富山県から演劇の公演情報です。
劇団「喜び」公演「智恵子抄」
期 日 : 2019年3月21日(木・祝)会 場 : 高岡市生涯学習センター (ウィング・ウイング高岡) 富山県高岡市末広町1-7
時 間 : 14:00〜
料 金 : 前売 一般2,000円 中・高生1,000円 当日 一般2,500円 中・高生1,500円
お菓子・飲み物付
彫刻家であり詩人である高村光太郎その妻智恵子。珠玉の愛の物語を『智恵子抄』の詩と共にお届けします。
脚本・一人芝居 茶山千恵子
茶山さんという方、直接は存じ上げませんが、以前にも高岡で光太郎智恵子関連の市民講座や朗読をなさって下さっていた方です。
ありがたいところです。
【折々のことば・光太郎】
あの世とは何も遠いところではない。あの世とはみんなの頭の中にいつでも存在してゐるし、現世といつでも交通してゐるところである。
散文「某月某日」より 昭和14年(1939) 光太郎57歳
前年に亡くなった智恵子の新盆を迎えての感懐です。
同じ文章では「智恵子が今更あの世からのこのこお精霊さまになつて此の家にやつて来るなどとはしらじらしくて考へられず、おまけに智恵子は年中此所にゐるのだから、そんなあらたまつた事をする気が起らない」「私はあの変な戒名といふもので智恵子をよぶ気にはまるでなれない。何々院何誉何々大姉とは随分人を茶にしてゐるもので、たとひ自分の戒名があるとしてもそんな名をよばれて、すぐに「はい」と返事が出来ようとはおもへない」と書いています。
昨日は盆ならぬ、彼岸の入りでした。
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