クラシック系の演奏会情報です。横浜、広島それぞれで、加藤昌則氏作曲の「レモン哀歌」がプログラムに入っています。
昼の部と同じ編成、ほぼ同じ曲目で、広島県三原市での公演も。
ちなみに5/3新潟県新潟市、5/21奈良県大和高田市、8/6神奈川県横須賀市での公演も予定されているとのこと。「レモン哀歌」がプログラムにはいるかどうか、不明ですが。
ぜひ足をお運びください。
【折々のことば・光太郎】
「子供連へ」みんな達者で勉強してゐるだらうね。日本国は此から万歳で、進歩する許りだ。みんなも盛んにやる可し。御父さんや御母さんに世話を焼かせてはいけない。 僕も勉強して今にみんなを驚かせるよ。待つておいで。
欧米留学最初の目的地、ニューヨークからの書簡。「光雲様一同」となっていますが、弟妹に宛てた内容です。この後、世界最先端の芸術に触れる中で、日本の芸術的後進性を嫌と云うほど思い知らされ、日本人であることを恥じ入るようになりますが、未だその境地には至っておらず、「日本国は此から万歳で、進歩する許り」などと書いています。
期 日 : 2023年2月16日(木)
会 場 : 横浜みなとみらいホール 小ホール 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-6
時 間 : 13:30開場 14:00開演
料 金 : 単独券 3,500円 夜公演との通し券 6,000円
男性がファルセット(裏声)によって女性の声域を歌う。それが、カウンターテナーです。世界を代表するカウンターテナー藤木大地と名手ぞろいのピアノ五重奏による室内楽コンサート。ソリストたちの輝く音色が藤木の柔らかな声と響き合う極上の1時間をお届けします。昼と夜のコンサートでは曲目も出演者も入れ替わります。ぜひ、2公演通してお楽しみください。
昼と夜でメンバーチェンジ! 歌手藤木大地のもとに豪華なソリストが集い妙技を競う白熱のコンサート
男性がファルセット(裏声)によって女性の声域を歌う。それが、カウンターテナーです。世界を代表するカウンターテナー藤木大地と名手ぞろいのピアノ五重奏による室内楽コンサート。ソリストたちの輝く音色が藤木の柔らかな声と響き合う極上の1時間をお届けします。昼と夜のコンサートでは曲目も出演者も入れ替わります。ぜひ、2公演通してお楽しみください。
横浜みなとみらいホールという音響の優れた室内空間を活かし、濃密なソロリサイタルのような瞬間も、合奏の響きとともに透き通るようなうたが染み渡る瞬間も楽しめる魅力的な編成です。
出演者
カウンターテナー 藤木大地 ヴァイオリン 成田達輝 周防亮介 ヴィオラ 川本嘉子
チェロ 中木健二 ピアノ 松本和将
チェロ 中木健二 ピアノ 松本和将
予定曲目
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op. 44より 第3楽章
シューベルト:魔王 D 328
マーラー:私はこの世に忘れられた
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op. 34 No. 14
J. S. バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
ヴュータン:アメリカの思い出《ヤンキー・ドゥードゥル》Op.17
加藤昌則:レモン哀歌
木下牧子:鴎
モリコーネ:ネッラ・ファンタジア
平井夏美:瑠璃色の地球
村松崇継:いのちの歌
昼夜2公演だそうですが、夜公演は編成も曲目も異なり、「レモン哀歌」は曲目に入っていません。昼の部と同じ編成、ほぼ同じ曲目で、広島県三原市での公演も。
期 日 : 2023年2月18日(土)
会 場 : 三原市芸術文化センター ポポロ 広島県三原市宮浦2丁目1-1
時 間 : 13:15開場 14:00開演
料 金 : 一般 3,800円(ポポロクラブ会員3,300円) ペア(2枚)7,000円
25歳以下 1,000円
25歳以下 1,000円
出演者
カウンターテナー 藤木大地 ヴァイオリン 成田達輝 周防亮介 ヴィオラ 川本嘉子
チェロ 中木健二 ピアノ 松本和将
予定曲目
シューマン/ピアノ五重奏曲 第3楽章
シューベルト/魔王
マーラー/私はこの世に忘れられた
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
バッハ/主よ人の望みの喜びよ
ブラームス/聖なる子守唄
木下牧子/鴎
モリコーネ/ネッラ・ファンタジア
平井夏美/瑠璃色の地球
村松崇継/いのちの歌
神ともにいまして(讃美歌)
加藤昌則/レモン哀歌 他
加藤昌則/レモン哀歌 他
ちなみに5/3新潟県新潟市、5/21奈良県大和高田市、8/6神奈川県横須賀市での公演も予定されているとのこと。「レモン哀歌」がプログラムにはいるかどうか、不明ですが。
ぜひ足をお運びください。
【折々のことば・光太郎】
「子供連へ」みんな達者で勉強してゐるだらうね。日本国は此から万歳で、進歩する許りだ。みんなも盛んにやる可し。御父さんや御母さんに世話を焼かせてはいけない。 僕も勉強して今にみんなを驚かせるよ。待つておいで。
明治39年(1906)4月13日 高村光雲様一同宛書簡より 光太郎24歳
欧米留学最初の目的地、ニューヨークからの書簡。「光雲様一同」となっていますが、弟妹に宛てた内容です。この後、世界最先端の芸術に触れる中で、日本の芸術的後進性を嫌と云うほど思い知らされ、日本人であることを恥じ入るようになりますが、未だその境地には至っておらず、「日本国は此から万歳で、進歩する許り」などと書いています。