973)竣工の3代目だそうです。勝手にもう少し新しいと思い込んでいましたが、実はもうちょうど50周年なのですね。意外でした。
そして……
「来た来たぁ、光太郎、出るかぁ」と思ったのですが……
残念、漱石にしてやられました(笑)。
松本楼さんとしても、コスパを考えれば氷菓よりフィレステーキを推してほしいでしょうし(笑)。このステーキも上記「120周年記念特別プラン」に入っていますね。
さて、番組をご覧の上、「120周年記念特別プラン」、ぜひ足をお運び下さい。
【折々のことば・光太郎】
ロダンの彫刻もお返却しようと思ひながら一日一日と見てゐるのでのびて、此も大変長くなりました。近くお返しいたします。
大正13年(1924)6月8日 木村荘五宛書簡より 光太郎42歳
「ロダンの彫刻」は、明治44年(1911)、ロダンから白樺同人一同に贈られた三点のうちのどれか、または全部と思われます。またはその後、武者小路実篤や安達峰一郎(外交官)らがロダン作品を入手しており、そのあたりかもしれません。
同人中の誰よりもロダンを敬愛していた光太郎ですので、なかなか手放せなかったようです。さすがに借りパクはしなかったようですが(笑)。
この葉書も当方手元にあります。