花巻レポートの最終回となります。
2月15日(水)、花巻高村光太郎記念館さんを後に、萬鉄五郎記念美術館さんへと向かう道すがら、道の駅はなまき西南(愛称・賢治と光太郎の郷)さんへ立ち寄りました。
インフォメーションスペースに新しいパンフレットが置いてありましたので、ゲットして参りました。
この日はたまたま15日。月に一度、テナントのミレットキッチン花(フラワー)さんで「光太郎ランチ」が販売される日です。
夏場ですと千葉の自宅兼事務所まで持って帰るには傷みが心配ですが、この時期なら大丈夫だろうと、この日の夕食用に妻と2人前購入するつもりで参上したところ、メニュー立案等に協力なさっているやつかの森LLCの方がいらして、無料で頂いてしまいました。多謝。
というわけで、妻と二人でいただきました。妻には「わざわざ買ってきたんだぞ」(笑)。
この日のメニューは、五目御飯に、
小麦粉焼きパン、
メインのおかずは鮫のしょうゆ麹竜田揚げ。
毎月定番の塩麹入り卵焼きも。
さらに、ごぼうの煮付け、切り干し大根の酢の物、白菜の松前和え、たくあん漬け。
デザート的には干し柿と、光太郎も絶賛した岩手銘菓の豆銀糖。
妻曰く、「いろいろ入っていて楽しい」「五目御飯がGOOD」「鮫って珍しいね」「干し柿はすごく甘い」「また買ってきて」。
ところで、スマホで撮影しながら食べていると、隙を見て悪い奴が「鮫のしょうゆ麹竜田揚げ」をかっさらって逃亡。「くをらぁ!」と、すぐに奪い返しましたが、いわゆる「イカ耳」状態で「ニャゴニャゴ、ニャー(ずるいぞ、よこせ)」とうるさいので、しかたなく豆粒ほどのひとかけらだけ(笑)。
結局、二人と一匹でおいしくいただきました(笑)。
その他、道の駅では、当方大好物の林檎を箱買いして自宅兼事務所に発送。こちらは翌日届き、やはりおいしくいただきました。
以上、花巻レポートを終わります。
【折々のことば・光太郎】
先週巴里へ一寸参り、セザンの妙味をはじめて知り申し候。
ロンドン在住中、碌山荻原守衛の誘いでパリへ小旅行。守衛とは前年にニューヨークで知り合っていましたし、先にパリに移っていた守衛がロンドンの光太郎を訪ねてきたこともありました。
この際、守衛の習作「坑夫」を見せられた光太郎、「これは凄い、ぜひ石膏に取って日本に持ち帰るように」と進言、守衛もそれに従い、そのおかげでこの作品が世に残ることとなりました。
「セザン」は「セザンヌ」。いずこかの美術館か画廊で初めてその作品を見たのでしょう。
2月15日(水)、花巻高村光太郎記念館さんを後に、萬鉄五郎記念美術館さんへと向かう道すがら、道の駅はなまき西南(愛称・賢治と光太郎の郷)さんへ立ち寄りました。
インフォメーションスペースに新しいパンフレットが置いてありましたので、ゲットして参りました。

夏場ですと千葉の自宅兼事務所まで持って帰るには傷みが心配ですが、この時期なら大丈夫だろうと、この日の夕食用に妻と2人前購入するつもりで参上したところ、メニュー立案等に協力なさっているやつかの森LLCの方がいらして、無料で頂いてしまいました。多謝。
というわけで、妻と二人でいただきました。妻には「わざわざ買ってきたんだぞ」(笑)。
この日のメニューは、五目御飯に、
小麦粉焼きパン、
メインのおかずは鮫のしょうゆ麹竜田揚げ。
毎月定番の塩麹入り卵焼きも。
さらに、ごぼうの煮付け、切り干し大根の酢の物、白菜の松前和え、たくあん漬け。
デザート的には干し柿と、光太郎も絶賛した岩手銘菓の豆銀糖。
妻曰く、「いろいろ入っていて楽しい」「五目御飯がGOOD」「鮫って珍しいね」「干し柿はすごく甘い」「また買ってきて」。
ところで、スマホで撮影しながら食べていると、隙を見て悪い奴が「鮫のしょうゆ麹竜田揚げ」をかっさらって逃亡。「くをらぁ!」と、すぐに奪い返しましたが、いわゆる「イカ耳」状態で「ニャゴニャゴ、ニャー(ずるいぞ、よこせ)」とうるさいので、しかたなく豆粒ほどのひとかけらだけ(笑)。
結局、二人と一匹でおいしくいただきました(笑)。
その他、道の駅では、当方大好物の林檎を箱買いして自宅兼事務所に発送。こちらは翌日届き、やはりおいしくいただきました。
以上、花巻レポートを終わります。
【折々のことば・光太郎】
先週巴里へ一寸参り、セザンの妙味をはじめて知り申し候。
明治40年(1907)11月13日 雑誌『方寸』宛書簡より 光太郎25歳
ロンドン在住中、碌山荻原守衛の誘いでパリへ小旅行。守衛とは前年にニューヨークで知り合っていましたし、先にパリに移っていた守衛がロンドンの光太郎を訪ねてきたこともありました。
この際、守衛の習作「坑夫」を見せられた光太郎、「これは凄い、ぜひ石膏に取って日本に持ち帰るように」と進言、守衛もそれに従い、そのおかげでこの作品が世に残ることとなりました。
「セザン」は「セザンヌ」。いずこかの美術館か画廊で初めてその作品を見たのでしょう。