3件ご紹介します。
まず再放送。初回放映が先月15日でした。
まず再放送。初回放映が先月15日でした。
アートフルワールド 〜たぶん、すばらしき芸術の世界〜 #47 いま会いに行ける銅像
BSフジ 2023年5月6日(土) 13:30~13:55「世界はアートに満ちている。」をテーマに、アートの世界を様々な視点から紹介し、その多種多様な楽しみ方も合わせてお伝えする。
街を歩いていると、ふと出会い、注目をして歩くと実にさまざまな場所にいる「銅像」。身近にあるけど、よく知らない、知るほどに謎が深まる「銅像」の世界を紐解いていく。
今回、アートの冒険に出かけるのは女優の坂東希。長年、銅像を研究しているスペシャリストと共に、皇居外苑にある東京三大銅像と言われている銅像や、日本彫刻界の重鎮が制作した銅像など都内にある様々な銅像を巡る。
さらに、当時の彫刻家たちに多大な影響を与えた「考える人」で有名なオーギュスト・ロダンなどについても話を伺う。
出演者 坂東希 平瀬礼太(愛知県美術館副館長) 山枡あおい(国立西洋美術館研究員)
ナレーション 松本穂香
光太郎の父・光雲が主任となって東京美術学校として請け負った、皇居前広場の「楠木正成像」が大きく取り上げられた他、番組後半では日本に於けるロダン受容の歴史等についてで、光太郎の名も。
もう1件、再放送系で。
「日本歌手協会歌謡祭」名曲&懐かしの名場面を一挙放送!
光太郎の父・光雲が主任となって東京美術学校として請け負った、皇居前広場の「楠木正成像」が大きく取り上げられた他、番組後半では日本に於けるロダン受容の歴史等についてで、光太郎の名も。
もう1件、再放送系で。
プレイバック日本歌手協会歌謡祭
BSテレ東 2023年5月8日(月) 17:58~19:00「日本歌手協会歌謡祭」名曲&懐かしの名場面を一挙放送!
楽曲1
「大江戸出世小唄」合田道人 「東京音頭」香西かおり 「東京ラプソディ」大川栄策
「九段の母」塩まさる 「東京ブルース」淡谷のり子 「夢淡き東京」ボニージャックス
「東京の屋根の下」貴津章 「東京ブギウギ」森サカエ
楽曲2
「君の名は」青山和子 「東京ティティナ」生田恵子 「東京だより」三船浩
「東京のバスガール」初代コロムビアローズ 「智恵子抄」二代目コロムビア・ローズ
「東京ドドンパ娘」渡辺マリ 「東京五輪音頭」福田こうへい 「あゝ上野駅」松原健之
「新宿そだち」津山洋子、高樹一郎
<司会>合田道人
物故者を含め、過去の歌唱映像の再編で構成されている番組。令和2年(2020)に亡くなった二代目コロムビア・ローズさんの「智恵子抄」(昭和39年=1964)も流れます。亡くなって以来、何度かこの手の番組で取り上げられ続けています。
「智恵子抄」、智恵子の故郷・福島二本松を舞台とした一種のご当地ソングですが、その二本松がらみの番組も。
「福島しあわせ運べるように合唱団」。東日本大震災のあと、歌を通じて人々を勇気づけ、復興を後押しする福島二本松市の子供たちの姿を10年にわたり密着取材。
阪神・淡路大震災のあと神戸で誕生した合唱曲「しあわせ運べるように」を受け継いだ福島の子ども合唱団。原発事故で故郷に帰れなくなった人たちに歌を届けてきました。指導する佐藤敬子先生が目指すのは、歌を歌うだけでなく、実際に被災地を訪れ人に出会い、子どもたち自身が考え言葉にしてみんなで話し合い、生きる力を育むこと。合唱団は、大震災で心の傷を負った子どもたちをケアする役割も果たしました。
【司会】塚原愛 【語り】富田望生
二本松ということで、「ほんとの空」的な紹介があるといいのですが……。
それぞれ、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
かねて御手がみがあつてからも既に数ヶ月を経ましたが、漸く貴下の為めにと思つて始めた画が出来ました。日光の山の絵です。すでに紅葉は散り去り、すべて枯葉色の少雨の山の画で、これならばお送りしてもいいと思つて居ります。
渡辺湖畔は新潟・佐渡島の素封家にして、与謝野鉄幹・晶子の新詩社で活躍した歌人。
この時期、詩集『道程』の自費出版やら、智恵子との結婚披露やらで物入りだった光太郎、自信を持っていた油絵で勝負をかけます。
渡辺の他にも、福島の伊藤隆三郎、滋賀の野田守雄などが光太郎の絵を画会から申し込みました。また、「連翹忌」名付け親の佐藤春夫もこの時期、自身の肖像画を光太郎に依頼、以後、光太郎が没するまで親交が続きます。しかし、自分の制作にこだわりの強い光太郎、なかなか描画がはかどらず、あまり多くの注文に応えることは出来ませんでした。
ちなみに渡辺に送った日光の絵、永らく所在不明でしたが、平成12年(2000)にひょっこり出て来、その後、平塚市美術館さんなどを巡回した「画家の詩、詩人の絵-絵は詩のごとく、詩は絵のごとく」に出展されました。
物故者を含め、過去の歌唱映像の再編で構成されている番組。令和2年(2020)に亡くなった二代目コロムビア・ローズさんの「智恵子抄」(昭和39年=1964)も流れます。亡くなって以来、何度かこの手の番組で取り上げられ続けています。
「智恵子抄」、智恵子の故郷・福島二本松を舞台とした一種のご当地ソングですが、その二本松がらみの番組も。
明日をまもるナビ(81)未来へ しあわせ運べるように〜福島・子ども合唱団
地上波NHK総合 2023年5月7日(日) 10:05~10:50「福島しあわせ運べるように合唱団」。東日本大震災のあと、歌を通じて人々を勇気づけ、復興を後押しする福島二本松市の子供たちの姿を10年にわたり密着取材。
阪神・淡路大震災のあと神戸で誕生した合唱曲「しあわせ運べるように」を受け継いだ福島の子ども合唱団。原発事故で故郷に帰れなくなった人たちに歌を届けてきました。指導する佐藤敬子先生が目指すのは、歌を歌うだけでなく、実際に被災地を訪れ人に出会い、子どもたち自身が考え言葉にしてみんなで話し合い、生きる力を育むこと。合唱団は、大震災で心の傷を負った子どもたちをケアする役割も果たしました。
【司会】塚原愛 【語り】富田望生
二本松ということで、「ほんとの空」的な紹介があるといいのですが……。
それぞれ、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
かねて御手がみがあつてからも既に数ヶ月を経ましたが、漸く貴下の為めにと思つて始めた画が出来ました。日光の山の絵です。すでに紅葉は散り去り、すべて枯葉色の少雨の山の画で、これならばお送りしてもいいと思つて居ります。
大正3年(1914)11月11日 渡辺湖畔宛書簡より 光太郎32歳
渡辺湖畔は新潟・佐渡島の素封家にして、与謝野鉄幹・晶子の新詩社で活躍した歌人。
この時期、詩集『道程』の自費出版やら、智恵子との結婚披露やらで物入りだった光太郎、自信を持っていた油絵で勝負をかけます。
渡辺の他にも、福島の伊藤隆三郎、滋賀の野田守雄などが光太郎の絵を画会から申し込みました。また、「連翹忌」名付け親の佐藤春夫もこの時期、自身の肖像画を光太郎に依頼、以後、光太郎が没するまで親交が続きます。しかし、自分の制作にこだわりの強い光太郎、なかなか描画がはかどらず、あまり多くの注文に応えることは出来ませんでした。
ちなみに渡辺に送った日光の絵、永らく所在不明でしたが、平成12年(2000)にひょっこり出て来、その後、平塚市美術館さんなどを巡回した「画家の詩、詩人の絵-絵は詩のごとく、詩は絵のごとく」に出展されました。