四国徳島から演奏会情報です。
会   場 : 徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)  徳島県徳島市藍場町2丁目14番地
時   間 : 開場 13:30 / 開演 14:00
料   金 : 2,000円(全席自由)

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プログラム

 松岡貴史作曲      こどものためのピアノ曲集 「音の絵本」より
 松岡みち子作曲    「智恵子抄」より
 沢井忠夫作曲       「鳥のように」
 信時 潔作曲        不盡山を望みて・日本のあさあけ
 J.S.バッハ作曲     『カンタータ78番』より 二重唱 「われは急ぐ」
 ドヴォルザーク作曲  歌劇『ルサルカ』より 月に寄せる歌
 ヴェルディ作曲     歌劇『イル トロヴァトーレ』より
              炎は燃えて/鎖に繋がれて/あの山へ帰ろう
 ロッシーニ作曲     歌劇『セミラーミデ』より  遂にバビロニアに着いたぞ!
 プレヴィン作曲     歌劇『欲望という名の電車』より  私が欲しいのは魔法
 ほか

出演

 遠藤咲季子(箏)  井上ゆかり(ソプラノ)  松平幸(ソプラノ)
 杣友惠子(メゾ・ソプラノ) 
野間愛(メゾ・ソプラノ)  小川明子(アルト)
 松岡貴史(作曲・ピアノ)  松岡みち子(作曲)  
山田啓明(ピアノ)
 米田佳子(ピアノ)


松岡みち子さんという方の作曲になる「智恵子抄」がプログラムに入っています。存じ上げない方で、調べてみましたところ、香川大学特命准教授であらせられるそうです。また、「智恵子抄」はソプラノとピアノ伴奏による全10曲の歌曲だとのことです。「より」となっていますので、その中からの抜粋なのでしょう。

お近くの方、ぜひどうぞ。


【折々のことば・光太郎】

つまり美といふのは、それが必要に迫られてゐるもの、合理的であるもの、堅牢であるもの、さう言つたものなのです。美しくしようと思つて飾り立てたものは美であることが少ないのです。

談話筆記「(春になつて)」より 昭和21年(1946) 光太郎64歳

いわゆる「用の美」について言及する中での発言です。そしてこの後の部分で、詩の世界も似たようなものだ、的な発言が続きます。造形芸術、文学に限らず、音楽や舞台芸術、はては身だしなみなどにも当てはまるような気がします。