どうでもいいことではありますが、このブログ、12年目に突入しました。昨日まで11年間、1日も休まずに更新しています。どこまで続くか自分でも楽しみです(笑)。

閑話休題。智恵子の故郷、福島県二本松市での智恵子生誕祭。さまざまなコンテンツの総称です。

『広報にほんまつ』さんの今月号から。
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先陣を切って始まった、紙絵の実物展示に関し、地元紙『福島民友』さんが報じています。

智恵子の紙絵実物を展示 二本松、記念館で生誕祭

005  二本松市の智恵子の生家・智恵子記念館は27日、同市出身の美術家高村智恵子の誕生日の5月20日にちなんだ恒例イベント「生誕祭」を始めた。5月21日まで、紙絵の実物展示や智恵子の居室特別公開など多彩に繰り広げている。
 実物展示は年2回行われ、今回は「菊」「白い小鉢」「花パターン」など10点を5月7日まで公開している。また女流画家を目指すなど自分を貫く生き方をした智恵子のエピソードを紹介、来館者にメッセージを書いてもらう企画も行っている。
 生家では29日からの大型連休中と土、日曜日に、普段公開していない智恵子の居室を特別公開する。5月13、14、20、21日には同市の伝統工芸「上川崎和紙」を使い、しおりなどを作る制作体験も行われる。
 開館時間は午前9時~午後4時半(最終入館は同4時)。水曜日休館(3日は開館)。入館料は高校生以上410円、小・中学生210円。問い合わせは同館(電話0243・22・6151)へ。

もう1件、若干先の話ですが、やはり『広報にほんまつ』さんから。

智恵子のまち夢くらぶ主催 高村智恵子生誕祭 智恵子を偲ぶ鎮魂の集い

期 日 : 2023年5月21日(日)
会 場 : 智恵子純愛通り記念碑前(雨天時は智恵子の生家前)
時 間 : 9:00~14:00
料 金 : 一般 2,000円 中高生1、000円(昼食、入館料、保険含む)

内 容 
 第1章 智恵子ゆかりの地を巡る
 第2章 「樹下の二人」詩碑建立40年記念朗読会 参加者による一人一作品の朗読
 第3章 高村光太郎生誕140年記念「智恵子と光太郎を語る昼食会」 かねすい智恵子の湯

問い合わせ 智恵子のまち夢くらぶ 0243-23-6743

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こちらのイベントは市の主催ではなく、地元で智恵子顕彰活動をなさっている「智恵子のまち夢くらぶ」さん。

ふるってご参加下さい。

【折々のことば・光太郎】

Please acept my little book which has just been published. These are poems ; not so-colled poems. I simply hope that I live and breathe in them.


大正3年(1914)10月20日 バーナード・リーチ宛書簡より 光太郎32歳

邦訳は以下の通り。

今度公刊された僕の小さな本を受け取って下さい。これらは僕の詩です。世に言う詩ではない。僕はこれらの中に生き、呼吸したいと願う。

「僕の小さな本」は、光太郎第一詩集『道程』です。奥付では25日発行となっていますが。
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