智恵子の故郷、福島県二本松市さんの広報誌『広報にほんまつ』、今月号は道の駅の特集が組まれています。

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市長・三保恵一氏の玉稿。智恵子に触れて下さっています。

こちらにもあるとおり、同市には3ヶ所の道の駅が存在し、そのうち一つが「道の駅 安達 智恵子の里」。智恵子生家/智恵子記念館に近い、旧安達町にあります。全国的にも珍しいという、国道を挟んで上り線側と下り線側別々に展開している施設です。

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新商品も開発されているようで、「智恵子の思い出 甘酸っぱいレモンゼリー」というのは存じませんでした。次に行く時は買ってこようと思っています。

「通常のレモンゼリーより、酸味が濃いゼリー。一粒が大きいゼリーなので、食べ応え抜群!」だそうで、想像するだけで唾液が分泌されます。「パブロフの犬」状態です(笑)。

もう一点紹介されている「智恵子の里だよりレモンサブレ」は、昨秋、現代アートの祭典「福島ビエンナーレ 重陽の芸術祭2018」の一環として智恵子の生家/智恵子記念館を会場に行われた「重陽の芸術祭in智恵子」の際にゲットしましたが。

上記2点は上り線側での販売のようです。

下り線側にも「道の駅 安達 智恵子の里レモンケーキ」。素朴な感じのものですが、バラ売りで一つから買えるそうで、ありがたいですね。

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いっそのこと、二本松市として「レモンの里」というキャッチコピーにして、道の駅で「全国レモンサミット」でも開催し、ゲストは米津玄師さん……などと勝手なことを考えています(笑)。

まじめな話としては、来月、二本松市でレモンならぬ「2019全国さくらシンポジウム㏌二本松」が企画されています。また近くなりましたら詳しくご紹介します。


【折々のことば・光太郎】

智恵子のいのちは此家に充満する。智恵子の個体が灰になつてしまふと同時に、智恵子の存在はアトムとなつて至る処に遍在し、到る処を充填する。百千倍となつた復活である。

散文「某月某日」より 昭和14年(1939) 光太郎57歳

昭和13年(1938)、レモンをがりりと噛んで天に昇っていった智恵子。光太郎はその後、智恵子がアトム(原子)となって自分の周囲に充満していると信じるようになりました。


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