毎年、8月9日に女川光太郎祭を開催して下さっている宮城県女川町の広報誌『広報おながわ』さん。

今年は町立のつながる図書館さんで特別展「詩人・彫刻家高村光太郎と女川 ~えにしをつなごう~」も開催されるということで、女川光太郎祭と併せてご紹介下さいました。

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ありがとうございます。


もう1件。

茨城県筑西市の明野図書館さんの館報『花さき山』から。

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「音読会」というイベントで、光太郎を取り上げて下さるとのことで。

楽しみながら音読しよう☆ 音読会

期 日 : 2019年8月6日(金)/9月3日(火)
時 間 : 11:00~12:00
場 所 : 筑西市立明野図書館  茨城県筑西市海老ヶ島2120-7
料 金 : 無料

☆図書館スタッフと一緒に、気軽に発声練習や音読を楽しみませんか?
  8月は、「高村光太郎」がテーマです。
 声に出して読むことで、脳と心に刺激を与えましょう!
※申し込みは不要です。当日直接明野図書館 視聴覚室にお越しください。
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筑西市といえば、東京美術学校彫刻科で、光太郎の父・光雲に木彫を学び、後に陶芸に転じて大成した板谷波山の故郷です。今回のイベントとの関連はないのでしょうが。

それぞれお近くの方(遠くの方も(笑))、ぜひどうぞ。

【折々のことば・光太郎】

美にして義ならざるなし     短句揮毫 時期不明

手持ちの書籍類から、この揮毫の画像をざっと探したのですが、見つかりませんでした。

ところが、花巻高村光太郎記念館さんの所蔵品の中に、「美」と「義」が逆になった「義にして美ならざるなし」という書があるのに気がつきました。

短句の類は『高村光太郎全集』第11巻、第20巻にまとめられており、こちらは第11巻に載っています。第11巻は初版が昭和33年(1958)。その時点で編集に当たられた当会顧問・北川太一先生、「美」と「義」を取り違えたかな、という気もします。「義にして美ならざるなし」とした方が、意味的にはすっきりします。

「いや、間違いなく「美にして美ならざるなし」という揮毫もあるぞ」という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示いただけると幸いです。