動画配信サイトYouTubeでのオンラインシンポジウムです。
期 日 : 2023年3月28日(火)
時 間 : 13:00~16:20 見逃し配信有り
料 金 : 無料
新型コロナウイルスの影響や社会情勢の変化が、エネルギーや資材費の高騰を引き起こしている状況の中、博物館や美術館も持続可能な運営を行なっていくために、資金獲得の視点を欠かすことはできません。館の活動を継続・発展していくためには何を考え、実行していかなければいけないのか。本シンポジウムでは、3つのセッションを通じて、お金の側面からみた博物館運営のあり方について掘り下げていきます。館の運営に携わる現場の方々から文化庁における博物館行政の第一人者、資金調達の専門家まで幅広いステークホルダーの皆さまをお招きし、博物館の目指すべき姿について議論を交わしていきます。
こんな方におすすめ
クラウドファンディングに興味のある方
クラウドファンディングの実行を考えている方
博物館・美術館に関わっている方
芸術関連団体に所属している方
文化芸術の保存・振興に関心のある方
視聴方法
本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールとしてはYouTubeを利用します。オンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみ、YouTubeの配信URLをメールにてご案内します。
参加申込URL:https://cfevent.readyfor.jp/culture/230328
参加申込URL:https://cfevent.readyfor.jp/culture/230328
スケジュール
Session1 / 13:00-14:00 ミュージアムのファンドレイジングの現在地とこれから
「文化芸術に関する多様な資金の活用状況」に関する基調講演
博物館におけるファンドレイジング活動の現状と今後の展望
「文化芸術に関する多様な資金の活用状況」に関する基調講演
博物館におけるファンドレイジング活動の現状と今後の展望
登壇者
中尾智行 文化庁博物館振興室 博物館支援調査官
鎌倉幸子 かまくらさちこ株式会社代表 / 認定ファンドレイザー
本川 博人 男鹿水族館GAO 館長
廣安ゆきみ READYFOR株式会社 文化部門長 / リードキュレーター
Session2 / 14:10-15:10 「新しい」に挑戦するミュージアム
クラウドファンディングを実施した熊本市現代美術館の岩崎氏、
碌山美術館の武井氏を迎え、それぞれの館の運営を維持・向上させていくための
手段について具体的事例をもとにお話をお伺いしていきます。
また、公立と私立の館の運営の違いや比較を通じて、共通する課題を明らかにします。
鎌倉幸子 かまくらさちこ株式会社代表 / 認定ファンドレイザー
本川 博人 男鹿水族館GAO 館長
廣安ゆきみ READYFOR株式会社 文化部門長 / リードキュレーター
Session2 / 14:10-15:10 「新しい」に挑戦するミュージアム
クラウドファンディングを実施した熊本市現代美術館の岩崎氏、
碌山美術館の武井氏を迎え、それぞれの館の運営を維持・向上させていくための
手段について具体的事例をもとにお話をお伺いしていきます。
また、公立と私立の館の運営の違いや比較を通じて、共通する課題を明らかにします。
登壇者
公立館でのクラウドファンディングの舞台裏
公立館ならではのプロジェクトの進め方やハードル
クラウドファンディングがもたらした効果
登壇者
大久保卓 入間市博物館 文化財担当主幹
島宗美知子 公益財団法人帆船日本丸記念財団 学芸課長補佐
廣安ゆきみ READYFOR株式会社 文化部門長 / リードキュレーター
光太郎の親友だった彫刻家・荻原守衛を顕彰し、光太郎ブロンズ彫刻も多数所蔵、展示して下さっている信州安曇野の碌山美術館さん。昭和33年(1958)の竣工で、ロマネスク様式の教会風の碌山館(本館)が老朽化ということで、昨夏、クラウドファンディングにチャレンジ。目標額を大幅に上回る資金が集まり、秋以降、改修工事が進められました。
碌山美術館さんクラウドファンディング。
碌山美術館さんクラウドファンディング目標額到達。
新聞各紙から。
碌山美術館さんクラウドファンディング関連。
その実践例ということで同館学芸員の武井敏氏によるプレゼンが為されます。他館さんの報告や識者による提言等、盛りだくさんの内容となっています。「館」ではない文化芸術団体さん等にも参考となる内容でしょう。
ご興味のおありの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
北海道で地面の中から自分の命の糧を貰ひます。そして、今の日本の芸術界と没交渉な僕自身の芸術を作ります。地球の生んだ芸術を得ようとします。そして、此が一面今の社会に対する皮肉な復讐です。僕は日本の東京の為めにどの位神経に害を与へられたか知れません。
昨日のこの項でご紹介した部分の続きです。北海道に移住し、酪農で生計を立てながら芸術を生み出そうという計画を表明しています。この後、実際に北海道に渡るのですが……。
岩崎千夏 熊本市現代美術館 副館長
武井敏 碌山美術館 学芸員
佐藤妙 READYFOR株式会社 文化部門 キュレーター
Session3 / 15:20-16:20 実践に学ぶ|地方公立館のクラウドファンディングの裏側武井敏 碌山美術館 学芸員
佐藤妙 READYFOR株式会社 文化部門 キュレーター
公立館でのクラウドファンディングの舞台裏
公立館ならではのプロジェクトの進め方やハードル
クラウドファンディングがもたらした効果
登壇者
大久保卓 入間市博物館 文化財担当主幹
島宗美知子 公益財団法人帆船日本丸記念財団 学芸課長補佐
廣安ゆきみ READYFOR株式会社 文化部門長 / リードキュレーター
光太郎の親友だった彫刻家・荻原守衛を顕彰し、光太郎ブロンズ彫刻も多数所蔵、展示して下さっている信州安曇野の碌山美術館さん。昭和33年(1958)の竣工で、ロマネスク様式の教会風の碌山館(本館)が老朽化ということで、昨夏、クラウドファンディングにチャレンジ。目標額を大幅に上回る資金が集まり、秋以降、改修工事が進められました。
碌山美術館さんクラウドファンディング。
碌山美術館さんクラウドファンディング目標額到達。
新聞各紙から。
碌山美術館さんクラウドファンディング関連。
その実践例ということで同館学芸員の武井敏氏によるプレゼンが為されます。他館さんの報告や識者による提言等、盛りだくさんの内容となっています。「館」ではない文化芸術団体さん等にも参考となる内容でしょう。
ご興味のおありの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
北海道で地面の中から自分の命の糧を貰ひます。そして、今の日本の芸術界と没交渉な僕自身の芸術を作ります。地球の生んだ芸術を得ようとします。そして、此が一面今の社会に対する皮肉な復讐です。僕は日本の東京の為めにどの位神経に害を与へられたか知れません。
明治44年(1911)4月8日 山脇信徳宛書簡より 光太郎29歳
昨日のこの項でご紹介した部分の続きです。北海道に移住し、酪農で生計を立てながら芸術を生み出そうという計画を表明しています。この後、実際に北海道に渡るのですが……。