昨日ご紹介した、横浜の日枝神社さん例大祭同様、毎年ご紹介していますが、智恵子の故郷・福島二本松に隣接する本宮市でのイベントです。

本宮を舞台とし、東宝さんの配給で、1965(昭和40)年に自主制作された吉村公三郎監督、故・山岡久乃さん主演映画「こころの山脈」が上映されます。劇中で「智恵子抄」が一つのモチーフとして使われています。

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第6回カナリヤ映画祭

期 日 : 2018年9月15日(土)・16日(日)
会 場 : サンライズもとみや 福島県本宮市矢来39-1
料 金 : 無料
日 程 :
 9月15日(土) 
  11:00 本宮駅前集合 本宮映画劇場見学
  13:00 第2回GCL 国際ジュニア映画祭in 本宮
  14:10 美術科教育学会リサーチフォーラム
  15:40 「こころの山脈」 上映時間90分 
 9月16(日)
  9:40  開場
  10:25  「人生フルーツ」 2016年作品 伏原任建之監督 上映時間91分
  《昼休憩60分程》
  13:00 「ココロの欠片(カケラ)」 2018年作品 本宮高校製作 上映時間10分
  13:20 「秋祭り 私の視点」 2015年作品 ハンナ・ノイフェルト製作 上映時間20分
  14:05 「ケニアン~あなたでよかった~」 2015年作品 鈴木浩介監督 上映時間34分
  16:30 「しゃぼん玉」 2017年作品 東中児監督 上映時間108分
  18:30 終了

主催 : カナリヤ映画祭実行委員会 NPO法人本宮の映画文化を継承する会

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初日に「こころの山脈」の上映があり、さらにその日は「2018年度 美術科教育学会リサーチフォーラムin 福島」の発表を兼ねているようです。

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ぜひ足をお運び下さい。


【折々のことば・光太郎】

私は概して利口な詩よりも真摯な詩形で深さを持つものを多く選んだやうである。詩の発足はさういふところから為べきだと思つたからである。いかなる場合にも真実を離れて詩は存在しない。幼稚はかまはない。狡知は詩を低くする。

散文「雑誌『新女苑』応募詩選評」より 昭和16年(1940) 光太郎59歳

3年間務めた雑誌『新女苑』の投稿応募詩選者を退任する、その最終回の末尾部分です。

狡知は詩を低くする」――詩に限らず、そうですね。