昨日、テレビ朝日さんで放映された5分間番組「東京サイト」を拝見しました。今週は「TOKYO霊園さんぽ」ということで、昨日放映分は光雲、光太郎智恵子らが眠る染井霊園。
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東京都さんがスポンサーというか、都としてのお知らせなどを扱う番組で、関東圏しか放映がありませんが、放映終了回は一定期間、一部を除いて公式サイトで動画として公開されています。

まずは染井霊園の概要。開園は明治7年(1874)、園内にはソメイヨシノの古木が約100本だそうです。二葉亭四迷もここに眠っています。
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そしてわれらが光雲光太郎。
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「髙村」と「高村」をきちんと書き分けていて、感心しました。その点の詳細はこちら
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お参りに訪れる人が多いとのことで、有り難く存じます。
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その後、都からのお知らせということで、今年度の申し込み受付等。「分譲」というと語弊があるでしょうか。
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わずか半坪ほどで250万円超、それでも昨年は5倍近い倍率だったそうで……。

とても無理、という方などには、納骨堂的な……。
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しかしこれでも60万円オーバー。
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さらに倍率は一般の墓所より高く……。
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都民の皆さんには格段驚くことでもないのかもしれませんが、田舎者には「ひょえー!!!!」というか「じぇじぇじぇ!!!!」というか(笑)。

何はともあれ、オンラインでの動画、ご覧下さい。


【折々のことば・光太郎】

一般楽団の事もさる事ながら、 たちのよい、小ぢんまりしたcafé-concertが欲しいと思ひます。 さういふものは今日まだ経営がむつかしいでせうか。

大正11年(1922)11月28日 吉村幸夫宛書簡より 光太郎40歳
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宛先の吉村幸夫の住所が「誠之堂編輯部」となっており、おそらく何らかの雑誌へのアンケート回答と思われますが、掲載誌等不明です。

café-concert」はカフェ・コンセール。フランスなどのワンドリンクで歌やショーを見せる店です。たしかに当時の日本には無かったようですね。

この葉書、当方手持ちのものです。